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【マナウス近郊(1996.8)


トニナ "ナローリーフ(マナウス産)"。自生地での水中から陸上へと移行中の様子。水辺の植物にとって、身を水中に置くか陸上で過ごすか、水位の上下に適応できることが必須機構であります。
海から陸へと進化した植物の一部が、再度水辺に戻り湿性へと適応する。われわれの接する多くの水草たちがこの形態をとることになる。ある種はより陸上向きで、またある種は水中での活躍が得意である。アクアリウムというガラスで仕切られた特殊空間において、種による展開のわずかな差異が時として「現地」を感じることができる、その種にも母なるふるさと「自生地」が存在している、とそんなことをそっとわれわれに語りかけているのかもしれない。



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