アピスト画像選手権!
Anのページを飾るみなさまから寄せられたアピスト画像。入荷直後の「秘めた可能性」がみなさまの熱意により「ある種のかたち」にかわりました。
初入荷から久しく、すでに数年の年月が流れ去る。 入荷数が増すとともに個体レベルの低下を招く傾向はやはりこのおさかなをも飲み込むこととなる。年に数度やっては来るが、初入荷当初のあのクオリティーを見せてくれる便など年に何度も来ない現実がある。世間的に少し飽きられたころ、プライスカードも張らずに水草水槽に放り込んでいたおさかなが、とある日にとある方に見初められる・・・。 そうして本日、画像選手権へと「再履修」の果てにその身をさらすことになる。(ご送信主様、すんません・・・) まことに申し訳ないことに、画像選手権としての写真のクオリティーを僭越ながらこちらから要求させていただき、それにしっかりお応えいただきましての登場となりました。 また、お待ちしております。(ニマニマ)
2004年春にブラジルはW.B.SABBYより到着いたしました個体。ジャタプ川はマナウス-サンタレン間のソリモンエス河北岸に注ぐ支流のひとつ。頭部から肩、そしてエラブタから腹部ー尻ビレ-尾ビレと広範囲に暖色系の色彩が広がる。ビタエニではよくありがちな腹ビレの先のオレンジを持つ個体。 アレンケールからマナウスにかけて産するアガシジーの傾向を受け継ぎ、わずかに地域変種としての特徴を持つ。同系統であることは間違いない。その中に何か、個体の持つ何か、それがどこかしらたまらない瞬間であったりする。
2002年11月末入荷のペルー便WILD。4点すべて、同一個体!なにかしらを感じていただけるでしょうか!このおさかな、こんなヤツなのね。パラレル感じるとやっぱり思わないわぁ〜。尾ビレの上下で色が違えば許したげる・・・(謎)。 アルゴドンだと思います!!でも青・強すぎ!!! アルゴドンがかすんでしまいますわぁ〜 ああ・追伸 てんてん消すのぉ、とっても苦労しました。(爆)
2002年11月末入荷のドイツ便。最高峰のボレリー、しっかり大事に育てられてはや2ヶ月あまり、個体がまだまだ若いのがうかがい知れます。とは言え、ブリードも順調とのこと、さらに今後も期待できる個体です。正面フラッシュでメタリックが強調されてるように感じられるのはあえて否定しておきましょう!!それ以上のそもそも持ち合わせた「メタリックの厚み」のようなものがこの便のボレリーには存在する訳なのであります。
この2002年秋入荷のペルー便。決して豊作だったわけではなく、一部のみなさまに熱烈なるご指示を受けましたことは事実です。わたくしといたしましては数ヶ月ぶりにこの個体とご対面したわけですが、当時はまだ幼魚サイズ、今でもヒレの伸びがまだまだのご様子。尾ビレの雰囲気はアルゴドンを感じるのですが、全体的な印象からは「パラレル」的印象のクルズィーであるように思えてしまいました。ごめんなさい。言うなれば「おなかのラインが太い・アルゴドンタイプのパラレル?」と、自分で解説していてよく分からなくなってきた。 というのはご愛敬。つまるところ、リアルパラレルでもないしリアルアルゴドンでもない。どちらかといえばアルゴドンより。つまり、未知の新しいタイプのクルズィーということになります。 当時、交通事故的に2ペア選んでくることができました。同じタイプ、入手の可能性はかなり少ない、と言いきれますので、今後は「似たようなタイプ」の入荷をご期待くださいませ!!
【クルズィー"パパゲイ" WILDトペルー[by 静岡・K]】
2002年10月入荷・ペルー便ワイルド。このとき、ひと便で数タイプのクルズィー系のおさかながまぜこぜでやってきたの。メスをチョイスするのにかなり時間をかけ吟味した記憶があります。入荷が稀で、しかも売ってるメスがあたりかどうか、一般にはアタマの痛いおさかなかも知れません。クルズィーの地域変種の中ではかなりハデな朱色に近い赤をお持ちのこのおさかな、テトラ本では「リオ・ナナイ」で掲載されております。 ところでK氏、さっそく1回目の仔取りに成功!!パチパチパチ!! 気が荒く、ペアリングまでに持ってくることがひとつの壁、さらに上手に子供をとるとなるとさらにまた一苦労。他種にはない、ある種飼育者の方が軟禁状態に・・・。 そうそう、メスの尾ビレもグラデーションが。基本的にコーダル?つまりね、尾ビレの付け根の点が一つか二つかってのも大事だけど、もう一歩進めて、プラスαなしでは容易ではないかもね。でもやっぱり、ファーストインプレッションが一番大事かな。
この2002年11月末入荷のビルヘルムブリード。このとき日本にやってきたのが5ペア、銀松に連れてきたのが4ペア、その中の個体のひとつ。リアルビンケルがこれです。似てるヤツは時々ワイルドでもやってきておりましたが、こいつであることは極まれです。画像では見えにくいのですが、腹部の銀のチップが大きな特徴・名前の由来です。これまたクルズィー系の美魚のひとつ。まだご存じない方は、これを機に要チェック!!
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