お待たせいたしまして、1月末の「ライトアクアゼミ」実演水槽のその後。解説とともにご紹介いたします。理系的人間につきましては、こうしたレポートなどは得意分野であります。
さっそくどうぞ、ご覧あれ!!
【作製より9日目(2/6閉店後の撮影)】
最前景部分の底床を少し薄目(5cm)にしたせいもあり、茶ゴケ綿状ゴケの発生が先週末から始まりました。このコケは「オトシン」にて十分対応でき、通常2週間目にレギュラー60cmならば「15尾」投入するのがここのところの常套手段でした。予定では2日後にはつるんときれいになるところ、今回は早めにしかも少なめに8尾のみの投入などをいたしました。この画像(昨日)の時点ではまだ流木の先の部位から食べ始め、まだ底床のアクアソイルについたコケは立派に光合成などをいたしております状況で、ご覧の通りの「銀世界」を繰り広げております。
左の有茎などはすでに水面に達し、第一回目のトリミングなどをなさねばならぬ模様です。ちなみにこれは昨日の状況でありますからして今日のところはどんなになっているのか、さっそくトリミングを施しまして、たった一日後ではございますが少しだけ変化がありました。
そして、本日閉店後の画像です。
【作製より10日目(2/7閉店後の撮影)】
本日は、1/2の換水と左部2種の有茎のトリミングをなしました。
・「グリーンロターラ2」を傾斜をつけてバッサリ上部を「カット&植え込み」にて倍量にしております。密度の増強です。初期は植え込みスペースを拡大せずして、カットした領域に差し戻す作業です。その後の展開を予想しながら差し戻す部分を決めるのがポイントですが、これは経験がものを言う領域です。初めてのヒトは、店頭にてお尋ねください。基本的に「無料」です!粋に感じたらなんかしらお買物をしてお帰りください。(笑)
・新着「カンボジアリス」はすでに水面到達にて、1/2カットにて同一スペースに差し戻し。カット部分はそのまま側芽の展開を待ちます。しばらくすると3倍量になり、拡大方向に展開します予定です。初めての水草ですが、今後の経過にて種の特性を把握することがメインです。レイアウトにて使える草か否か、それとも永久のお別れとなるのか・・・。
本日トリミング後、水槽上部よりのカット。
ああ〜悲しいかな、2001年より活躍いたしておりますところの我が愛機「オリンパス E-10」、何度かの滑落事故におきまして、実はレンズがぶっ壊れております。このカットも撮影寸前に、レンズ内のレンズが裏返ってみたりびろびろがピロピロしてみたりと、50回ほど気合いを入れるためにとブッ叩いて辛うじて復活いたしましたところの、瀕死カットであります。だましだまし・励まし励まし、なしておりまして、すでに息絶え絶えであります。(大粒泪)
として、画像が悪いのを言い訳とさせて頂くべく、鮮明じゃなくてゴメン!てことで、ニュアンスのみこうして伝えてみましたところであります・・・。
ちなみに、左舷・有茎2種の展開予定はこんな感じです。想定は2ヶ月後。「ワシ的初めての種」も使用しておりますので、一応は「目標・想定」と、実際は多少異なるかも知れないことはすでに想定内であります。なせるかどうか、これは問題ではなく、「初体験」を積み重ねることにて「厚み」を増すだけであります。経験則の積み重ねが、さまざまな部分で実際のところモノを言います。
本日の最後に、10日目の「グロッソ画像」などをご紹介いたしておきます。