最新情報

An aquarium. 音羽本店
営業時間 16:00 〜 20:00〈平日〉
13:00 〜 18:00〈土 日 祝〉
定休日 火曜・水曜
電話番号 03-6304-1110
メールアドレス info @ an-aquarium.com

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ここは、An aquarium.の情報発信のページです。イベント・その他の活動の様子や新店情報、新入荷のお知らせなどを公開してゆきます。もちろん、これまで通りおさかなはアピストグラマなどのドワーフシクリッドたちと、水草やレイアウト水槽のネタが中心となります。さまざまお楽しみください!
※ 生体のお取り置き期間は「1週間以内」とさせていただいております。
 ご協力のほど、どうぞお願い申しあげます。
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 10/31(月)

史上初じゃないかね、月間パーフェクト更新記録、達成!!(パチパチパチ!!)

支えてくださったみなさま、楽しみにお越しいただきましたみなさま、誠にありがとうございました。


来月も変わらずがんばります。やはり40台の体には少しこたえました。今月はなんともアクアゼミ延べ4日、その準備とフォロー、お出かけ仕入れ行脚、新規ネタの受け入れ&管理、みなさま方へのご対応と販売&発送。これらいっぺんにあまりにも重なりすぎました。正直申しまして、ちょいとさすがにくたびれましたので、来たる11月は無理せずがんばります。(笑)
また別の種類のおもしろネタもさまざま到来するはずです。気を抜かず、出会いは一期一会、どうぞ楽しみにお待ちください!!




さて、本日も他力本願画像からスタート!




先月末から数度の入荷を果たしたディプロタエニア、ご来店組のお客さま、さっそく稚魚たちのご報告。ディプロタエニアは少し特殊、ボーダーを上げないようにとりあえず目指す産卵数&孵化数を「30以上」とお伝えしておりましたところ、今回は40尾以上いそうだよ!、とのうれしいお知らせをいただきました。アクアゼミにもご出席なさっておりまして、絶妙のタイミング。ご自分スタイルに、水槽のコンディションの波を頭に描きながら、今回望んでいらっしゃいます。稚魚の目減りはすべてここにかかると、ゼミ後の第一回目の試練がさっそくやってまいりましたね。この試練を一方で楽しみに変え、ダメならまたチャレンジする、そんな方向を今回ご提示しておりますね。しばし傍観です。いつも通りのブライン量がポイントでしたね。絶妙のタイミングでその時が訪れました。♀のくせにオレンジフェイス、美人のお母さんです。しっかりよい子に育ちますように!!





店頭画像も少しだけ。





【 Ap. cruzi "Pebas"(from Wilhelm)】
ペア ¥12,000-
※ ペバスのくせに少しロングボディーです。色合いは十分に派手。以前のものより背ビレの黄色が広範囲に。






【 Biotoecus opercularis "Santarem" 】
ペア
¥12,000-
※ 少し落ち着いてきた。もうひとがんばりかな。鮮明な黄色の発色が徐々に出てきて、かなりいい感じです。






今日の「おっさん」の顔。



地下鉄の中などで、つり革にぶら下がってるこんな顔した二本足のオッサンを、時折見かけます…。(笑)





さてさて実は今回便のワイルドエリザベタエ、本日初期リリース予定数に到達いたしてしまいました。しとうの眼を信じていただき
An aquarium.をご利用いただきまして誠に誠にありがとうございました。誠に残念ですが、本日にていったん初回のエリザベの特価リリース分を完売とさせていただきます。
さらに悪いお知らせで、明日のブラジル マナウス便も流れてしまいました。よってしばしエリザベの入荷はストップいたします。次回の入荷予定は再び未定ですので、新規導入をご検討いただいているみなさんは、あらためて現地漁師の採集ネタの到来をご期待ください。誠に誠に申し訳ございません。

つきましては10月販売分のフォローをしっかりいたします。
An aquarium.にてお求めいただきましたみなさまのために、同便でのストックをしっかり残してございます。片方のロス、その他、そうした場合はお気軽にご一報ください。こちらも数ある限りぬかりなくスタンバイしておきます。(新規の追加がない限り11月いっぱいのご対応を予定)




 10/30(日)

久々の「
水草ゼミ」、本日無事に終了しました。ご参加のみなさん、誠にありがとうございました。今日も楽しみながらやらせていただきました。これまでになく丁寧にやってみました。
まず今回はとっかかりの「プロローグ」でもありましたので、分散しすぎないようにあえてポイントとテーマを絞ってお話ししてみました。次回以降もこんな雰囲気で・こんな調子でやってみますので、ご参加のみなさんは次回以降もぜひご期待ください。

アピストゼミ」にご参加の方で、今回「水草ゼミ」にもお越しいただいた方、いかがでしたでしょうか。
自分で申しあげるのもなんですが、水草テーマだとストレートでしょ。まっすくだけで三振とってゆく感じですね。今日は148kmぐらいの抑え気味のペースでゆきました。来年のアクアゼミで168kmを2〜3球ほど計測できるよう投じてみますので、これまたどうぞお楽しみに、しっかり受け止めてくださいね!!





「オレンジのおっさん」、久しぶりの到来!!


※ この時代、訳あってこの種の入荷がほとんどなくなりました。
ただいま3尾在庫あり、奇跡的です。ただもう安くない…。


【 淡水ライオンアンコウ "Rio Tocantins" 】
1尾 ¥48,000-
※ 純淡水飼育でいけます。この画像個体で約7.0cm、いちばん大きなサイズ。
他にも5.0と5.5cmサイズもあり。¥39,000-¥42,000-でリリース可!



このたび日本に3尾のみの到来。なんでか全数
An aquarium.におります。これがまた不思議です。(笑)

もう餌付けもすんでいます。小魚も食べますが、エビが大好きです。3尾まとめて特価などは検討させていただきますので、お好きな方はどうぞお見逃しなく!!






さてまずは、他力本願から。(笑)


今月フィーバーしましたワイルドエリザベタエの到来、入荷当初にお持ちいただいたお客さまより、自慢のおさかな画像をいただきました。順調に収容スタートして、すでにだいぶサイズアップしているようで、もうペアを分けてみようかという雰囲気に到達しているようです。



携帯画像でも、しっかり雰囲気が伝わってきますね。ひと月たってまた、たいへんなことになりそうです。毎日少しずつ変化してゆき、水槽を覗くその瞬間が毎日楽しみになりますね。お渡しできて、キレイになっている様子を拝見できると、わたしもとてもうれしく思います。またさらに仕上がってきましたら、ぜひ送信くださいね。



さてさて、数多の
An aquarium.から旅立っていったエリザベ、みなさまの元ではいかがお過ごしでしょうか!!
小さめサイズで気合いを入れすぎて、毎日いつになくブラインを多く投じてはいないでしょうね。でかくなれ!キレイになれ!もっと食えって。お気持ちは分かりますよ。(笑)

ただね、水槽コンディションの崩壊を自らの気合いの入れすぎで導かんようにお気をつけくださいね。つまるところ、収容したその水槽は、きっと一定量のブラインを毎日投じて維持してきたものですね。エリザベを導入したからって、その日からエサの量が激増したら、水槽コンディションの低下を、言い換えて、コンディションの波が下降をたどるのを想像できますでしょ、普段なら。カラムりますよアンモニア出て、pH上昇してますよ気がつかぬうちに!
まだ問題なく推移しているみなさん、このあたりでこの数週間のご自分のエサの量を振り返ってみてくださいね。あいたた…、って方、今からでも遅くはありません。コンディションの波を整えられるよう配慮してあげてくださいね。

みなさんのお気持ちは、よ〜く分かります。そりゃ、待ちに待ったワイルドエリザベを今回買っちまったんだもの。だから、念のためにと差し出がましくものご提案でした・・・。





閉店後の画像です。店頭在庫編。


※ ♀、ここの産地産、女もフルボディーオレンジになりまっせ。この画像個体で3cm弱です。


※ ♂です。ちょうど3cmぐらいかな。育ててゆくのには小さすぎない良いサイズです。


※ この水槽、この♀が中央の流木の下に陣取っています。つわもの♀。


【 Ap. "Rotkeil/Upper Rio Negro" 】
ペア
¥17,800-
※ 少し大きめの個体は、めざとくエリザベ入荷の陰で売れていってしまいました。さすが…。(笑)
今お出しできるのはこの画像の雰囲気の個体たちです。変貌します、やばいぐらいにものすごく。





【 Ap. paucisquamis "Barcelos" 】
ペア
¥9,800-
※ 今便パウキ、ボディーの黄色が広範囲に入っています。ここから深みのあるくらいオレンジ色に展開してゆきます。




※ ディプロタエニアもだいぶ減りましたが、まだまだ大丈夫です。チビサイズでまだこんなのがいます。


【 Ap. diplotaenia "Barcelos" 】
ペア
¥19,000-
※ 減ったといっても、まだ30尾は在庫ありです。どうぞどうぞご安心あれ!!来たらまた仕入れておきます。
ただそろそろやばいかな、待ってますけど…。お店のストック水槽での、大量群泳を目指しています。(笑)
♀の単品リリースも、まだ継続してサービス中です。
1尾¥8,000-。ケンカを緩和したい方はぜひどうぞ。




あっっ、この10月があと一日でやっと終わってくれる・・・。




 10/29(土)

今日は、今週頭に日本到着の「WB.SABBY便」、京都の輸入業者の元で状態が落ち着いた新ネタの補充をいたしております。久々にサンタレン産のグリーンドワーフや、先日紹介いたしました新着ペンシルです。

・グリーンドワーフシクリッド "Santarem"【Brazil WB.SABBY便/WILD】
・ナノストムス sp. "Salvador Arenbepe"
【Brazil WB.SABBY便/WILD】



まずは本日朝の速報です!




アクアゼミ アピスト2011年総集編」無事終了いたしました!!

ご参加いただきましたみなさん、誠に誠にありがとうございました。わたくし自身も楽しみながら、そして苦悶しながら、素のままで新たなQ&Aにお答えさせていただきました。実に盛り込みたい内容が満載だったのですが、進行上もう少し丁寧に行いたかった部分もございました。来年の企画開催時の反省点として残しておきたいと思います。また、次年の開催に際し内容や形式について、ご希望がございましたらお寄せください。良い形でみなさんのお声を反映させてみたいと思います。


はい、明日は「水草ゼミ」連チャンでの開催です。朝の9時より、ご参加予定の方は早起きしてお越しください。明日はしとうお得意の「水草」です。(笑)
アピスト以上に得意分野です。(ニマニマ笑)

あんだけアピストゼミやっておきながら、「なんじゃ水草の方が得意って!」「現状のお店の水草水槽、なっとらんじゃないか!」とお思いの方、明日にしっかりいい訳と講釈をたれますので、ぜひお楽しみに!!


そっとわたしもそっと楽しみにしています。今年初の水草ゼミ開催、そして今年最後の水草ゼミ。来年につなげる布石となります。さあ、みなさんもぜひ『両刀遣い!』を目指してみましょう!!





本日到着の2種、画像にてさっそくご紹介。


※ グリーンドワーフ、今年も夏からやって来ているが、これまですべてネグロ産でした。今回はサンタレン産がようやく到来!


※ ここの産地産の特徴として、ご覧のように『鮮明な黄色』の発色が最大なる特徴のひとつ。背ビレのラインの入り方も異なる。


※ この個体とひとつ上の個体が♀。背ビレのホワイトラインが太い。今回はサビー便にて、総じて少し小さめサイズ。


【 Biotoecus opercularis "Santarem" 】
ペア
¥12,000-
※ 10ペア弱、ほぼ全数良いところが到着。今便はこれにて終了となります。次回以降の入荷は新たな採集のあと。












【 Nannostomus sp. "Salvador Arenbepe" 】
1尾
¥900-
5尾
¥4,000-
※ 水槽に放して間もなくの画像。口先がつんと上を向いている感じです。
体型は細身で張りがある感じ。これからどこまで赤くなるのでしょうか。





 10/28(金)

本日少しおさかなを追加しております。

・Ap. ビタエニアータ "Shishita"【Peru便/WILD】
・Ap. レスティクローサ "Borba"
【Brazil Aqua Fauna便/WILD】
・Ap. パウキスクアミス "Barcelos"
【Brazil Manus便/WILD】
・クレニキクラ レガニ "Manicore/Madeira-System"
【Brazil Aqua Fauna便/WILD】
・レッドデビル テトラ "Rio Tapajos"
【Brazil Aqua Fauna便/WILD】
・コリドラス ハブロスス
【Colombia便/WILD】
・ボララス ブリギッタエ WILD
・プチ ブラックバルーンモーリー




明日の「
10/29(土)」は、まことに勝手ながら「アクアゼミ アピスト総集編」の開催にともないまして、5時閉店とさせていただきます。どうぞご了承くださいませ。

まだ若干の空きがございますので、ご参加ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。お席が埋まり次第、受付を中止させていただくこととなりますが、36名いっぱいまでご参加希望者を集います。当日のご参加も歓迎いたしますので、お気軽にどうぞ!!



 10/27(木)

Santarem Jua」の場所、京都青山氏経由でWB.SABBYからさっそくうかがっております。ん〜仕事が早い!!

やはり "新産地" でありました。同じ地域でも岸辺にへばりついて生活しているアピストは、場所が異なり雰囲気が異なる、そんな事実を今回の実物の新たなアガシジーの到来によっても垣間見ることができます。視野を広げると、同じアピストを見る視点も異なります。そう、アクアゼミの前後でもかなり変わっているはずです。もう少しアピストが身近に感じられるようになるんですね。
まだ少し空きがありますので、直前にご予定が空いた方はぜひどうぞ!!(10/29 夕方6時から)





画像です。現在の在庫から…。



※ 良い個体は「技無し」でも、入手後以降順調な仕上がりを見せます。

【 Ap. agassizii "Tefe/Blue"(A-Class)】
ペア
¥12,000-
※ 9月の入荷個体です。準Sクラスとして、チビ個体を仕上げかけておりました。
とは言え、なんもしていません。普通にブライン与えて、店頭スポンジ水槽にて。
さぼってプライスカードを貼っていませんでしたので、前回ネタでもまだいますよ。




【 Ap. erythrura "Red"(Wilhelm)】
ペア
¥12,000-
※ 尾ビレ赤、頬赤無し。サービス特価です。でも今便の入荷中第二位の個体です。




【 Ap. erythrura "Red&Red-Point"(Wilhelm)】
SOLD OUT!!
※ 尾ビレ鮮明な赤・頬に赤点。入荷中のトップ個体。いずれも♀サイズもいけてます。




※ ほい!!

※ よっと。比較的小さめ個体ですが、いっちょ前です。

【 Ap. trifasciata "Pantanal"(A-Class)】
ペア
¥7,800-
※ 黄色かった背ビレも、ひと月ストックしていただけで順調に赤くなっています。ブルーボディー&レッドフィン!






【 Ap. Pertensis "Rio Aiwana" 】
ペア
¥12,000-
※ 先日入荷の昨シーズンネタです。今年は来るかどうか見えませんので、今のうちにどうぞ!





土曜日開催の「アピストゼミ」、そしてこちらは今年初・10/30朝から開催の「水草ゼミ」、ただいまご参加希望者募集中です。「水草ゼミ」お席はまだまだ余裕で空いています。

アクアリウムゼミナール 水草編
〜プロローグ〜
開催日時 10月30日() 9:00〜11:30
場所 文京区 アカデミー音羽 (3F 学習室A)
テーマ 水草 と 水草水槽
講師 志藤 範行
ご参加費 ¥1,000-
定員 約30名さま



直前になって、日曜朝のご予定が空いている方、ぜひどうぞ。
水草水槽は、どういう「視点」で維持管理してゆくのか、サカナ水槽との違いを明確にしてお話しします。水草は簡単です。といっても、どう簡単なんでしょうか。溶けるし・枯れるし・コケるし・・・、水槽内の出来事や仕組みを知ることで見通しがとても明るくなります。ダメになる原因を知ることで、管理の方向性が明確になります。

直前のお申し込みも歓迎いたします。

では当日を、どうぞお楽しみに!!




 10/26(水)

WB.SABBY便、本日さっそくの到着です!!

とても久しぶりに「サンタレン産」のアピストが、2種ほどやって来てくれました。
いつ以来でしょうか、忘れました。(笑)

・Ap. アガシジー "Santarem Jua/Blue"【Brazil WB.SABBY便/WILD】
・Ap. アガシジー "Santarem Jua/Orange"
【Brazil WB.SABBY便/WILD】
・Ap. アガシジー "Tefe/Blue"
【Brazil WB.SABBY便/WILD】
・Ap. アガシジー "Tefe/Orange"
【Brazil WB.SABBY便/WILD】
・Ap. ペルテンシス "Santarem Jua"
【Brazil WB.SABBY便/WILD】
・レッドクリスタルテトラ "Rio Cristalino"
【Brazil WB.SABBY便/WILD】
・シザーステールカラシン "Rio Araguaia"
【Brazil WB.SABBY便/WILD】
・オトシンクルス ハセマニー "Rio Critalino"
【Brazil WB.SABBY便/WILD】


現地ブラジルでは、近年のさまざまな「規制」により、現地漁師の数がかなり減っている現状があります。以前は有名産地産で毎年にぎわしていた今回の「サンタレン」なども、
D. マクラータスや時折グリーンドワーフが来るだけで、アピストの入荷がほとんどなくなってしまいました。今回のネタは、京都の青山氏経由で、WB.SABBY鴨志田氏へと、こちら側の意向(アレンケールにいるんだからディスカスのみならず、近所でアピストも採ってきてぇ〜ってこと)を伝え、実現したネタなんですね。全部知り合いが絡んでいるおさかななので、それぞれのプロが魂込めてやってる仕事なんで、わたしもうれし楽しく本日のおさかなを受け入れてみたんですね。

「サンタレン ジュア」って、ワシは知らん。どこだろう・・・。ただいまWB.SABBYに聞いてもらってます。あたくしも直にサビーにメール送りゃいいんですが、いいんです、その辺はすべてプロに任せます。(笑)
そのうち分かりますから、しばしのお待ちを。




まずは今回ネタのカラシン2種から。









【 Hyphessobrycon sp. "Rio Cristalino/Red-Cristal" 】
1尾
¥680-
10尾
¥4,800-
※ レッドクリスタルテトラ、アラグアイア支流のクリスタリーノ川産。あんまし来ない。
でも今回大特価サービスです。10尾特価はうんとがんばりました!!つうか赤字じゃん!
あんましでっかくならないのでご安心あれ。ケンカは数を入れて緩和。だから10尾特価!





※ 今年は幸運なことに2回目の入荷。今回はたった10尾、なんとこれにて終了です…。


※ アラグアイア本流での採集が禁止になっています。これはどこかの支流産。やっとこの入荷です。


【 Hyphessobrycon intermedia "Rio Araguaia" 】
1尾
¥2,800-
※ ちなみにこれはでっかくならない方の種類です。今後の入荷も微妙…。お好きな方はおはやめにどうぞ!!





では、今回のアピストでゆきましょうか!!



※ サビーからテッフェ到来。なんだかこの入荷形態と紹介の仕方は一昔前の雰囲気。なつかしいよ。(笑)


【 Ap. agassizii "Tefe/Orange"(WB.SABBY)】
ペア
¥9,000-
※ 上下の画像は同じ個体です。チビサイズではっきり色が出ています。もちろん今後もじっくり楽しめますね。
「オレンジ」といってもまだ黄色です。これから色が上がってきます。黄色のままでもキレイなんですけどね。
他にも2ペアほどワンサイズ大きめ良い感じがいます。選べますので、おはやめにお越しください。
発送の方はわたくしがいつも通りあなたの代わりに眼になります。お気軽にお声がけください。お待ちしております。





【 Ap. agassizii "Tefe/Orange"(WB.SABBY)】
ペア
¥8,000-
※ もちろん、オレンジ同様にサービス特価です。良い「青」タップリ来ました、よりどりですよ。
サイズは4cm程度ででかすぎず小さすぎず、これもスタートするのに良い感じです。♀も良いよ!




【 Ap. agassizii "Santarem Jua/Blue"(WB.SABBY)】
ペア
¥16,000-
※ まずは「サンタレン ジュア産」の青から。通常青ははじめはこんな程度です。良いんですってこれで。(笑)


※ 顔がマルイの気がつきました!? それと以前来ていた「サンタレン産アガシジー」と雰囲気が違うの分かりますか!?
ん〜、尾ビレの柄は「アレンケール産」に似ていますね。でも上の画像の青はてんでそんな雰囲気ないし・・・。



※ なんだか少し変わっていますよ。楽しみですね、どんな風貌に変化してゆくのでしょう。
わたしもまだ知らないアガシジーなのかもしれません。今のところは経過待ち、楽しみです!



【 Ap. agassizii "Santarem Jua/Orange"(WB.SABBY)】
ペア
¥18,000-
※ アガシジーにしては少し高めですね。あまりに久しぶりなのでいたしかたなしってことで、スマンです。
その代わりといってはなんですが、今回同便でのペア取りは「限定20ペアのみ」と、非常に貴重ですよ!!





※ 少し大きめ、これが♀だと良いな。尾ビレ丸くて小さいし、尻ビレも良い雰囲気。少し期待!


※ これは少しチビめ。尾ビレの柄がはっきりしているので、♂だといいなぁ〜。ん!? 頬赤か?


※ コヤツはチビめで♀であることを、精一杯願おう!!!!!


【 Ap. cf. pertensis "Santarem Jua"(WB.SABBY)】
ペア
¥28,000-
※ あれれ、、、昔のと違うし…。腹部に日本の破状ライン入り、って、ネグロのスペードペルテンみたい!?
2ペア取れるかどうかです。初入荷なのかもしんないです。でもちょっと、エリザベより高いじゃんか(泪)






アクアゼミ・アピスト総集編 Q&A大会」ご出席予定のみなさん、いかがお過ごしでしょうか。

事前にお寄せいただくようにお願いしておきました「3つのQ&A」、まだ送信いただいていない方は、しっかりこのわたしからの「宿題」を終わらせておいてくださいね。つまりは「3つのQ&A」のメール提出の締め切りは水曜日までってことでしたので、とりあえずは明日の朝10時までと、少しゆるくしておきます。
メールでの送信がまだの方、まったく強制ではありませんが、よろしければぜひお寄せください。内容は以前の内容にダブらないようにいただければ、アピストがテーマであればなんでもかまいません。「答え合わせ」は今週の土曜日・6時から、しっかり全部お答えいたします!!

それではわたくしも、楽しみにお待ちしております。




 10/25(火)

衝撃の個体を入手してございます。







【 ゴールデン メガクラウンゼブラ(from Wilhelm)】
SOLD OUT!!
※ 実はなんと10/12のドイツ・ビルヘルム便でこっそり入手しております。もちろん入荷はこの個体のみです。
アピストペルビカとともに連れて帰ってきています。こっそり店頭で飼っていました、誰にも気がつかれずに。



みなさ〜ん、アピストじゃなくって、ここは逆に良かったねぇー。(ニマニマ笑)





本日の給餌後に少し撮影してみております。ご参考までに。




【 Nematobrycon sp. "Rio Tapajos/Red Devil" 】
1尾
¥2,500-
5尾
¥9,800-
※ とりあえず順調にご覧の色、これからまだまだ行きます。♂のみ残7尾ですので、おはやめに!!




※ 頬赤&青い!。ただこの個体2.5cmちょいです。このサイズでなんとペア取りも可能です。

※ ちょこし胸ビレの後ろにオレンジの色素があれば十分です。

※ 似ていますが上記とは別個体、これも♂なんですね。ちなみにエリザベの雌雄判別はかなり難しい方ですよ。

【 Ap. elizabethae "Upper Rio Negro" 】
SOLD OUT!!
※ すでにご予約の個体も少し混じっていますが、これは店頭在庫からの撮影です。少し落ち着くと、しっかり出てきます。
逆に腹白でも徐々にオレンジが出てくることが多い印象です。すでに相当数出て行きました。ただ相当数仕入れました。(笑)
まだまだいけます。オレンジ腹のリリースは徐々にサイズダウンしていますが、まだなんとかなりますのでご安心ください!!






新規立ち上げ「APAP3段」、1週間たちました。今日の
時点での状況報告です。



おさかなちゃん、どの水槽にもしっかり入っています。不思議と死なない・調子も悪くない。フロッグピットも投入しました。今回はメタハラ育生の葉っぱの分厚い株を元種用に使用しています。ガラス面にうっすら緑のコケも生え始め、これはここのところの残業時間が長すぎたせいで、1週間目にしてすでに生じています。サカナにとってはマイナスではないので、なんら気にしていないところです。コケが悪いだなんて、、、それって、誰にとって悪いんでしょうか。飼育者にとって?おさかなにとって?、第三者にとって?、一般常識は、どの立ち位置での一般常識なのか、そんな「視点」を変えてみると新たな発見があります。がんじがらめの飼育法から、少し離脱してみることをオススメします。そしてその判断は「どこの視点」なのかどうかをもう一度考えます。自分視点なのか・それともおさかな視点なのか、自己満足なのか・おさかなが満足しているのか、そんなことをアタマの中でもう一度丁寧になぞってみます。




底床を敷きました。今回は「サンディーゴールド」です。もう少ししたら「ソイル」をわずかにまく予定です。アピストは習性として「ハミハミペッペ」しますので、ここも配慮します。これは自生地での様子からヒントをもらいました。落ち葉の上にうっすら降り積もる粘土質、まるでそれはホコリが降り積もったような光景です。我々の想像ほどクリアーで美しい光景ではありません。同時に考えること、これは水槽内での飼育であること。単に自生地を輪切りにして、水槽内に持ち込むことがベストではないと。悠久の大自然のアピストの棲息するその環境と、人為でなした水槽内で演じることができる環境との差異を、ここで強烈に意識します。フィルターで維持できるのか、自らの管理で維持できるのかってことを。可能なことを選択して試みるよう心がけてみます。





上段のロートカイルの様子、テストとして今回は1尾ずつ収容しています。pHチェックはカラムナリスになるかどうかで見ています。まだ生じていませんので、今日も安心して各水槽にわずかのブラインを投入しました。
底床でpHが上昇するのであれば、明日か明後日に状況が変わるはずです。今回のケースで考えられることは2つ、底床のせいか・ブラインのせい。前者は素材がもたらした結果であり、後者はバクテリアの働きがまだ不十分であることを示します。設置して日が浅いので、後者の原因は最も疑ってかかります。こうして予測を立てながら、日々の観察をします。変化があったらまたその原因を考え、対処できるものは対処し、先の方針を検討します。水槽の立ち上げは、先回りして予測する、そして観察して対処する、こうした連続で行ってゆきます。難しいですね、困難がともないますね、知識と経験がないときびしいですね。だから立ち上げすぐにサカナを収容することは無謀とも言えるんですね。
「どのくらいで立ち上がりサカナを入れられますか?」
なんとお答えしたら良いんでしょう。こうしてみてくると、実は簡単に答えにくいんです。でも不安な方は何かしらの答えが欲しいんですね。「1ヶ月半は必要かもしれません」、「でもわたしはすぐにサカナを入れちゃいますけど」、「2〜3週でだいじょうぶなときもありますが、よく観察しておかなければなりません」、、、。
こうお答えする前に、いつもみなさん方へはこちらから「あさっての質問」をして、違う角度から経験度を聞き出しています。手の内を明かしますと、こうして店頭接客させていただいています。そして、その方にとってのベストと思われる方向をご提示しています。もちろんわたくし側から、ひとによりアドバイスのアプローチは異なります。それは十人十色だからなんです。




ドワーフアマゾンフロッグピット。
これは
An aquarium.での定番浮き草です。自然の環境から、水槽内での維持管理へと変換する上で、浮き草は「引き算ファクター」として優位に活躍します。水草水槽視点での発想と、ビオトープで感じた環境を考慮すると、ひとつの答えとして「浮き草の活用」にたどり着きました。わたくし的にはこれははるか昔、97年頃のお話しです。ADAのビオトープはそのあとの出回った商品でしたので、その時銀座の屋上でもビオトープを扱い、そしてよく観察していました。水槽内へのヒントを、ここでもたくさんもらいました。ただやはり、そのまま水槽内へと持ち込むことは困難がともないまして、水槽内でのその考え方の利用に際しては、いくつもの「関数変換」を行いました。弱めの照明が推奨されていたアピスト水槽、それをあえて強めの照明にすること。とは言っても、水草水槽ほどの強光ではなく、魚用水槽での通常量よりは多めの方がよい。これは例の「引き算ファクター」である浮き草の育生に有効に機能するんです。
水槽内の出来事に「自然を持ち込むこと」って、こうして少しずつ行います!というよりはむしろ、一歩引いて、自然の中にはあまりの多くのヒントが見え隠れしているんですね。「自然から学ぶ・自生地から学べること」、しとうの発想はいつもここをベースにしています。

さてさて、このアマゾンドワーフフロッグピットは常時
Anの店頭にて販売中です。
10株¥200-/30株¥400-です。いつでもお気軽にご用命ください。



こんなえらそうなことを言っておきながら何ではありますが、実は毎日慎重におどおどしながらこれらの水槽群の経緯を見ているんですよ。いつ何時どうなってしまうのか、それはそれはわたしもそれなりに不安なんですね。それに対応するべく心の準備と、悪い方向でのシミュレーションも、実はこっそり胸の内で準備して望んでいます。そう、その点ではみなさんと何も変わることはないんです。(泪)

がんばります!




久々に、36トニナ水槽。ご存じの通り、アピストを飼育するために水草水槽の環境を準備した、そんな水槽でしたね。あれからも、換水はさぼりまくっていて、通算10回をまだ超えません。一度差し戻しの植え替えをしてあります。これは4週ぐらい前に行いました。


ここではゆうに20尾弱のアピストが収容されております。エサはブラインを1日1回。初期にtetraのpH/KHマイナスで数回の換水のあと、のんびりひと月半に一度ぐらいの換水ペースです。おさかなが元気で順調なので、良しとしています。土壌バクテリアが安定して沸いてくれていれば、環境としての安定度はこのトニナ水槽だと抜群の効果を発揮いたします。だから「水草水槽でアピストを飼う」って、オススメなんですよ。水草がお得意でスポンジフィルターでの管理がちょいと苦手だと感じている方、こっちの方がずいぶんと楽ちんですよ。
ただいまこちらには、複数のビエジタくんとチビチビエリザベ1ペアが収容されております。遠目での全体撮影ですので、ガラス面のコケは分かりませんね。気が向いたときにADAのプロレイザーミニでサラサラガラス面のコケ落とししてます。削ったあとはどうしているかって!?、もちろんそのまま放置ですわ。(笑)




フィルターはこれですよ。これで必要十分です。水草水槽の環境がすべてです。目詰まって、今では水がチョロチョロとしか出ていません。「そんなんでだいじょうぶなの??」、それはこの実物の水槽をご覧いただければ分かります。立派なフィルターや余剰ろ過のマイナスの方が問題であると、そのうちそれが世間での新たな常識になりますよ。ここは十数年前から小声で主張していますので、まだ一般化していませんね。過去の原稿で何度か触れています。アクアゼミでもお披露目してきています。でもまだしばらく浸透しないでしょう。それはなんとなく感じられてます。常識の中の非常識を、こんなところからも意識せざるを得ません…。
機会があれば、この辺のあたりのお話しをまた。間近では、今週土曜夕方6時開催予定の「
アクアゼミ・アピスト総集編 Q&A大会」にて、少しお話ししましょうか。まだ空きがありますので、ついでにご参加希望者の募集をしておきます。ぜひともふるってご参加ください。交通費をはるかに超える内容での講義をお約束いたします。(笑)



先週気がつきました、今月は毎日更新していることを。

もう少し続けてみます。すでに月末間近ですしね。




 10/24(月)

ブラジルはゴイアス・WB.SABBY温室より、新着魚の画像到着。現地最新情報です!!



【 Nannostomus sp. "Salvador Arenbepe"(New!!)】


実はこれ、すごいんですよ。

なぜならそれは、現地サビー温室で、しかもアクリルケースでの撮影だからなんです。つまるところ、さんざん色が飛んでいるはずなのに、こんだけ
赤いってこと。さっそくこのおさかなが、間もなく初上陸!!
次はこの新着ペンシルが、
An aquarium.の店頭を少しにぎわします。

初登場!!サルバドール アレンベッピ産」、どうぞお楽しみに!!


(まだ手元に実物がございませんので、価格等は到着後にこちらで告知します。しばしお待ちください!!)




見ちゃいけないって、あれほど言っているのに…。

最近では、「あこぎな熱帯魚屋の店主」とか、「鬼っ!」とか、「ひとでなしぃー!」とか、なんでなの、そう呼ばれるようになりました。これってあたくし、みなさんにほめられてるんでしょうか!?(笑)


























間もなく産みますよ。




 10/23(日)

うれしいことがあったよ!

今年に入りまして
An aquarium.オリジナル商品としてご提供させていただきました「APAP水槽台」が、とあるお方のブログでご紹介されておりました。こちらからご依頼したわけでもなかったのですが、なおさら普段からご来店にてお越しのお客さまだったので、そんな話題もさせていただくことなく、突然だったのでビックリしながら字面を追ってゆきましたところ、だいぶ持ち上げていただいておりました。


お客さま宅
のAPAP水槽
※ クリックするとブログに飛びます。このページ「NEWS7月号(7/23更新分)」にて過去にご紹介。


正直申しまして、なんだかこの方の「お気持ち」に触れることができた気がして、やって来て良かったなと素直にうれしく思いました。お店をやっている側だと、常々ご紹介アイテムも「単なる商品」でしか過ぎず、販売させていただきながらも歯がゆい思いを同時にかかえているのは、ほんのり事実なんです。

店頭ではそんな具体的なお話しをさせていただいた記憶はなかったのですが、今日はそんなうれしさいっぱいおさえきれずに、ご本人さまに承諾のないまま、そっと勝手にご紹介させていただき、こっそりリンクまで張ってしまいました。
(ゴメンして!)
さらに追い打ち。リンクに飛んだら、どうかポッチリして差し上げてください。みなさんの力で「アピストブログのランキング」ダントツNo.1に押し上げておいてやってくださいな!!
(逃げろ)



あらためまして、「APAP水槽台」使用感抜群です。

ご紹介の通りノウハウぎっちり詰め込まれております。

そう、さりげなく…。


だからオススメなんです!!(極小文字・笑)




今日は「"ロートカイル/バルセロス産"」でゆきます。


【 Ap. "Rotkeil/Barcelos" 】
※ 画像は約5cmのサンプル個体。成長するとこの雰囲気に、そんな小さめ個体でのリリースです!


大きめのペアはすでに♀がいないので、販売終了となりました。ご参考までに店頭にいくつかこの大きめサイズの♂が残っておりますので、これを見ながら、小さめペアがどんな風に変わってゆくのか参考にすることができます。
ヒレを広げてとなりの水槽の個体にアピールしている画像がこれです。↓↓↓


【 Ap. "Rotkeil/Barcelos" 】
※ ここの産地産、もっともっと背ビレがハイフィンになるんです。実はネグロ最下流域に棲息するロートカイルなんです。



そして、今いる店頭販売個体たちは下の画像の雰囲気です。在庫の中から比較的大きめを被写体にしました。
実はすでにAPAP3段新規の水槽に…。


※ バルセロス産、ペアでのリリースは3〜4cmで、これからの良い感じ個体です。もっと小さなサイズでのペア取りも可!


※ 必ず毎回入荷が止まるおさかなですので、小さめサイズでの数の確保をいたしております。

※ ネグロ河では「バルセロス」って比較的良く聞きますが、ロートカイルは実はここからあまり来ないんですね。

【 Ap. "Rotkeil/Barcelos" 】
ペア
¥14,800-
2ペアで
¥24,800-
※ 今回はある意味チャンスなんです。チビチビ個体、しっかり育ってきており、今なら良個体でのリリースが可能です。
こっそり2ペア特価も開始いたしました。お店にバックストック水槽があると、非常に供給がスムーズにいけますね。
すでにAnでお求めの方も、さらに1ペア追加なさる場合は「特価リリース」を検討いたします。ご安心ください。




ワイルドエリザベの陰に隠れて、見逃されがちになってしまう傾向。ただ
An aquarium.店頭では、みなさんそこのところを良くご理解いただいていらっしゃる。ポツリポツリとお声がかかるんです。水槽さえ空いていれば、ぜひこの種もお迎えください。
まず傾向として、エリザベ騒動が落ち着くと必ずお声がかかります種なんです。長年やってますのでね、こうしたことは毎回必ず生じます。そして、在庫がなくなった頃にお問い合わせが多数寄せられ、『買っとけば良かった…。』こんなことは毎年繰り広げられる店頭でのごく普通の光景なんですね。
だから今のうちにちょっこしくすぐっておきました。(笑)

他の産地産より変わっていますし、何より特価リリースですし。(うしし)






ほのぼの音羽の日常がようやく到来しました。

今日は営業しながらも、疲れの見えるお店のお片付けを開始いたしました。(笑)

ようやくそんな感じで、元通りのお店に戻してゆきます。てのは、近所のお客さまに「売ってますか?」と聞かれてしまいました。そうです、しっかり「お店」にしておきたいと思います。




新規設置の「三段APAP水槽台」、すでにすべての水槽にはおさかなが収容されております。低pH好みのロートカイルも下段に上段にと収容してみております。
どうやってロートカイルに水質を準備したのか??このあたりがみなさんの最大なる疑問かと推測します。いつも聞かれるプロ側のいやらしい返答、『いや、なんもしてませんよ!』と、普段ならこう来るんですね。

はい、いつも通りR/Oの水100%でスタート。そして「絞り汁」入れて、でも今回は5倍量。ん〜と、それから念のため翌日に放り込んでみました。実にこんな感じです。もちろん少し不安がちに、収容してますよ。
そう、しとうのアタマの中が気になりますね。少し解説すると、音羽でのR/Oの生産水はだいたいpH5.4〜5.7ぐらいなので、基本的にこの水でロートカイルのカラムナリスの心配がないと。そしてもちろん初期は不安定なので、翌日にpHが上昇しているとなんですから、アタマの中で少し心配します。(笑)
ここでおさかなを収容して、入れてすぐの反応をまずチェック。『意外とこれいけるなぁ〜!』率直な感想のあと、数時間後にも一応チェック、なんだとなりのおさかなに威嚇してるぞと。ここで一安心。翌日もチェック、何ら変わらない。こうしてとりあえずおさかなの様子から水槽コンディションなども見てゆきます。ここでは一切pH測定などしていません。あくまでサカナを見ていて、しばらくこうして続けますが、調子を崩したらここではじめてチェックしてみます。アタマの中の水槽コンディションの波を想定しながら、「点」での水質チェック、同時にそのあとのサカナの様子をしばし時系列で観察、そう「線」で結ぶんです。こうやって立ち上げてゆくんですね。
エサの量も気にしますよ。徐々に増やす。これがポイント。得意の「インビジブル」な生き物、徐々にバクテリアがスポンジに定着する頃合いを見計らいます。常に疑ってかかります。まだまだだな、って・・・。

アタマの中での作業が多い、これはいたしかたなし。本気で20年も続けてしまうと、そうなります。(笑)
なんでかって言うと、それだけ相当な数の失敗があるからなんですね。なんでも同じですよ、やっぱり。



8月に新規設置の通常スタイルの「APAP水槽台」は、実験的にゆっくり立ち上げました。つまりはこちら側視点での「立ち上がるまで待とう!」とした面持ちでスタートしました。今度の「三段APAP水槽台」では、「とっとと立ち上げよう!」を目的としております。各水槽には「絞り汁」5倍量を投入。生きた「絞り汁」は翌日には水槽が透明になってしまうんですね。気持ちおさえ気味にサカナ入れて、そしてさらにブライン少なめ投入して今日まで来ています。といってもまだ4日目です。でもなんてことはなく、本日まで順調。やはり気を抜かないで続けてゆきますよ、エサの量とサカナと水槽のコンディション、日々注視してゆきます。




お気に入り、ライトはエリーライトプラチナ90。少し青白いのでもう少し黄色い方がよいかな、率直な感想です。明るさは十分です。39w細い蛍光官が2本。みなさん、まだLED買っちゃダメよ。3年後にはもっと良い製品が出ていますし、何より今買った商品は3年たった時点では昔の商品に成り下がります。3年前に発売された蛍光灯はいまだ現役で市販されています。今でも普通に使えるんですね。特に水草にとっては「明るいのがいちばん」、これは次号のアクアライフで後ろのモノクロページで紹介される予定です。つい先日に三宅氏の取材を受けました。水草にとってのライトの歴史風のお話しが登場しますよ。発売になったらチェックしておいてくださいね。
おっとと脱線、アピストにも浮き草を使う方がいらっしゃいますね。それを育てるためには弱いライトでは育生効果は弱いんですね。浮き草が水面を覆う、それを定期的に捨てる。これはアクアゼミでのアピスト飼育の上で重要な「引き算ファクター」でしたね。アピストは暗い照明が向くって、それはひと昔前のお話しです。時代は進み工夫も施される。水槽のコンディションを整えるのには「足し算と引き算」、これをしっかり認識します。エサが足し算、それをどうやって引き算するのかよく考えます。換水しないスタイルの場合は、しっかり考慮します。アピストは換水を控えた方がよい、だから換水しません。まずは良し。でも水が日々濃くなってゆくじゃありませんか。そこで引き算すりゃいいんです。でもどうやって!?。昔のマニアはここで考えました、自力で・・・。

時代が変わりました。ひとつの方法としては浮き草を水面で育成し増やす。増えてく浮き草は、大気中のCO2を取り入れ、水槽の中の物質を栄養とし増殖してゆきます。それを定期的に捨ててゆく行為、これで一応は「引き算」できるでしょ!!
他にも方法があります。ご自分なりに工夫して「引き算」の手法を編み出してみてください。
「点」での水質などの把握、そして「線」として水槽コンディションを見つめ考えてゆく。「点」を「線」でつなぐことができます。「視点」を変えること、たったそれだけで、水槽の中での出来事がすごい広がりを見せます。

インビジブル、これが少しずつ少し見えてくるとさらに楽しいですよ!!

「まぶたの裏」、水槽コンディションを見るところ。そっと眼をつぶると、ステキな夢も展開してゆくはずです。ブラジルのアピストが潜む水辺…。水槽の向こう側に、まだその光景を垣間見ることができます。

これまた楽しくてたまらないですわ!!





この土曜(10/29)夕方6時開催の「
アピストゼミ・総集編 Q&A大会」、ただいま残りのお席は残13席です。今年のアクアゼミへのご参加者は無料でのご参加招待、まだ空きがあります。お席を確保しておきますので、事前にお申し込みください。

そして「
水草ゼミ」、こちらは翌日の日曜日(10/30)開催です。こちらはまだまだ余裕で空いています。興味のある方はぜひご参加ください。最新ネタでやわらか解説いたします。

楽しいですよ、そしてさらに楽しくなりますよ!!

みなさまのご参加をお待ちしております。当日会場でお会いしましょう!!




 10/22(土)

本日は幸い、実に「雨」に助けられました。発送業務の山場が昨日と本日、今日は雨のおかげでご来店のお客さまの足が少し遠のきまして、朝っぱらから行いました発送用のおさかなピックアップ梱包がほぼすべて完了。(うれし泪)
おひとつおひとついずれの発泡箱も、時間をかけて(時間がかかってしまうほど)、いつも通りがんばってチョイスさせていただきました。明日の日曜日到着予定のみなさま、どうぞ楽しみにお待ちください!!

当方視点で恐縮ですが、発送の山場をようやく乗り越えました。明日よりようやく通常モードでの営業スタイルになる予定です。しばらくの間、ご来店のみなさま方にもたいへんなご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。この場をかりてお詫び申しあげます。

よって、普段通りレイアウト指南や新規水槽設置のご相談など、お気軽にお声がけください。




さてさて、そこでさっそく待望のしとうの「水草ゼミ」、第一回目を来週の日曜日に企画してございます。

告知が遅れて申し訳ございませんが、開催日は「
10/30」の日曜日です。すぐの開催です。今回は朝の9時スタートですのでどうぞお気をつけください。


アクアリウムゼミナール 水草編
〜プロローグ〜
開催日時 ・10月30日() 9:00〜11:30
場所 文京区 アカデミー音羽 (3F 学習室A)
テーマ 水草 と 水草水槽
講師 志藤 範行
ご参加費 ¥1,000-
定員 約30名さま



まずは今回をとっかかりとして、今後は水草視点の「
水草水槽の手法」をじっくりお話ししてみたいと思います。レイアウトあり、難種育生法あり、水草水槽視点での水槽コンディションの見方など、「アピストゼミ」では聞けなかった「視点」を変えた水槽内での出来事などを詳しく解説してみたいと思います。
再度くり返しますが、アピストでの内容とは一転、かなりこの水槽を見つめる「視点」が変わりますので、これまでアピストゼミにご参加の方はどうか混乱しないようアピストのことはとりあえずすっかり忘れて、アタマの中を白紙にしてご参加ください。
『両刀遣い』を目指すあなたは、必ずご参加くださいね!!

とりあえず水草をテーマにしてのアクアゼミは、
An aquarium.が音羽に移転してからは初めてです。店頭でのライトゼミは昨年何度か行いましたが、会場を「アカデミー音羽」に移して本格的にこの分野の底上げのために開催することにいたしました。最近はじめた方、サカナは得意なんだけど水草はこれからです!とした方、コケが出ていつもあわててしまうぞ!という方、レイアウトしてみたいんだけどって方、とりあえず、水草関係でお困りの方はぜひご参加ください。

明日の日曜日よりご参加受付を開始します。皮切りなので、今回はご参加費を
¥1,000-と、少し控えめです。お時間も「2時間半」と少しコンパクトにまとめてみたいと思います。興味のある方はぜひどうぞ!!





まずは他力本願から。




ペスカにこの春やって来たのが「ナイスニーの記載地産のワイルド」、これも実は珍しいネタだった。うちでも少し野口氏の好意によりお分けいただき、店頭でも極少数のマニアの方々と喜びを分かち合いました。わたし個人では、記載地産のWILDナイスニーを見たのはこの時が初めてでした。といいますのも、振り返れば14年前、それまでブリードでしかやって来たことのなかった「ナイスニー」でしたが、その頃に待望のワイルド個体の入荷を見ました。感動しましたよ。揺さぶられむんずと肝をわしづかみにされました。(笑)
そして今回はその時のなつかしき「日本初入荷時のWILDナイスニー」と同じタイプの個体たちです。もちろん近年入荷はさっぱり無し。実はこれなどは、昔からアピストを追っかけている方々のみ喜ぶネタなんでありますョ、実に。

ただ、実物見てキレイなんだもの、さっそくメールでお問い合わせがあり、ご来店いただいて連れて帰られた個体がさっそく産んでしまったようです。

で、これです。
↓↓↓↓↓


私んちの「ナイスニィーリアル」です。
派手な喧嘩もしないで良い夫婦でした。そして昨日、産卵しました?!!
家に来て初めての産卵ですが上手く行くことを願います!!

オスは青色より黄色が強い気がします。もっと色が載って来ることを期待しちゃいます!!



欲しい方、ご安心を。これは昔の方しか欲しくないネタなんで、まだまだタップリ9ペアは取れますよ。わたしもそろそろ1ペア確保しますんでね、しとうが抜く前にお持ちになってくださいな!!(
ペア¥8,800-

ギンマツ時代の十数年前、日本初入荷時は確か「
ペア¥48,000-」だったように記憶してます。そのあと少し落ち着いて「¥38,000-」って感じでした。これはなつかしい…。けどかなり高かったですわ。このおさかなが変わったわけではなく、採集&輸出業者と輸入業者とショップの扱い方と値段が変わっただけなんです。今はアピスト好きにとっては、とてもとても良い時代です。





ご存じの通り、アピストのエサには「ブラインシュリンプ」を孵化させて与えるのがベストです。

時間なく、やむなく人工飼料もありです。アピストにとってより良いエサは何なのか、そこでブラインがベストとした答えが見出せたなら、自宅のアピストにもやってみようかと、
An aquarium.周辺の愛好家の多くが手間暇をかけブライン沸かしに精を出すようになりました。はじめはめんどくさい、手間がかかる、うまくわかない、どれだけやればいいの、とそんな感じでたどたどしく始めるが、次第にコツを得て習慣化している様子です。
メリットとしては、「なんだか水槽の調子が良いみたいだ」「アピストがキレイになってきた」「スタイルが保ちやすいなぁ」「簡単に産んでくれたよ」「仔供のエサにもなるし親のエサにもなるし、エサの心配もなくなった」「導入後のアピストの水槽への馴染みが早くなったなぁ」などがあげられます。
『アピストにより良いって言うんだったら、いっちょやってみようか!』とした感じで、そこまでしなくても、と思っていた方々がスムーズに切り替えているようです。毎日の少しの時間をさくことができれば、アピストライフが明るくなることは先達の先輩方が証明してくれていました。

次に気になるのが、市販されるブラインエッグのふ化率のこと。近所のお店で手に入る「ブラインエッグ」を購入しブライン給餌をスタートする。「こんだけ孵化しない卵があって良いの、こんなモンなの!?」というのが次にわいてくる疑問。どこかで売っているブラインエッグはほとんど孵化するってうわさで聞いたけどホントなの??

・ブラインエッグ価格が一定だとする。
・ふ化率が違うと、当然ふ化率が高い方が少しの量の卵で、今の給餌量を確保できる。
・仮に同じ値段で同じ量のブラインエッグが手に入るとする。
・そうすると、ふ化率の高い卵の方がより得な感じがする。
・一度の購入量とその頻度が減る。
・ブラインの面でのコストの節約にもなる。
・売ってるでかい缶だと、使い切る前に相当ふ化率が落ちてしまうしまいったな。
・自分が使う量はそんなに多くないんだけど、小ロットでしかもちょっと安いとうれしい。

というお声にお応えして、毎回鮮度抜群の常時冷蔵庫保管の高ふ化率ブラインエッグ、ここにあり!!

市販品のふ化率はお話にならず
(tetraさん・日動さんごめんなさい、ふ化率を上げといてね!)
Anのブラインエッグはほとんど孵化するので、日々の使用量も少なくて良い。いつも売ってる・いつも高ふ化率だ、良いゾこれは!!


そこで新規にブラインエッグ到着!!
(やばい、安っぽく商売宣伝文句だ。たまには許してね!/笑)



20g ¥1,000-
50g
¥2,000-
〈それぞれ小袋入り〉

前振りが長くてすみません。(笑)

An aquarium.の定番商品。ソルトレイク産ブラインシュリンプエッグを新規に在庫補充しておきました。といっても前回のご紹介から3回ほど仕入れてますので、ここでの公開なしでも常時良好なエッグを供給できております。よっていつでもご用命ください。遠方の方、ご来店時間がない方、メール便ですぐにお送りいたします。即時のやわらか対応いたしますのでぜひご利用ください。

オススメは、ひと月以内に使い切る量をお求めになること。保管時間が長くなるとそれに乗じてふ化率が悪くなってゆきます。基本は密封瓶に入れての冷蔵庫保存です。乾燥剤と脱酸素剤を入れておくことも良いことです。常に新缶をお開けして、日々店頭でも使用しているブラインエッグと同じものをご提供させていただいております。
アピストのご購入時に、同梱包できます。メール便(お支払いはお振り込み)での即時対応も可能です。ぜひ一度お試しあれ!!





さて、店頭画像です。今日も閉店後、といっても11時過ぎでしたが、少しだけやっておきました。



【 Cheirodon kriegi "Pantanal/Platinum" 】
1尾
¥1,500-
※ ねっとりとプラチナが乗っています。テトラオーロは見るけどこちらは少ない。今回は特に良質です。








【 Cheirodon kriegi "Pantanal/Full Platinum" 】
1尾
¥1,800-
※ フルボディープラチナ&尾筒から尾ビレにもにじんでいる個体たち。3尾のみ!






【 Hyphessobrycon elacheys "Pantanal/Platinum" 】
1尾
¥980-
5尾
¥4,500-
※ 実はこれ、1尾1尾ピックアップしてきております。まだチビだけど、べっとりプラチナが乗っています。






【 Nematobrycon sp. "Rio Tapajos/Red Devil" 】
1尾
¥2,500-
5尾
¥9,800-
※ 実に♂だけだなんて…。いけないチョイスをしてきました。(残5尾)








【 Ap. paucisquamis "Barcelos" 】
ペア
¥9,800-
※ イエロー〜オレンジボディーです。まだ落ち着いていないけど、それでもこの印象です。けっこう今回ネタは質が高い印象。




※ 店頭販売水槽より、ワイルドエリザベを撮影してみました。人気のオレンジ腹♂。


※ 地色がオレンジ。


※ オレンジ腹に隠れて、こんなんまだいますよ。好印象・鮮明な感じの♂です。


【 Ap. elizabethae "Upper Rio Negro" 】
SOLD OUT!!
※ 白く飛んでいますが、これもわずかにオレンジ色がボディーに乗っていますでしょ。まだまだストック数は膨大です。
アカハラが欲しいときなどは最初はこの程度で「十分」なんです。あなたの水槽で展開し、次第にご希望通りになる。
今便のワイルドエリザベはこんな感じでまだまだいけますので。給料日が待ち遠しかったみなさま、あなたの出番です!





 10/21(金)

本日は定例金曜日の仕入れに出動しております。今回はアピストはいませんので、ご安心を。(笑)

・クレニキクラ レガニ "Santarem"【Brazil AquaFaua便/WILD】・・・・・・・前回マニコレ、今回はサンタレン
・レタカラ ドルシゲラ
【Brazil AquaFaua便/WILD】・・・・・・・・・・・・安すぎてかわいそうだ!SOLD OUT!!
・プラチナテトラオーロ "Pantanal"
【Brazil AquaFaua便/WILD】・・・・・・・・・1尾¥980-/5尾¥4,500-
・プラチナハステータスカラシン "Pantanal"
【Brazil AquaFaua便/WILD】・・・・・・・・・・1尾¥1,500-
・プラチナハステータスカラシン
尾筒までプラチナ
【Brazil AquaFaua便/WILD】・・・・・・1尾¥1,800-
・レッドデビルテトラ "Rio Tapajos"
【Brazil AquaFaua便/WILD】・・・・・・・・1尾¥2,500-/5尾¥9,800-

・ワイツマニーテトラ "Barselos"
【Brazil Manus便/WILD】・・・・・・・・・・今回も状態良好!10尾¥2,800-
・ワイツマニーテトラ "Barselos"
Sellected!!)【Brazil Manus便/WILD】・・・・・・・こちらもこそっと補充

・ミニヘアーグラス【tropica】
・エキノドルス テネルス




今日は他力本願で・・。




まずは九州方面の方から。夏にお求めのルブロ、しっかり増えていますね。同時にフタ腹目に突入なされたようで、飼い主さま、少し困惑気味です…。
稚魚たちをしっかり育てて、先日のビルヘルムの個体をしっかり超えてください!!また楽しみにしています。




次は横浜のお客さまより。つい先日お持ちいただいた「WILDナイスニー」です。



正面ストロボでの撮影のご様子ですので、青のメタリック感がアップして見えます。差し引いても、この短時間ですでにかなりキレイな個体になっています。お店の水草水槽より、分かりやすく派手ですね。実にこの手の入荷が少ないので、大事にしておいてください。




 10/20(木)

おさかな少し到着!京都の輸入業者在庫の整理、お手伝いしています。しっかりストックされている個体たちでした。昨シーズン個体や、夏以後の入荷ストック個体が主ですが、とても良い感じです。

・Ap. アガシジー "ブルーファントム/マニコレ"【Brazil便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・チビサイズです
・Ap. ペルテンシス "Ig. ダラ"
【Brazil便/WILD】・・・・・・・・カッチョ良い!今後の今シーズンの入荷、望み薄…。
・Ap. ペルテンシス "リオ アイワナ"
【Brazil便/WILD】・・・・サンタイザベル対岸(南岸)産。これも来るのか来ないのか
・Ap. ボレリー "パンタナール"
【Brazil便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・在庫の補填です。
・Ap. パウキスクアミス "バルセロス"
【Brazil便/WILD】・・・・・・・ネタが良すぎです。Aクラス超。ペア¥9,800-
・グリーンダータ "マニコレ/Madeira-System"
【Brazil便/WILD】


ペルテン2種、サンタイザベル周辺詳細産地名付、昨シーズンネタから比較的小さめ個体を入手。即戦力です世。繁殖例の少ないペルテン、しかもこれまで認知されることのない産地産の補充ができました。お好きなからはぜひどうぞ!

あと、パウキスクアミスのバルセロス。今シーズンも2回ほどやって来ています。このシーズン初期の便の個体。クオリティーが高いです。その時、たくさんの入荷がありましたのでまだ残っていた感じです。しっかりキープストックされていたので、ブリード即戦力としてオススメですよ。まだパウキでしっかり仔取りしたことのない方には特にもってこいの個体サイズ。幸運なことにでかすぎませんし、良いです!





今日も「絞り汁」入れるまでやっていたら、1時過ぎた。(笑)

ようやくの完成、稼働しスタートです。「三段APAP」はじまりました。「絞り汁」増量し、今回はなんとか早めに立ち上げる努力をいたします。



 10/19(水)

ただいま作業中!!新規設置の「三段APAP水槽台」、なかなか進まず、今日はやっとここまで・・・。




塩ビパイプを採寸&カットし、電動ドリルで穴を空ける。そしてコックをねじ込み、エルボとチーズで組み立てる。手が痛い。穴明けからコックのねじ込みも、スムーズに上手になった。でも手が痛い。(笑)



中段の様子。火曜水曜の日中はメンテや何かと残務をこなし、発送も少し。結局作業は深夜まで。(笑)
お店のお休みは、仕入れや残務をこなすことで瞬時におわりすぐさま木曜日がやって来る。
ステキな日々…。(泪)
でも楽しみながらやっています。みなさんの笑顔がわたしの原動力。求められるってこと、これはヒトにとってとても嬉しいことです。もちろんひとりの限界はありますので、いつも楽しいかどうか、これを自らの指標にしていますのでまずはご安心ください。みなさま向きの趣味の世界でも「楽しいかどうか」これがとっても重要ですね。ハードな現代を生きるために、至福の時間…。何にも代え難いその「時の瞬き」。お金では買えないモノ。わたしも一番大事にしているもの。みなさんの大事なものと、それがオーバーラップするとき、共有できる喜びもいっしょに訪れるんです。
趣味でやるのも、趣味の素材を提供させている側も、これは同じように楽しいことなんですよ。
おっと、脱線した。
中段、水槽を列べただけ。ここで本日終了。



下段、フィルター完備。なんとか稼働しました。

今日はここまで。でも気がついたら今日も1時過ぎていた…。(泪)





先週入荷のディプロタエニアが、入手より1週間、バックヤードでしっかり落ち着きました。そこで今回はちょっと粋なサービスをご提供いたします。




【 Ap. diplotaenia "Barcelos" 】
ペア
¥19,000-

♀のみ
¥8,000-
♂1&♀2
¥25,000-
※ こっそり今回♀多めに確保してございます。チビのくせにハードアタッカーですね。
ペアリングに苦労している方、♀の単品リリースをはじめます。お気軽にご利用ください!
それと、ささやかなサービスとして「♂1&♀2」でのリリースもスタートいたしました。
同じ水槽に3尾同時に収容して、産卵を少しでも確実たらしめたい。そんな気持ちを実現化。
しかも今便ディプロのワイルドで、普段はあまりできないサービスです。どうぞお見逃しなく!!!



この木曜日よりディプロタエニアの特別サービスを開始いたします。ご希望の方はお気軽にご利用ください。豊富な在庫を確保できています。そう、サイズまでお選びいただけますよ。今お持ちの♂サイズに合わせてしっかりサイズでのご提供も可能なんですね。ただ現状ではそこそこ♀の数の確保ができていますが、予定数に達しましたら終了となりますのでご注意ください。ちなみに余分に10尾以上はリリースできますので、そこそこご安心ください!!




 10/18(火)

今日も行きますね。

まずはワイルドエリザベから。先日トニナ水槽に投入したチビチビエリザベのその後の様子。果たしてしとうの見立てのチビチビサイズでのオスメス、当たっているのでしょうか。



※ これは10日前の収容間もなくの「♀と思われる」個体の状況です。前回紹介画像と同一です。



※ そしてこれが現在の様子。体色が明るくなっただけ、さして変化がない。
ヒレボロは同居の「3」にやられてる証拠です。



※ 頬のオレンジうっすら&背ビレは変化無し。とりあえず順調。
まだ♂の可能性よりも♀であるの可能性が大。よしよし!!(笑)
実寸はまだ2.5cmですので、まだまだこれからの個体ですね。






※ こちらは10日前、♂と見立てて投入した個体です。これも前回と同一画像です。ご参考までに。



※ 10日後にはようやくこんな感じに。背ビレが順調に尖っていた。こちらはよって♂確定!!


※ 腹部のオレンジもだいぶ鮮明にかつ広がってきております。頬赤も目立つようになってきました。



先にリリースさせていただいた数多のワイルドエリザベ、みなさんのところでもさぞかしキレイに変化していっているのでしょうね。店頭在庫はまだまだ豊富にございますので、これからの方でもなんら問題ありません。お気軽にご用命ください。

先週にはまだ雌雄の判別ができなかった個体も、徐々に判明してきています。腹部のオレンジも少し発色してきた個体もまたさらに増えてきました。完全なるブルータイプとは言えませんが、頬赤で腹白の成長するとブルーメタリックが鮮やかになるだろうなって感じの個体もわずかに生じてきています。悪魔のささやきですが、1ペアお持ちになり追加をご検討の方はぜひどうぞ!前回
An aquarium.でお求めの方にはこっそり2ペア目特価でのリリースを検討いたします。個々にご相談ください。
さらにはご希望によりましては
1ペア+♀1でのリリースも検討させていただきます。しっかり在庫数を確保いたしておりますので、今だけ限定ですがそんなことも可能です。そして、いずれもわたしがしっかりと選別いたしますのでご安心ください。

それと、背ビレを広げた状態で画像を撮っていただければ、こちらで雌雄の判別をさせていただきますので、雌雄が不安な方はぜひお気軽に画像をメールにてご送信ください。同時にやってきた今便のワイルドエリザベならば、他店でお求めの個体でもかまいませんので、気になっている方はどうぞお気遣いなくお気軽にお寄せください。





続きはしとうが買った
98,000円エリザベのその後。(笑)










※ これ1尾オマケでもらいました。(笑)



総じて、たいした変化無し。落ち着いてケンカを始め、♀が中央流木に陣取りはじめた様子です。ショボイ流木なので、しとう見立ての産卵床用の流木に変えておきました。続きはまた今度!!




今日はさらに鋭くえぐります。


※ 今年の5月にこっそり入手のマメマメサイズのワイルドが順調に育ちました。いつも通りブラインのみです。
通常の「3」が来るルートとは違う便で来ていたので、久々の「1」だったらな、なんて思ってね。(笑)
入手時はマメマメサイズでしかも色なし。判別不能でした。♀アゴ下のメラニンパターンが「3♀」の特徴。



※ 今回偶然にも♀が多いのでトリオでのリリースが可能です。ブリードチャンスがより容易に広がります。まずは飼ってみる!
マクマスとの差異は、体側ラインの細さとそのラインのリズムが一定であること、後半下部が不明瞭なメラニンで汚さないこと、
口先から顔の作りが小さくかつ流線型の美しい体型を持つこと、尾筒の点が比較的小さい、ただ、パーツのみで見ると見誤る。
泳ぎと行動、その性格差、これは実際に飼育してみないと実感できないこと。判別にはその経験とセンスが多いに絡んでくる。



【 Ap. viejita "Fabform III" 】
SOLD OUT!!
※ ♂の特徴である背ビレの先端に必ず生じる朱色の発色。背ビレと尻ビレの伸張度それは著しく展開。そのほか…。
ハイマニアたちは知っている、国内外の数多の人間がこの魚種をとらえられていないことを。それはプロ側でさえしかり。
90年代にしとうのアタマを悩ませた、種の判別の追求。ふと気がついたことがある、そしてこれまで口をつぐんできた。
今でもこれ以上は語りたくはない。実物の「1」と「2」と「3」を同時に我が眼で見てそれを確かめたときにしたい。



リリースは今回3組のみですので、ぜひおはやめにご用命ください。先々のF1リリースでよろしければ、残った1組でバックヤードの種親にしますので、種としての先々リリースは可能です。たぶんそうしているうちに、「3」のワイルドならきっとやって来るでしょう。




三段APAP水槽台、今日はここまでしかできず…。






マグネット式の扉固定具、こちらを今回使用してみました。キリとプラスドライバーで、取り付け簡単です。APAP水槽台の仕様も、こうして少しずつ進化してゆきます。
はたして、木曜日の開店時には稼働しているのかどうか…。なせるところまでやっておきたいと思います。




 10/17(月)

本日の画像、閉店後に今日もスナップ。ネグロブライトビンデン編です!



※ 今回エリザベの陰に隠れ、こっそりとやって来ている。同地域にひそむ地域変種、ネグロのブライトビンデン。
とは言え昨年もこっそり極少数入手しています。公開前に店頭にてご来店の方がこっそりお持ちいただきあえなく終了…。
景気減退とともに、日本への輸入総量は年々減少気味。特殊分野のアピストは推して知るべし、ってところですね。


※ 入手チャンスもそれなりに減ってゆく。ここのwebページが比較的にぎやかに思えるのは、特化しているからで。
というのも、悪循環の裁ち切り、つまりは輸入業者の水槽を空にすること、これは次の入荷を促すことにつながる。
輸入業者に銭を落とすこと、これは世間でこのサカナが売れるのかも、そう錯覚してもらうためであり…。


※ 今回のブライトビンデンは、総じてチビサイズ。このサカナ、エリザベほど雌雄判別が楽じゃない。
ん〜と、エリザベも比較的難解な方でした。つまりこの種はさらにやっかいな種なんです。画像はたぶん♀。
だからよ〜く見て、「まだ判断つかない、ん〜これならいけるでしょ!」と、苦悩しながらのペア抜きです。



※ まずは♀選び、背ビレがこの個体のように当然丸まっていること、尾ビレの柄が不明瞭で少ないこと、
頬のメタリックが♂と比較して少ないこと、その他もろもろ。この画像の個体は「メスでいいんじゃん」と見える。
ただ、顔まわりがきれいな気がする、鰓蓋下部の縁取りにエンジあり、ん〜まだ選ばないでおこう!こんな連続です。



※ 下の「過去Q&A」で少し触れていますが、「まだ判断つかない!」と、こう結論を出すことにも勇気がいる。
特にお店側の立場であるとなおさらで、店主の目を信じてお求めいただくみなさんのお顔を思い浮かべるとなおさらで。
発送のお客さま、ご来店のお客さまに向けて、網でサカナを寄せながら、実はわたくしも苦悶しながらピックアップしています。



【 Ap. "Breitbinden/Upper Rio Negro" 】
ペア
¥17,800-
※ 過去の経験上、だいたいこんな程度でペアにしとくか!で選ぶと7〜8割♂♂に。そんな痛い経験の元にチョイスしています。(泪)
そこに長年の経験と、磨いてきた選別眼、そして個体選びのセンスをAn aquarium.のプライスレスで強力な商品のひとつに。
みなさんの個体選びの目に負けないようわたしも日々毎回必死。目が疲れぼけてきている、歳のせいではないと言い聞かせ…。(笑)



今回画像で紹介したブライトビンデンは、上2枚の画像個体はご想像の通り♂で決定です。下の連続4枚の画像は♀候補としてご覧ください。その中の一番上と一番下の画像個体が♀決定です。仕入れ時の工夫でチビサイズブライトビンデンもしっかりペア出しできるよう配慮しています。♀決定!と見るまではペアでのリリースも自重していますのでご安心ください。候補が少ないとミスりますので、今でも30尾超の今回のネグロブライトビンデンを在庫でかかえています。つまりは「氷山の一角」を、ここしばらくはリリース可能な状況ですので、どうぞご安心ください。
それと、自らが100%ではないことも自認しておりますので、アフターフォローも最低1ヶ月はしっかりなせるよう、複数在庫をバックヤードでかかえるようにしています。入荷数自体が少ないとこうはゆきませんが、今回便のブライトビンデンに関しましては、とりあえずしばらくは問題なしです。ご安心ください!!





アクアゼミQ&A大会の告知より、数名のお客さまよりさっそくお申し込みをいただきました。誠に申し訳ないことに、重度の感染症を疑われる文面をいくつか散見されましたので、まだ疾患していない健康な心をお持ちのみなさま方のために、今回はある意味、今後の健全なみなさんのためにも「予防注射」としてこの場であえてさらしてみることにいたしました。

【重傷患者・その1】

お世話になっております。
そしてエリザベ祭り、アクアゼミお疲れ様でした。
非常によいイベントで大満足でした。

また、98,000円のエリザベの今後を購入者全員固唾を呑んで見守っている、とういか大変意識していることととおもいます。
今までと変わらず出し惜しみせず、かるーく皆殺しして下さい。

それではQ&A大会よろしくお願いいたします。


【重傷患者・その2】

Vol.1〜4最後まで受講してみて、アピストという趣味の幅がずっとひろがりました。そしてどんどん深みにはまっていってしまう自分を激しく後悔しました(笑)
なにより、以前雑誌の中だけで知っていた "ドワシクの神様" と思っていた人は、実際に会ってみたら人の頭の中をアピストでいっぱいにしてしまう "悪魔のような人" だと実感しました(爆笑)
そんなわけで10/29のQ&A大会の件、予約お願いいたします。
席空いてますかね?



わたしのせいです、とても胸が痛いです…。(笑)

それと営業時間中のお電話にて、、、


この間エリザベを連れて帰ったんですが、アクアゼミに申し込みたくて…。

たぶん初めてお越しになった方か、まだアクアゼミにご参加なさっていない方だと思いまして、

えっ?、2,000円も払ってご参加なさるんですか?

と、わたくし主催者側ですが、ついつい聞いてしまいました。こりゃかえっていけなかったかなぁ〜。
すると、

はい!

と元気なご返事をいただいてしまいました。

またこれで患者さんをお一人増やしてしまいました。多いに反省…。(泪)



初めてご参加なさる方も、お気軽にご参加ください。お待ちしております!!




さらにもう少し。先日、九州方面にアピストを複数送らせていただきましたが、その中のお一人のお客さまより無事到着のお知らせとともに、貴重な飼育風景のお写真をいただきました。さっそくご紹介いたします。



なんと、私はトイレの中でアピスト飼育を楽しんでいます。 必ず、毎朝座るので、その状態で給餌をしております。
さっそく、写真の便器の右手には今回購入したブラインこしきがスタンバイしています。
この風景を是非、全国の方へもご紹介ください。


実は久しぶりにご注文をいただきました。銀座時代、といっても10年ほど前でしたが、いつも発送にてご利用いただいておりました。お名前が印象的だったので、かなり久しぶりでしたが、わたしもすぐにこのお客さまのことを思い出しました。またお会いできてとても嬉しいですね。音羽に移転してきても、復活組のみなさまが意外に多いことに、これまでなんとか続けてきて良かったなって、素朴にそう感じる瞬間でもあるんです。ありがとうございます!

玄関先でのせまいスペースで楽しまれている方は、幾人か存じてましたが、トイレで楽しんでいらっしゃる方は過去をふり返ってもさすがに極わずかです。さぞかし楽しいトイレの時間なんでしょう。おそらくは、なかなか出てこなくて、家族は大迷惑なんじゃないかと推測しております。(笑)





一日の更新スペースでは、おそらくは過去最長になっていますね。
ちなみにこの部分は実際には10/18午前中に作業していて、ここの上の部分は18日の朝から作業した部分です。これより下の部分は17日の昼と夜の更新作業です、ご参考までに。

さて本日(10/17)予定通りに「APAP三段仕様」が2台届きました。



本日の営業は、久々にヒマになってくれましたので梱包を解いて、合間を見て、少しだけ作業にかかりました。





こんな感じですよ。わたしもワクワク楽しみです。
明日に続きをやってしまいます。エアー配管して、水張って、砂敷いて、無事にそこまでやれるといいんですが…。

さてさて、みなさん方は水槽の空きはございますのでしょうか。来たるべく本格シーズンがこれから寒くなるにつれて訪れます。今年は出鼻をくじかれ、さっそく大御所の入荷で幕開けしていますが、油断しているとまた何かたいへんなことになってしまうかも知れません。
欲しいけど今水槽の空きがない!こんな痛い思いをしてwebでの入荷情報を横目で追う。何度も歯がゆい思いをしていますね。もしスペースを確保できるのであれば、今からのご準備も余念なくすすめておきたいところです。追い打ちをかけるようで、申し訳ないとも思っていますが、さまざまお手伝いいたしますのでこちらの分野もお気軽にご相談ください!!







さて、ゼミ会場にて告知いたしました「
アクアゼミのアピスト総集編・Q&A大会」を今月最終の土曜日に、恒例の「アカデミー音羽」にて開催させていただきます。

今回は、今年一年間アクアゼミにご参加いただいたみなさま方をご招待する形で行います。ご参加費は無料ですが、席に限りがあるため事前にお申し込みいただくようにお願いいたします。今回は1日限りのサービス企画ですので、どうぞご注意ください。

アクアゼミ 2011 総集編
〜Q&A大会〜
開催日時 ・10月29日() 18:00〜21:00
場所 文京区 アカデミー音羽 (3F 学習室A)
テーマ アピストグラマ
講師 志藤 範行
ご参加費 無料(今年のゼミにご参加の方)
・¥2,000-
(今回 初めてご参加 の方)
定員 約36名さま


本日よりご参加お申し込みの受付を開始いたします。初めてご参加なされる方へも門戸を開かせていただきます。ただ誠に申し訳ございませんが、ご参加費
¥2,000-を申し受けます。ご希望の方はお気軽にご一報ください。心よりお待ちいたしております。先にも申しましたが、
今年のアクアゼミに一度でもご参加いただいたみなさまは、事前のお申し込みは必要ですが、今回「無料」にてご参加いただけます。

(お申し込み方法・ご参加の方法)
・念のために「先着順」にお席をお取りさせていただきます。また今回は「36席」ギリギリまでお受けさせていただきます。
・メールもしくはお電話にて、本日より受付スタートいたします。誠に申し訳ございませんが、定員になり次第、締め切らせていただきます。

・お席のご予約のあと、お一人さま「3項目」に絞り、メールにて事前に「ご質問内容」をお知らせください。当日は寄せられました「Q&A」をまとめて一覧させていただきながら、一つ一つお答えしてゆきます。
・別枠で、当日「Q&A」のお時間も取らせていただきます。当日の内容を踏まえまして、新たな疑問がわきましたら、その場で解決できるように配慮させていただきます。
・下記に、過去のQ&Aの内容を掲示しておきますので、ご質問の内容がダブらないようにお願いいたします。念のために一覧しておきますので、チェックしていただいた上で新たな「Q&A」をお寄せください。
・他の方の「Q&A」を聞くだけでもかなりためになりますので、ご予定が空きましたら、ぜひご参加ください。心よりお待ちしております!!





今年の第一回目のアクアゼミ、つまり「
アクアリウムゼミナール Vol.1」にて、「Q&A」を事前にお寄せいただき会場にて一気にお答えさせていただきました。下記にそのご質問の内容と、その時のわたくしの答えの一部を掲載しておきます。今回のサービス企画では、内容がかぶらないようにお寄せいただければ幸いです。

まずは、当時寄せられました「Q&A」の内容です。

Q&A

1. ブラインや赤虫以外の色あげ効果の高いアピスト用お薦め餌とは?(出来れば赤用と青用それぞれ)

2. ビタエニアータ、トリファスキアータ、カカトゥオイデス各々の美個体の定義とは?

3. エリザベタエの繁殖成功の秘技は?

4. 2cm程度のアピ幼魚の雌雄判別秘技は?

5. 外部フィルターのストレーナで糞や苔を直接吸わせて掃除してますが、外部のメンテサイクルはどの程度がお薦めと思われますか?(それともそれ以前にプロホースでやるべき?)

6. ブラジル輸出規制に伴うアピスト入荷の実態・未来についてのお話

7. ビルヘルムについてのお話(裏ネタ?)

8. 某ブログでアピストが食するものとして、餌付けとソイル以外で水槽内にもう一つあるとの記事を見ましたが、それは何?

9. エリザベタエ、ビタエニアータ、メンデジー、プルクラ、アガシジー、ロートカイル、ディプロタエニア等について、あなたが考えるお薦め産地は?

10. グッピーの様に品種の掛け合わせによるオリジナル個体の生成(雑種?)や流通というのはアピストの世界で存在するのでしょうか?仮に異種での掛け合わせが可能とした場合、それは所属グループ間を超えても繁殖出来るものなのでしょうか?(例えばレガニGr.×カカトゥGr.など)

11. ブラジル採集旅行(珍道中?)やその他海外アピスト事情のお話

12. アピストの流通について:その1 流通、今・昔→(歴史を知ることで、これから飼育する魚のチョイス参考になる。ワシが若いころなんてね〜〜ってのも興味あり!)

13. アピストの流通について:その2 2011〜2012に向けての可能性

14. アピスト種別の把握:アクアライフのAP特集で志藤さんが何度も記事にしていますが、メジャーなアガシジーやビタエニアータはいいとして、「cf.」や「sp.」を含めて、名前を把握したい。〇〇〇入荷と書かれても、それをイメージできなきゃ話に加われませんから、知識は広げたいものです。

15. ブラインの与える量について:成魚のアピストには一日一回どのぐらいの分量を与えればいいのでしょうか? お腹のあたりをよく見ているのです変化が感じられなくて本当に足りているのかわかりずらいです。

16. ブラインを与える時のフィルターの稼働について:スポンジフィルターは止めずに与えているようですが、外部式等の吸込みが強いフィルターの場合は停止状態で与えるのでしょうか?実際にどちらも試しましたがONだと水槽全体にまわるが結構吸込まれている。OFFだと吸込まれないけど水槽上部に(光に向かって)集まってしまう。よって先に混泳の魚に食べられてしまいやすい(水草水槽の場合)。一長一短という結果でした。

17. 魚の収容数について:通常ペアの場合はアピストならM水槽、ペルビカならL水槽が適切と考えておりますが水草水槽で飼育する場合、私は60×30×40と90×45×45を所持しており、60では1ペア、90で2ペアが限界と思うのですがいかがでしょうか。レイアウト次第ではもう少し入れられるのでしょうか。

18. アピストマンションのエアレーションについて:自分の生活環境でアピスト、ペルビカを飼育するのに色々と考えたのですが、水草水槽を何本も所持するのは不可能(したいのですが光熱費、スペースが…)なのでアピストマンションでいこうかと思うのですがエアレーションをブロア1基でいくかエアポンプの容量が大きいもので階層ごとに(2階建て各階4本で計画)するか決めかねております。ブロアだと壊れた時の対応が 遅れそうですが1基で済む。エアポンプは壊れても即対応が出来るが個数が多くなり容量も小さい。プロの意見としてはいかがでしょうか。

19. F1の上手な育て方は?

20. 餌の種類と特性について

21. 餌の量について

22. 産卵前後や発情してからなど餌の量を変化させたほうが良いのか

23. 水質の変化が産卵や発情のきっかけになるのかなるとしたら何がきっかけになるか

24. pHや導電率はどのくらい気を使ったら良いのか(さかなによって違うと思いますが)

25. 底床の厚さや量について

26. アピストが産卵可能になるのは生後何ヶ月(あるいは何cm)ぐらいからでしょうか。また、生後何年何ヶ月ぐらいまで繁殖可能でしょうか。それらにオスメスの違いはあるのでしょうか

27. 以前、生まれた仔を30cm水槽で多数飼っていたら何ヶ月たっても1〜2cmでなかなか大きくならないことがありました。アピストでもやはり、大きな水槽で飼った方が大きく育つのでしょうか?

28. 生まれた仔の成長についてですが、順調な成長とは何ヶ月で何cmくらいでしょうか。

29. メスと子供を離すタイミングは、どのタイミングがよいですか?

30. F1,F2,F3…とどこまでの血統維持が可能ですか?

31. アピストの寿命はどのくらいか?

32. ブラインを与える量はどのくらいがよいですか?

33. 稚魚が生まれたときの水槽の維持方法でのポイントはなんですか?

34. 低pH(6.0〜6.5)を目指し張り切ってピートまで導入(3週間目)したにもかかわらず、phが7.3から下がってくれません…。あらゆる手は尽くしました…。助けてください…。こんな場合どうしたら良いのでしょうか?因みにウチはソイル/流木/石なし/CO2添加という環境で、pHを上げる要因は一切無い筈なんです。(水道水のpHは丁度7.0でした。GHやKHは未確認ですが。)

35. 今年はエリザベが来なかったですが、なにか理由があるのでしょうか?また、ネグロ上流はこれからの入荷は難しいのでしょうか?個人的にネグロ上流のビンデンがほしいです。。また、グッタータとかエリスリラ、シュテッキー等ワイルドでくる可能性は低いのでしょうか?

36. 純粋にアピストに出会った経緯とかを教えてもらえるとうれしいです。

37. 思い入れのあるアピストとかいるのでしょうか?

38. M型水槽で1ペアでの飼育の設定で:フィルターの掃除のタイミングは??
親と子を別けるなら、孵化後約何週後でどのようなタイミングで別けた方が良いですか??

39. RO水と水道水の違いは?

40. アピストの系統維持について教えてください:同産地産を2ペア用意して2系統で維持していくことの必要性や,ブリードしていくにつれて近親交配が進んでいくと思いますが、途中でワイルドの別個体と交配させることの必要性はあるのでしょうか。また、もし必要な場合、どのタイミングで(何世代あたりで)行ったらよいのでしょうか。

41. 自分は夜に電灯を点けて、朝、会社に行く前に消しています。夜寝る前(魚が目覚めて3、4時間後)にブラインをやっていますが、それで支障はないか。

42. 水換えは2ヶ月位しなくても大丈夫か?うちの場合は背高の45センチ水槽にアピスト幼魚30尾位

43. 水槽で繁殖した場合の稚魚の成長速度。時間とサイズをグラフにしたら見やすいかも。細身タイプとガッチリタイプに分けて解説してもらいたい。

44. 頭などにできるニキビというか肉腫のようなものが出来て、しばらくすると死んでしまう病気の正体と治療方法。

45. アピストの理想的飼育密度

46. プロの方は、どのようにしてオスメス区別するのですか?とくに若魚だと分かりづらいと思いますが。

47. 他店で買ったエリザベのメスがいるのですが、でも何か違う雰囲気が・・・メスの品種のわかりやすい見分け方って、ありますか?

48. 仔供をとりつづけていこうとした場合、本気になればなるほど「選別」という行為は避けては通れないと思います。そこで、M水槽1本という前提で
どのタイミング(例:月日、大きさ、行動)で
どのような飼育数(例:30尾→15尾→5尾)で
どのような点を意識しながら(例:発色、スタイル等)
選別をおこなっていくかについてご教示ください。



そしてさらに、その時の後半部分のQ&Aに対するわたくし「Answer」をご参考までにご紹介しておきます。

Q&A

20. 餌の種類と特性について

人工飼料と冷凍飼料、そしてブラインなどの生エサがあります。人工飼料は文字通り「人為的」なエサですね。要するに人が為したものですので知れています。これが前提にあります。冷凍飼料は生エサと比較し、冷凍されることで失われてしまう成分がありますので、生エサより劣ると考えることができます。生エサは特にブラインなどは、細胞内のミネラルビタミン等もそのままエサになるわけですので、単にそれを冷凍してしまった瞬間に、失われ与えられない成分も生じるのは事実です。人が考えたものがたかが知れている、と発想できる方なら人工飼料がどれほどのものか想像できますが、趣味としてアピストを飼う場合、日常の忙しさの中で楽しまれることなので、やってはいけない、というよりもむしろ仕方がない、として受け止められます。食べ残しや残留、とした面では不利ですが、逆にそれを承知の上で与えることは決して悪いことではないと思います。ブラインの場合は「翌日に残らないエサ」とした面でも有効です。残っていても間もなくバクテリアに分解され消滅しますので安心です。先にも(ゼミ内で)申しましたとおり、魚を飼うと言うことは、インビジブルなバクテリアも飼っているわけですので、短絡的にサカナが餌を食べて安心しているだけでは、飼育に関して半分しか為していない訳です。水槽の継続維持にはバクテリアのことは常々考えておかなければならないでしょう。

21. 餌の量について

ブラインを前提にすすめますと、「ドバ〜とあっこんなにやっちゃった!」ぐらいが適量です。(笑)
そして、親に与えるのも稚魚が生まれても稚魚が成長しても、その水槽に対しての量は変えない!というのがコツです。『ええっ??』とお思いでしょうが、よく考えてみると同じ水槽で飼っているわけですので、エサの量が変わると水槽全体のコンディションに影響を与えます。仮に一定のコンディションで維持できているとして、そこに稚魚が生まれたからといって量を変えていったら、徐々にその環境も変化していってしまうのが分かります。これまで、一定のエサの量で安定していたところに、エサという「プラス要因」が徐々に多く投入されるわけですので、コンディション変化が起こらないはずはありません。やはり、こうしたときもこのことを前提に水槽コンディションを考えてゆくべきだと思います。
とは言え、目の前にもわ〜っとわいた稚魚を目の前にすると、スポイトで吸ったブラインの給餌量が増えてしまうのは、心情的に分かります。その時にこのことをしっかり思い出してください。わたしも実際目の前にすると、多めに投入しがちになりますが、その行為により今後水槽コンディションがどう変化してしまうのか、頭の片隅でしっかりなぞりながら与えるようにするのが得策です。これは実際には難しい行為かも知れませんが、稚魚がダメになる原因がエサの量の変化になる可能性があることを知っておいてください。

22. 産卵前後や発情してからなど餌の量を変化させたほうが良いのか

「点」でみた場合、産卵した状況というのはペアが出した水槽コンディションに対して「正解」を意味します。そのあとでうまくゆくかどうかは、そのコンディションの維持にかかることは受け止められますね。悪くなったらダメになる、といった単純なことです。一方で、「エサの量を変化させたらどうか」という疑問に対しては、そうすることによりコンディション維持ができるかどうかによって判断するのが妥当です。これまで一定量でキープし、整えたコンディションなのですから、とある条件をひとつ変えることによってどのような変化が水槽コンディションに生じるかは自明です。通常のケースだとこの質問の答えは「しない方がよい」となります。

23. 水質の変化が産卵や発情のきっかけになるのかなるとしたら何がきっかけになるか

分かりやすく、水温の変化だとか換水によってだとかpHの変化などです!とした返答をご期待しているかも知れないのですが、すべては「水槽コンディション」です。入手後からの良好なキープによりもたらされることがたいていです。基本的に産卵繁殖が難しくないと感じている方は、この魚種を飼育することを楽しんでいる雰囲気があります。そうした日頃の管理から、次第に時には勝手に産んでくれています。アピストはシクリッドの仲間なので産卵までたどる道筋は、ナマズの仲間のように単純ではありません。ただ、難しいかというとそうでもなく、「ほっといても勝手に産んでるよ!」とした声も聞き、それもあながち言い過ぎでもないのです。あれやこれやと手を入れられたり定期的な換水されたりと、こうした日常を嫌っているわけですので、そのことを少しアピストよりに配慮し管理するのがよいでしょう。管理というと換水したりコケをこする行為のことのみを指すわけではなく、とある週末に、換水しないで経緯を見守ろう、と判断し手出ししないのも立派な管理です。水槽コンディションが整い、低pH向きに徐々に変化するような環境(コンディション)が準備できたら、「勝手に産んでいる」という状況に直面することができるでしょう。

24. pHや導電率はどのくらい気を使ったら良いのか(さかなによって違うと思いますが)

生息地の水質は、飼育する上で非常に参考になります。ネグロ(pH6.0未満)のおさかなを中性で飼育していることがナンセンスなように、中性付近の水を好むアピストを5.0以下で飼育し産まないな!と言っているのも同様にナンセンスと言わざるをえません。ただ、ある程度の目安ですので、実験室的に水を薬品で作る作業はあまりオススメできる行為ではありません。というのは、その水を一瞬準備できたとしても、サカナを飼育すると言うことはその水質で維持し続けられるかどうか、またその水質で維持できるようなコンディションを準備できているかどうか、ということは別問題だからです。サカナは水槽で飼育し続けることによって楽しむものです。「点」で、水質を準備できたとしても「線」でキープできなければ、その努力も報われないわけです。おっと、話が少し逸れました。pHに関しては生息地を参考にします。
さて、導電度に関してはひとつ言えることは、生息地が10マイクロジーメンスだからといって、その値まで持ってゆかなければ産んでくれないキレイにならない、ということはないのでご安心ください。導電度を下げたからと言って、よく産むようになることもありません。水道水が300マイクロジーメンスだとすると、目安で倍の600ぐらいまでなら問題なくいけますのでご安心ください。換水をしないでいると当然数ヶ月後には水道水の倍以上の導電度を記録するようになります。エサで日々「足し算」をしている訳なので、何かしらで「引き算」が必要なのは分かりますね。このことはある程度頭の片隅にしまっておいても良いことですね。


25. 底床の厚さや量について

スポンジフィルターなどを使用したCO2を入れずに飼育するスタイルでは「3mm」。厚く敷きたい場合は必ずCO2を添加した水草水槽にします。長期的なレンジでみると、それ以外はアピストには向きません。ここはあえて断言します。
入手したアピストをできるだけ長く飼いキレイになってゆく変化や、産卵繁殖という行動を水槽内で楽しむ場合、これ以外の厚さで飼育すると病気が出やすかったりなど、何かしらの不虞の原因になります。これはわたしがこれまでさんざん殺してきた結果、導き出した事実ですので、ノウハウがこの中にびっしり詰め込まれた手法です。


26. アピストが産卵可能になるのは生後何ヶ月(あるいは何cm)ぐらいからでしょうか。また、生後何年何ヶ月ぐらいまで繁殖可能でしょうか。それらにオスメスの違いはあるのでしょうか

3cm未満のメスが産んでいた、なんてこともあります。同様のサイズのオスが相手をしていたということもあります。順調に生育した場合ですが、通常、生まれてから繁殖に使えるようになるまでに「10ヶ月」ぐらいかかると思っていてよいと思います。半年で産ませたいと思っても、雌雄は二次性徴のあとに徐々に分かってきます。たいていはサイズが早めに大きくなるオスから分かってきますが、そのころ大部分はまだ「判別不能」な形をしています。二次性徴のあと、大きくなった個体はさらに成長速度を増し、同腹のメスとの差がかなり大きく開く傾向にあります。
一方、2年以上飼育していたアダルトサイズの個体でも繁殖例はいくつもあります。サイズアップするとやたらおびえて神経質になってみたり、ある意味ペット化して常にエサをねだる状況になりがちです。繁殖からはほど遠く感じますが、しばらくオスを別水槽に分けるなどをし、メスと合わせるタイミングを見計らうと、大きいサイズでもしっかり繁殖まで持ってゆくことができます。種によりかなりサイズアップするものもおりますので、入手後は遅くとも1〜1年半ぐらいを目安に一度は繁殖までに到達できる方が一般にはスムーズです。

27. 以前、生まれた仔を30cm水槽で多数飼っていたら何ヶ月たっても1〜2cmでなかなか大きくならないことがありました。アピストでもやはり、大きな水槽で飼った方が大きく育つのでしょうか?

一概には大きい方がよいとは言えませんので、逆にご安心ください。大きいか小さいかと言うよりも、上手にコンディションの維持がはかれる水槽の方が順調にばらつきなく成長してくれます。ご自分で「得意なサイズの水槽」というのがあると思いますので、それをベースにサイズを検討してください。アピストの場合は特に、コンディション維持に成功さえすれば、生涯36cm水槽でアダルトサイズまで仕上げることも可能です。水槽サイズよりはむしろ水槽コンディションにかかると断言できますで、このことはよく覚えておいてください。

28. 生まれた仔の成長についてですが、順調な成長とは何ヶ月で何cmくらいでしょうか。

1ヶ月で8〜9mm、つまり1cmに満たないぐらい。半年で2.5〜3cm弱。あくまでも目安です。それよりも、サイズのばらつきなく目減りなく育ってくれたらうまく行っている、ということを意味します。

29. メスと子供を離すタイミングは、どのタイミングがよいですか?

次に仔取りをするのではなければ、そのままずっとこどもたちと一緒でかまいません。あえて分けなくても大丈夫です。個体差やその時々の状況によるのですが、途中でメスが仔育を放棄することがあります。こどもたちに対して攻撃をし始めるような場合は、できれば仔供をそのまま残し、メスを別水槽に分けてあげるのがよいです。
また、仔育でメスがかなり疲れているようなときは、別水槽にて静養させてあげるのも悪くありません。ふ化から一月半以上過ぎていれば、仔供だけで十分に育ちますので、うまいタイミングをみて移動させてあげましょう。となりの水槽に移すとき、メスの目に仔供たちが視界に入ると「母親のまま」でいますので、この時は水槽間に紙をはさむなどして、視界を遮ってあげてください。

30. F1,F2,F3…とどこまでの血統維持が可能ですか?

ビックリするかも知れませんが、5〜6年は余裕で大丈夫です。F5ぐらいまでならやったことがあります。その時、F10ぐらいまでなら大丈夫じゃないか!と感じました。
たいていの場合、一度うまくゆくと二度目の方が飼育者が油断をして水槽コンディションがいまいちであることが多く、そのことで仔供に奇形が生じたり、成長が遅かったり、そんなことがあります。したがって、F2以降は特に前よりコンディションがよい状況で臨むんだ!とした強い気持ちでチャレンジしてください。少しきびしい言い回しをさせていただくと、自分の水槽の水槽コンディションが悪かった可能性がないとは言えないのに、安易に「血が濃くなったからだ!」と、魚のせいにしないようにするのが最大なるポイントですね。(笑)

31. アピストの寿命はどのくらいか?

現地では、時期的な水位の上下がくり返しやって来ます。乾季と雨季があり、乾期に向かいはじめ次第に水が干上がってきて棲息水域が狭まり、鳥に食べられて一生を終えます。1年から1年半ぐらいと推測できます。水のあるところに乾期に逃げ延び、雨期を迎えたとしても、今度は体が大きくなっているので、現地での生存競争に不利になります。体が大きく目立つようになる分、他の魚に補食されやすくなります。生き延びても、こうして現地での生存競争の中で淘汰されます。小さい身体の中に凝縮されているアピストグラマの秘密はこんなところにもあるのですね。

32. ブラインを与える量はどのくらいがよいですか?

「21」のAnswerを参照ください。

33. 稚魚が生まれたときの水槽の維持方法でのポイントはなんですか?

エサの量を変えない、これに尽きます。心情的にはもっとあげたい、そんな飼育者のお気持ちもよく分かります。わたくしも実際に稚魚を目の前にするとみなさんと同じような気持ちになります。ただ、たくさん失敗もしておりますので、安易にエサの量を多く入れることで、水槽のコンディションをキープし続けられるであろうか、ということを同時に考えるようにします。そうして手心を加えるようにすることが大事かも知れません。産卵前までのエサの量より、徐々にエサの量が増えているとしたら、同様の水槽コンディションの維持が容易かどうかは推して知るべし、としたところだからです。何より、こわれない水槽コンディションを、この時点までに準備しておくことを最大なる目標として掲げておくのがよいでしょう。

34. 低pH(6.0〜6.5)を目指し張り切ってピートまで導入(3週間目)したにもかかわらず、phが7.3から下がってくれません…。あらゆる手は尽くしました…。助けてください…。こんな場合どうしたら良いのでしょうか?因みにウチはソイル/流木/石なし/CO2添加という環境で、pHを上げる要因は一切無い筈なんです。(水道水のpHは丁度7.0でした。GHやKHは未確認ですが。)

確実にpHを上げる要因が水槽内にないかもう一度確認いたします。パワーフィルターの中のろ材が盲点です。パワーハウス等のpHロック作用のあるものやアクアシステムのプロジェクトソイルなどは、管理者の意図に反し、水に作用しますので、アピストの飼育の場合は使用を避けます。効能を熟知している場合はその限りではありません。
基本的にそうした要因が見当たらない場合は「アンモニア」のせいだと思って差し支えありません。俗に言う、ろ過がまだ安定していない状況と言えますが、給餌後飼育魚の多数が同時に排泄したあとなど、バクテリアがエサとして取り込む寸前など一時的に高い値をとったり、安定している水槽でも「点」で見た場合にpHが高いときもあります。しばらくして、つまり数時間から半日など、時間が経過したあとでも高い場合は、水槽設置間もなくであるか、バクテリアの安定度の面での水槽コンディションをまだまだ疑っておくのがよいでしょう。緊急に何かを施すと言うよりも、エサを止めるか控えるかなどをして、バクテリアの負担を軽減するのが先決です。あとは時間の経過を待つだけです。「点」を「線」でつないであげることで、水槽コンディションの推移を把握するよう心がけます。こうしてみていけば、立ち上げ初期(3週間〜1ヶ月)のうちの不安定な様子をアタマの中で想像しやすくなります。サカナに対してのエサの量をうまくコントロールしながら、現実の水槽とアタマの中の水槽コンディションの推移をリンクさせるようにして維持管理するとよいでしょう。

35. 今年はエリザベが来なかったですが、なにか理由があるのでしょうか?また、ネグロ上流はこれからの入荷は難しいのでしょうか?個人的にネグロ上流のビンデンがほしいです。。また、グッタータとかエリスリラ、シュテッキー等ワイルドでくる可能性は低いのでしょうか?

1996年、エリザベタエの日本初上陸以来、シーズン中にこの種が来なかった年は実は今シーズンがまさに初めてです。エリザベタエの生息域はご存じの通りネグロ上流域でインディオ保護区にあたり、通常の採集は禁止されております。これまでは申請を出したり、こっそり採集されて、日本への入荷が見られましたが、一昨年に内緒で採集しに行った業者が数度に渡り現地でつかまりました。そのことが影響しているかどうかは不明ですが、歯止めになったことは間違いないでしょう。痛い罰金と禁固刑に処せられます。申請はお伺いをしたものの、今シーズンはダメだったようで、正規もしくは裏採集便まで来なかったというのが今シーズンの実情です。
さて、来シーズンはいかに。もう一つお話ししてゆくと、今年に入り「ブラジルの輸出許可リスト」なるものが改訂されるとの情報を得ておりました。これまでのリストでは実はアピストは5種のみこっそり載っていたのですが、「新リスト(予定)」を垣間見る機会があり、それによると今回学名の付いているものはほぼ網羅されておりました。当然エリザベタエの名前やスタエキーエリスルラなどもリストアップされておりました。そしてこの春、改訂されるかと思いきや流れてしまったようです。これまでもこうした動きは何度もありましたが、実現されるまでにはなかなか難しいようです。ブラジルでは増水時期がちょうど今で、例年ですと南部より水が少しずつ引いてきて、最集魚たちがやって来はじめる時期が近付きつつあります。ネグロは上の方なので、水が引いてくるのも少し遅れてやって来ます。日本へのそれらの地域の輸入は秋以降となりますが、パンタナールなどの南部地域は今月入荷でちらりほらりさっそく見えました。入荷はまさに水もので、世界的な景気動向・現地漁師の廃業などの問題も深刻で、まことに残念ですが、決して先行きが明るくはないこうした状況が来シーズンも続きそうです。こちらといたしましては引き続き輸入業者と現地とのネットワークを生かしながら、なんとかさまざまな魚種のご提供がかなうよう心がけております。時がたち、その時点での状況にも変化が見られると思いますので、webの情報をチェックしながら、入荷と入手のチャンスを見逃さぬようみなさま方も心がけておいてください。

36. 純粋にアピストに出会った経緯とかを教えてもらえるとうれしいです。

中学か高校の時でした。アクアライフで見て、小さなシクリッドがいるのだなと知りました。生涯60センチ以下の水槽で全うさせられるんだなと感じ、はじめて飼ったのはトリファスキアータ。関西の業者から通販でした。

37. 思い入れのあるアピストとかいるのでしょうか?

はじめに飼った「トリファスキアータ」と、やはり日本に初めてもたらした「エリザベタエ」ですね。ひねくれ者なので、本来はみなさんの予想をくつがえすような種を挙げたかったのですが、さまざま巡らしてみてもやはりこの2種ですかね。ただ、長くやってくるとあらゆるアピストに興味をそそられます。長いと逆に麻痺してくるのかと、自分でも予想していましたが、ここ10年ぐらいは特に、すべてのアピストに興味を引かれます。それぞれの分布や、この形になるまでの進化の過程など、色彩の変異の多様さに目を奪われます。そして、なんでこんな色をしているのであろうと、なんでこんな性格なんだろうと、種ごとのその地の自然環境などを想像するのがとても楽しい行為です。

38. M型水槽で1ペアでの飼育の設定で:フィルターの掃除のタイミングは??
親と子を別けるなら、孵化後約何週後でどのようなタイミングで別けた方が良いですか??

あくまで目安ですが、数多の36cm水槽を管理してきて、どのくらいのペースでスポンジを握ったかを振り返ると「半年に一度」ぐらいかやってないか…、とした感じです。ソイルの粉塵などでスポンジが目詰まりした時などは、一月ぐらいで握っていることもありますが、振り返り1年たってもさわっていない、ということも稀にあります。実際はここの水槽を見ながら処置しておりますので、定期的に行っているわけではありません。とりあえず、このぐらいしないでも大丈夫ですよ!という目安として受け止めておいてください。
親を離す時期ですが、どんなに早くともふ化後3週間は親に世話をさせておいた方がよいです。そのままで問題ないなら、半年以上親に付けておいても何ら問題ありません。


39. RO水と水道水の違いは?

水に物質が極力溶け込んでない状態のものが「R/Oの水」で、地域により差がありますが、それなりに何かしらの物質がある程度溶け込んでいるのが「水道水」です。アピストを飼う場合は単にこの視点でゆきます。溶け込んでいる物質が多いほどpHの緩衝作用がありますので、下がりにくくなります(もちろんある意味では上がりにくくもなります)。一方で、水になにも溶け込んでないと、pHの変動もそれなりに生じてしまいます。この場合、前者が「水道水」で後者が「R/Oの水」にあたります。
使い分けとしては、足し水をする場合に、水道水よりはR/Oの水の方が水が濃くならないので向いていると言えます。逆に水槽の水のpHが下がりすぎて困るときや、下がる時間を遅くしたいときなどは水道水を使用するのがよいでしょう。基本的にスポンジフィルターなどで飼育するスタイルの場合は、pHマイナスなどの薬品を使わない方がうまくゆく傾向にありますので、水槽が落ち着いてどちらかを使用する状況では、こうした選択肢があります。R/Oの水は、このように2種類の水を準備できるので管理を楽にしてくれる面もありますが、単に現地の水の導電度が低いからと、それを実現させるために使用してもさほどの効果がないということは言えます。すでにお持ちの方は、上記をご参考に有効活用してください。まだお持ちでない方は、あえて準備する必要はありませんが、pHが下がらないで困っている方はそのために使用するのもよいでしょう。ただ、単に水槽のコンディションが安定せず、アンモニアによるpHの上昇を防ぐことができるわけではないので、コンディションを把握し手だてを加えたり時間の経過を待つ作業は変わるものではありませんので、この点は要注意です。

40. アピストの系統維持について教えてください:同産地産を2ペア用意して2系統で維持していくことの必要性や,ブリードしていくにつれて近親交配が進んでいくと思いますが、途中でワイルドの別個体と交配させることの必要性はあるのでしょうか。また、もし必要な場合、どのタイミングで(何世代あたりで)行ったらよいのでしょうか。

前にもお話ししたとおり、良好な環境下で仔取りを続けていった場合、数年は純粋に同じ血筋で維持していっても、飼育者側の落ち度以外の問題で5年程度ならダメにしてしまうことはありません。それ以上と見据えた場合には同時期に2ペア導入するすべはよい方法と思われます。万が一のために、別系統があるならなお良しということですね。維持の途中で入荷があればよいのですが、入荷の現状を鑑みると10年も前の状況とは打って変わって、かなりの種がやってこなくなってしまった現在の現実にも直面します。したがって、次回以降の入荷の予測がたつものは別ですが、そうではない種類がやってきたときには注意が必要ですね。その時の販売価格と予算的な問題も絡み、すぐの決断を迫られる場面が多々あると思いますが、ここの種類においての見通しや経緯などを知る限りその都度お伝えいたしますので、そんな時はお気軽にお尋ねください。

41. 自分は夜に電灯を点けて、朝、会社に行く前に消しています。夜寝る前(魚が目覚めて3、4時間後)にブラインをやっていますが、それで支障はないか。

何度も繰り返しになりますが、良好な水槽コンディションを維持している場合には、1日1回の給餌でアピストの場合は十分ですが、電気が付いたあとがよいのか消える前がよいのか、この答えは「寝る子は育つ」原理で「消灯1〜2時間前の方がよい」です。今のスタイルで問題なく運んでいるのであれば、趣味で行う作業ですのでライフスタイルに支障をきたす変更はもちろんオススメではありません。別にどちらでも、とした場合には「寝る子は育つ」の原理でゆきましょう。

42. 水換えは2ヶ月位しなくても大丈夫か?うちの場合は背高の45センチ水槽にアピスト幼魚30尾位

換水を避ける飼育スタイルは、原理として日々エサを投入する分だけ「水が濃くなる」わけです。閉鎖空間にエサを「プラス」しているわけで、継続した環境を換水無しでゆく場合は何かしらの「マイナス」作用を施さなければならないことが分かります。時には換水をして飼育水を薄めてあげる、プラスしている分を水草の育生でフォローする。つまり浮き草などが増えていっている状況では、定期的に浮き草を捨てる行為がまさに「マイナス」作用となります。他にも策があると思いますので、いろいろと試して継続維持できている「水槽環境」を目指してみてください。こうしてみてみると、しっかりマイナスできているのであれば、2ヶ月でも、極端なお話し半年でも換水無しでも問題がないことが分かります。

43. 水槽で繁殖した場合の稚魚の成長速度。時間とサイズをグラフにしたら見やすいかも。細身タイプとガッチリタイプに分けて解説してもらいたい。

(次回以降のアクアゼミで、しっかりデータをとったあとで公表したいと思います。)
水槽のコンディション維持をワンステップすすめて考えてみると、コンディションの差によって成長速度の差やばらつき具合が異なります。さらに上のコンディションを実現できれば目減りなくばらつきなく成長させることができます。さらに上の領域を目指してみましょう!


44. 頭などにできるニキビというか肉腫のようなものが出来て、しばらくすると死んでしまう病気の正体と治療方法。

簡単に申しますと、頭の中央にときおり生ずる白いぽっちは、人間でいう「口内炎」として受け止めます。暴飲暴食・健康状態の減退・胃腸の調子が悪いなど、こうしたものととらえて対処するとよい方向に向かいます。胃腸が悪いとして、食べ物が多い限り胃腸の調子が回復しにくいでしょうから、エサを数日控えます。これだけでよくなることが多いのですが、それ以外にも、今ある水槽コンディションを疑ってかかります。先週・数日前、時にはひと月前と、状況がどう変化しているか、心当たりを探ってゆくといくつか見えるはずです。要因が複数ある時もありますが、たいていは心当たりを解決できると徐々に回復に向かいますので心配ありません。いじめによるストレスによって生じることもあります。それを緩和することでよくなりますが、多くの場合水槽コンディションの不調が原因となっていることが多いように感じます。

45. アピストの理想的飼育密度

現地ではかなりの高密度です。水の干上がる寸前ではヒト網で150超のアピストをとらえることができます。これはもちろん極端な例ですが、水産関係での養殖魚のように個体密度によって、成長過程でのサイズの制限が出ることはありません。ここは得意の「水槽のコンディション維持」という言葉をここでも適応できます。上手に維持管理できれば気にする必要はない、といえます。不思議なサカナです。ただ、水槽内での飼育において、水量に対しての個体数が多いと、通常給餌量も多くなります。つまり、投入されるエサの量をこなしながら維持できるかどうかがポイントとなります。不安があるのであれば「薄く」するのがベターで、コンディション維持に自信がある場合は高密度のままでも大丈夫です。過去に、36cm水槽で10ヶ月ほどで4センチほどまで育て上げ、しかもキレイに仕上げられたこともあります。
以上は、何尾飼えるか、という問題の答えですが、「通常飼育において何尾ぐらいが許容なのか」とした場合には、36cm水槽ぐらいならば、当てのアピストを交えて3〜6尾ぐらいで収めておいた方が無難です。これは繁殖までをにらんだ数なのですが、「ペア+1〜4尾」とした感じですね。サイズにもよりますのであくまで目安にしておきます。それと、同時に大事なことは、その水槽サイズで定期的なエサの量でキープし続けるわけですので、実際にはエサの量とフィルターの許容能力を鑑みて決めるのが望ましく思います。


46. プロの方は、どのようにしてオスメス区別するのですか?とくに若魚だと分かりづらいと思いますが。

背ビレの先の形状・顔つき・体型・尻ビレの形状と色・尾ビレの形状と模様の入り具合・ボディーのメタリック感・背ビレの条の伸び具合と将来的な伸びの予想・そして全体の雰囲気、などです。総合的に判断して、「分からない」という結論に達することも少なくありません。プロかどうかは別として、この「分からない」と判断できるかどうかは実は重要です。このサイズでは判断できない、と思えると、お店の場合にみなさま方にお渡しする段で「ペアとしてはまだ販売できない」ということを意味します。同腹の小さいサイズでは判断できないことも多いですので、そうした場合にはもう1〜2ヶ月待ってから、判別するのがよいと思います。オスの方が早く分かります。メスだと断定できるまでには少し時間がかかります。したがって、「まだ分からない」と判断することも重要かも知れません。

47. 他店で買ったエリザベのメスがいるのですが、でも何か違う雰囲気が・・・メスの品種のわかりやすい見分け方って、ありますか?

ブリードに関していいますと、現にチェコ便にて数社から、独便ですとビルヘルムとグラッサーの2社から日本にエリザベタエがもたらされております。個々にブリーディング技術や個体レベルに差があること、同便でも善し悪しがあることなどから、メス同士の比較において雰囲気が異なる場合は単に「個体レベルの差がそう見える」のだと思われます。チェコにせよドイツにせよ、元種になっているのは「ウアウペス下流域産」です。それらを選択交配しオレンジ色の親を使い続けてきた結果が現状です。これらは別々に入手しても、元々は同産地産なので、それぞれが健康で個体レベルが低くなければ、お互いのブリードも問題ないはずです。その点は心配いりません。
タイプの見分け方ですが、それか仮にワイルド個体だとしても、わたくしもエリザベのメスだけでは判断つかないことが多いです。せいぜいこれとこれは違うかもな!?程度ですので、逆にここはご安心ください。(笑)

48. 仔供をとりつづけていこうとした場合、本気になればなるほど「選別」という行為は避けては通れないと思います。そこで、M水槽1本という前提で
どのタイミング(例:月日、大きさ、行動)で
どのような飼育数(例:30尾→15尾→5尾)で
どのような点を意識しながら(例:発色、スタイル等)
選別をおこなっていくかについてご教示ください。

まずは、良好な維持の元、仔供たちが育ってきたとします。エサの量とコンディション維持の兼ね合いで、一代においても育て上げる行為はかなりたいへんな努力がつづきます。実際には無事に一月過ぎた仔供たちが100例あったとして、次世代に次ぐ親までに育て上げられている実数は、おそらく2〜3例ではなかろうか、と想像できます。生まれた・育ってきた、ここまでは比較的耳にしますが、それ以後となるとグッとお話しが減ってくるのが印象です。なぜならば、継続的な稚魚育成には、継続的に良好な水槽コンディション維持が欠かせないからです。日ごろの努力ももちろんのこと、人の一年はそれはそれで長いもので、夏場の高水温、仕事が忙しくなった、公私のイベントで十分水槽に手がかけられない時期があったり、などなど、水槽の外側での事柄も多々あるからです。育て上げる行為こそ、最もたいへんな作業になっていることと思います。
さて、また話が逸れてしまいましたが、稚魚の成長過程で水槽を分けてゆく目安のひとつはやはり「エサの量」の変化です。稚魚が成長しサイズアップしてくると、当然エサの量を多くあげねばなりません。一方で、水槽のコンディション維持の兼ね合いで、ある一定量以上を与え続けることにより、今維持できているコンディションが崩壊してゆくさまも想定できます。この時が水槽を分ける時期と重なります。その水槽での給餌量を一定にして置いたまま、稚魚の数を減らしてゆくわけです。十分まかなえる数へと減らします。半分にするのか1/3の数にするのか、それは今後その水槽に投入してゆくエサの量と、コンディション維持ができるかどうかで決めるのがよいです。次の段階が来たらまた減らします。したがって、常にエサの量を一定にしたままで、なんと魚の数で調整するのです。なぜなら、水槽コンディション維持が後々の稚魚の形や色合いに大きく作用するからですね。すべてはここにかかります。
選別に関しましては、こうして良好なコンディションで育て上げられた仔供たちは、余裕で親の見た目をしのいでゆきます。親よりもグッとキレイに成長しているはずです。問題になるのが雌雄のサイズ差の方ですので、次期種親に関しては、ここを重視して選ぶとよいでしょう。どうしても早く大きくなったオス個体が目立ちそれをチョイスしたいところですが、成長が遅いメスのサイズをベースとして、小さめサイズから次期種親候補のオスを選べると、スムーズな二代目の仔取りへと移行できます。



こんな感じです。ご覧のようにかなり丁寧にかつハードにお答えしてゆきます。

みなさん、この膨大なテキスト量、ここまでしっかり読んじゃったのでしょうか。お疲れさまでした!!(笑)

この内容とダブらないようによろしくたのみます。さらに新しいこと、お伝えしたいと思っておりますので、長すぎますが(笑)、よくご覧の上で「新たなQ&A」もしくはこれを踏まえた上でのご質問をお寄せください。
ここはわたくしも、とてもとても楽しみにお待ちしております!!
できましたら、開催週の前々々日の「10/19(水)」までにお寄せください。



プロのみなさんもよろしければご参考になさってください。ご覧の通りアクアライフでの原稿レベル以上の専門的な内容です。でもコピペはしないでくださいね。プリントアウトしてこっそりチェックしておいてください。
そう、
An aquarium.とは、こういうお店です。独立したいヒト、本当の趣味屋のプロになりたい!って考えているヒト、丁稚奉公は随時募集中。(大謎)




 10/16(日)

「アクアゼミ Vol.4」、本日無事に終了いたしました。ご参加いだきましたみなさん、誠にありがとうございました。来年も何かしらの形で企画開催いたします。また「アカデミー音羽」会場でお会いいたしましょう。


さてそれでは、今日もさっそく画像でゆきますね。


※ 今回は4ペアお持ちしました。♀がいつも微妙で、ペアでの販売実数は意外に少ない。

※ つまりはペアで入手したはずが、飼ってて気がつくと♂♂になってるってこと…。♀の見極めが肝心な種です。

【 Ap. "Breitbinden/Orinoco-System" 】
ペア
¥6,000-
※ ブラジルはネグロ河と、国をまたいでコロンビア領オリノコ河に産するアピスト。背ビレザンバラ、良い感じに展開。
これはコロンビア方面のブライトビンデン。詳細産地名は付随しませんがオリノコ水系の個体でお求めやすいタイプです。






本日のサービス画像。


※ これもコロンビア便で時折やってくるアピスト、マクマステリー店用次期種親候補をご紹介。


※ ♀個体。以下全部同便、すべてマクマステリーです。


※ 別個体の♀、体側ラインは太くそして若干のにじみ。これはラインがつながっている風な個体。


※ 種の判別は、モノクロの目で見るのがポイント。


※ さらに別個体の♀。体側ラインがドット状に離れて見える。でも四角くかつ太くにじんでいる。


※ これも別個体の♀。紹介の画像♀はすべて別個体で、ここからバリエーションの幅を見出せる。


【 Ap. macmasteri "Rio Meta" 】
※ バックヤード種親オス。♂の画像は今回3枚すべて同一個体。キレイなマクマスです。





そしてこれね。久々に少し語ってみるか・・・。(笑)



【 Ap. viejita 1 】
※ 頬赤であれば「viejita2」なわけではない。これは「viejita1」で、この程度は実は個体差レベルなんです。
これ、体側ラインが上に掲載したマクマス画像と比較するとかなり細いでしょ!ヒレの展開も次第に流線型に。



【 Ap. viejita 1 】
※ 典型的な「viejita1」。マクマスとは種レベルで違うサカナであることがビジュアルでも明確に分かるでしょう。
現在この個体をAn aquarium.の種親にしています。そろそろ仔取りをはじめないと…。♀画像は秘密です。(笑)



※ これがあやしい個体。マクマスっぽいね。ただ上記と同便です。少なくとも「viejita2」ではない。2は今だ日本未入荷であると見る。
「テトラ本」が教科書。あの個体の頬にはスポット状に赤が入る。あの個体はまだ見たことがない。似ているのとは大違いで。
背中と腹部の色合いの違い、1と3との違い、あくまでも冷静な視点で、今でもあの書籍のあの画像は情報が満載なんです。

言えることとして、「viejita」からは印象として「hoignei」や「hongsloi」を感じられる。
個体を見て「macmasteri」を感じたら、それは「macmasteri」に過ぎない…。
さわっちゃいけない領域なんてありゃしない。わたしなんぞは学術的専門家ではないもの。たかが知れているんです。



昔から語られていた、ビエジタ&マクマス論議。分かっているとは思いますが、ドイツの商業ベースの「ビエジタ」はすべてマクマステリー種です。「ビエジタスーパーレッド」や「ビエジタ2」でやってくるのがそれに当たります。ここのwebページでは名前の訂正をして掲示販売いたしておりますが、インボイスがいつもそれなのでそんなモンとして受け止めています。メラニンパターンで見てください、サカナの泳ぎ行動パターンで見てください、なんていまさらドイツ人を説得する気も、もう十数年前から起きなくなっています。ブリードは今後も毎回その名でやって来ますので、今後も頼ることが出来るのはワイルドのみ。ただ、種としてリアルなビエジタくん、コロンビアの麻薬地帯に産するといわれて久しく、間違ってたまにやって来る程度です。「2」は日本未入荷、「1」が極まれにやって来て、「3」は年に数回の輸入がある。みなさんがメラニンパターンを学ぶのには時折見られる「3」を入手して、そのサカナに教えてもらうのがよいと思います。「1」と「3」はオスの色合いでも分かりやすく判別できます。「3」のメスはアゴしたの黒のラインがつながりますので、「1」との差もメスだけでも見出せます。でもね、「1」の入荷はほとんどないのでみなさんがこれを確かめるすべがない。近いうちに「1」のメス、うちのバックヤードにいますので、ご参考までにお見せします。ただそれはいつになるやら…。

ちなみに上記の「viejita」くんたち、今年の5月にこっそり入手。1ペアのみ種親としてキープしてます。気になる方々へは、いつの日かF1にてリリースさせていただく予定です。さて、そろそろ本気でやらんとね。






実は明日、以前からおはなししておりました「新規展示水槽台」が到着いたします。さらに24本のM水槽、つまりは36センチ水槽が増設されます。今回の怒濤の入荷に備えてというよりも、年末ぐらいにやってくるサカナたちに対応しようと考えていたのですが、今シーズンはメインどころの入荷がいつになく早すぎました。(泪)
想定外の入荷ラッシュで先月末よりとてもにぎやかになりましたので、みなさん側では少し困惑しながらもうれしさ倍増、そんな状況にあることと思います。今後の増設を機に、更なる展示販売環境の向上を計り、スムーズな個体のご提供に寄与することと思います。さらに今後は、バックヤードでのストック環境を実現いたしまして、サービス体制をさらに向上させようと企てております。
今回の展示水槽台はM水槽・横4本の三段仕様です。それが二台やって来ます。ベースは「APAP水槽台」ですので、この形での三段台を、従来の二段「標準APAP水槽台」の次のラインナップとして、みなさま方へのご提供もさせていただこうと考えております。新たな展示販売水槽は、三段台のサンプルとしても機能しますので、興味のある方はぜひ一度ご来店いただき実物をチェックしてみてください。つまりは、あらためまして新規水槽立ち上げを、店頭にて実践してお見せします。今回は一気に24本で、メイン底床はサンディーゴールドベースでやってお見せする予定です。
作業は火水のうちに可能な限り進めてみます。みなさんの水槽立ち上げのご参考までに、店頭にて今後の経緯をぜひご覧ください。






さてさて、今回のゼミも二日にわたり開催いたしまして、兵庫・大阪・滋賀・愛知・静岡・・・と、またもや複数の遠方のお客さままでご参加いただき、企画側といたしましても、たいへん励みになり、そしてたいへん嬉しく思っております。
そして4回のアピストゼミを、4回ともご出席いただきました方、これまた感激ですよ。もちろんご参加回数ではなく、やむなくご都合が合わずフル参加いただけなかった方々、また来年も形を変えて企画してみます。楽しみにしていてくださいね。
ヒトは「求められること」にそっと喜びを感じ、そしてそれを明日への活力に変えることが出来ます。今回みなさま方からいただきました熱意とそのお気持ちは、また何かしらの形でしっかりお返しできるよう今後も精進してゆきたいと思っております。時には画像、時には飼育育成ネタなど、少なくともこの場で出来ることはもちろん、さまざまな新たなサービスを考え企画しご提供させてゆきたいと思います。どうぞ楽しみにしていてください。






 10/15(土)

「アクアゼミ初日」無事終了いたしました。本日初日も遠方より近場より、さまざまお越しいただきましてありがとうございました。今後もしっかりサポートさせていただきます。受講あとに新たな疑問がわいたことかと思います。店頭にて、もしくはメールにて、プライベートに補講授業をいたしますので、お気軽にお寄せください。ある意味、安い受講費かもしれません。わたくしでよろしければ、こうしてしばしご利用いただけます。ぜひどうぞ!!

さて、明日は同じ内容で一語一句、違うことなく二日目の講習をいたします。(笑)
お越しのみなさまは、朝っぱらから護国寺でお待ちしております。楽しみにお越しください。

あっ、明日だけの受講者に向けてなのですが、講義終了後に「
アピスト実力テスト」があります。

それで段位を認定いたします。


(ウソです・笑)





今回のディプロタエニア、「おまえんとこより、おれんちの方がキレイだぞ」編です。






お持ちいただきまして2週間、ご自宅でのディプロの様子、こんな画像をいただきました。

そうです、良いのからりリースしております。先日のレッドフェイスのディプロも、♀とのサイズが合わずやむなくリリースできなかっただけなんです。小さめサイズですが、♀との取り合わせを考慮して「キレイになりそうで、かつ仔取りできそうなペア」でのチョイスを心がけております。毎回が「現状在庫の中から出来るだけの善処」をいたしておりますので、ご安心ください。チャンスは平等に訪れます。ご来店の方も発送でのご利用の方も、アクセスの早い方と、入荷のタイミングによって、良個体を上からお出しさせていただいております。





さて、今回便のビルヘルム・
ルブロリネアータ、まことに残念ながら本日SOLD OUT!!。お持ちいただく前に記念にとスナップしておきました。久々の感動モノです!!





※ なかなか上手に育て上げてますよ。みなさんも負けないように、がんばって!!


今回チョイスしてきたビルヘルムのルブロは、これにてすべての在庫が終了です。次回以降の便での入手を望まれる方は、お気軽にお声がけください。ちなみにご参考までに今回はこの個体たちは
ペア¥12,000-でした。もし次回便でやってくるようなときは、優先リリースさせていただきます。





今便のワイルドエリザベの中からお店用に1ペアチョイスしました。
An aquarium.は高いお店ですわ。ペア¥98,000-でしたよ。今日は閉店後にしとうにしとうがぼられました・・・。(笑)

どうやら彼は入荷ラッシュに疲れ果てて少し
パーになったみたいです。



※ ♂は同じ個体のカットです。

※ ♀は色合いよりも「女らしさ」を重視しました。

※ どうせオレンジは広がってゆくの知ってるし。ちょっとあれば良いんです。

SOLD OUT!!
※ 種親にします。こどもたちでビルヘルムブリードを超えてお見せしますよ。お楽しみに!



少しずつサイズダウンしておりますが、ペア取りをしっかりいたします。選別眼を磨いてここまで来ました。ミスはしっかり後日フォローできる体制も完備しました。ご安心してご利用いただけます。まだまだおります現実ですが、数に限りがありますので、出来るだけおはやめにご用命もしくはご予約ください。良いところから、ピックアップしてリリースさせていただきます。




 10/14(金)

今日も仕入に出ています。

・Ap. イニリダエ【Colombia便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・値段は安いけど、前ほど来なくなった
・Ap. "ブライトビンデン/Orinoco-System"
【Colombia便/WILD】・・・いつになくしっかりサイズ。なんでか最近人気
・Ap. ディプロタエニア "Barcelos"
【Brazil Manus便/WILD】・・・・・・・・・・・・赤顔候補、大量に追加しました。
・Ap. エリザベタエ "Negro"
【Brazil Manus便/WILD】・・・・・・・今回チビが多い。これでいったん入荷が止まります。
・ブラックネオンテトラ "WILD"
【Brazil Belem便/WILD】
・ポポンデタ フルカタ

・ゴールデンハニーG


本日補充分のエリザベタエ・ディプロタエニアにより、さらに在庫を補充しております。バックヤードで調整のあと、次週以降のリリースです。そして今日さっそく先週入荷分の中の、バックヤードで療養中のエリザベとディプロを、店頭の展示販売水槽へとタップリ移動しました。さらに存分にお楽しみください。

今回はエリザベタエの入荷こそありましたが、輸入業者でのいわゆる流通在庫はほぼなくなりました。やはり人気のようです。新たに採集されない限り、日本への入荷も見込めない様相です。今後は取りに行けるかどうかも分からない、つまりは再度の入荷があるのかどうかも分からない、そんな状況がまたはじまります。
入手をご検討なさっている方は、後悔のないようぜひ在庫のあるうちに駆け込んでおいてください。




 




 10/13(木)

少し画像あり。今日も画質はいまいちです。時間なくあわててスナップしました。(泪)











【 Pel. taeniatus "Lokoundje" 】
ペア
¥12,000-
※ こちらは上位個体を上から3ペアお持ちしております。まだ手付かずです、今のうちにどうぞ!!
残1ペア(10/16閉店時)






【 Ap. agassizii "Fire-Red"(S-class)】
SOLD OUT!!
※ 今便のトップ個体、ダントツ赤いオスとメス。画像にしたら色が薄くなった。たまには改良も良いです。(笑)






【 Ap. agassizii "Fire-Red"(A-class)】
ペア
¥9,800-
※ 今便の上位クラスです。2ペアのセレクト!たまにはやはり改良アピストも良いです。(笑笑)
残1ペア(10/16閉店時)





誠に申し訳ございませんが、この土日はアクアゼミの開催と、怒濤の入荷が重なってしまいましたため、店頭でのご接客ならびに発送業務を同時進行でこなさねばなりません。場合によっては、お約束の日取りでのお届けが出来ない場合がございます。新規に発送をご依頼なさる場合には、誠に申し訳ございませんが、第二希望の到着日までお知らせいただければ幸いです。出来るだけご希望に添えますよう、精一杯努めてみますが、ゼミ当日は早朝から閉店まで、ゼミで講義中か営業中かで、終日梱包時間が取れない可能性があります。発送日の繰り延べなどもお受けさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。




 10/12(水)

今日はビルヘルムブリードのおさかなオンリーです。ドイツ便の到着を受け、出陣!!

・Ap. アルア(上物)【Germany便/from Wilhelm】・・・・・・・・ビルヘルムから、実はあまり来たことがない種
・Ap. クルズィー "ペバス"【Germany便/from Wilhelm】・・・・・・・・・・ペバスにしてはロングボディーです
・Ap. cf. エウノータス "リオ ナナイ"【Germany便/from Wilhelm】
・Ap. ルブロリネアータ(上物)【Germany便/from Wilhelm】・・・・・・ビルヘルムに負けるな!極上ネタ!!
・Ap. エリスルラ "レッド"【Germany便/from Wilhelm】・・・・・・・・・・・・雌雄バランス善処してます
・Ap. マクマステリー "スーパーレッド"【Germany便/from Wilhelm】・・・・・・・・・・今回は2ペアのみ
・Ap. アガシジー "ファイヤーレッド"【Germany便/from Wilhelm】・・・・・改良種ですが、極上ネタチョイス
・イバナカラ アドケタ "リオ ウアウペス"【Germany便/from Wilhelm】・・・・一応今回は良いとこ2ペア確保!
・Pel. タエニアータス "ビルヘルム ムユカ"【Germany便/from Wilhelm】・・・・・・・・・昔ムユカではない
・Pel. タエニアータス "ナイジェリアグリーン"【Germany便/from Wilhelm】・・・・・今、ここからしか来ない
・Pel. タエニアータス "ロクンジェ"【Germany便/from Wilhelm】・・・・・・・・・・・・・・・極美セレクト!
・Pel. タエニアータス "マコウレ"【Germany便/from Wilhelm】・・・・・・・・・・・・・・・・・・1ペアのみ
・Nan. トランスベステトゥス(上物)【Germany便/from Wilhelm】・・・・・・・今年はWILDが来てないですね
・レッドデビルエンゼル(Sellected)【Germany便/from Wilhelm】・・・・・・・黒くないのを、あえてチョイス


すばやく腰も軽く、網入れしてます。前回入荷があって、今回来なかった種、今回初登場の種、久々の種、さまざまございます。数に限りがあるモノがございますので、お好みの種を見つけましたら、おはやめにご利用ください。




そしてさっそく画像です.あわてて撮りましたので、多少の見苦しさはご勘弁ください。。


※ 今回2ペアのチョイス。一方はこの尾ビレを持つ♂。


【 Pel. taeniatus "Wilhelm-Muyuka"(その1)】
SOLD OUT!!
※ 往年の「Muyuka-Style」です。ただし、♀は共通です。このスタイルの♂は1尾のみの入荷!



※ ただし、♀の雰囲気はいずれも同様でした。細かなチェックも毎回入手と同時にしてきています。


※ もう一方のタイプの♂。いつも「ビルヘルムのムユカ」はこんな風情です。
実は以前2〜3度、WILDで入荷してきたカメルーン便の「Muyuka」も同様の印象。
カナダのオリバー曰く、「Muyuka地区に行ってきたけど、現在ではフィールドになっている」と。
つまり畑になっていて、メイン採集河川がなくなっているとのこと。
ただし入荷してくる個体はこのエリアで採集されているという。間違いじゃないといえば間違いじゃない。



【 Pel. taeniatus "Wilhelm-Muyuka"(その2)】
SOLD OUT!!
※ こちらはもう一方の♂とのペアでのリリースです。ある意味、現在では両者とも「アタリ」なんです。
ドイツからはるばるやってきた入荷総数は今回たったの5ペア。その中からこの2ペアを選抜しました。





【 Pel. taeniatus "Makoure" 】
ペア
¥13,000-
※ マコウレの入荷数も今回少ない。雌雄サイズ差を極力合わせて1ペアのみの選抜部隊です。



 
【 Pel. taeniatus "Lokoundje" 】
ペア
¥12,000-
※ 現在日本にやって来るタエニアータスで、最もカラフルな地域変種です。こちらはしっかり上位から3ペア。
楕円というよりは円形の黒班スポットを尾ビレに持ち、黄色が目立ちます。もちろん♀も大きめチョイスです!





※ どうなんでしょうね、今年はWILDアドケタがやって来てくれるのかどうか…。♂です。


※ こちらは♀で来ている個体。今回は2ペア持ってきましたが、オスメスしっかり当てている気がしますよ。


※ 男歌舞伎役者の顔面図。前回小さめ、今回はデカ目で。もちろん入荷中最もでかい♀と合わせた。
そんな女歌舞伎役者の顔面図は、ひとつ下の画像です。ビルヘルム便、オスメス別袋で来ています!



【 Ivanacara adoketa "Rio Uaupes" 】
ペア
¥24,800-
※ 仮にワイルドの入荷がなければ、これを買っておけばよかったってことになる。
だから一応今回は2ペアの確保。チェコ便よりやはりワンクラス上の個体たちです。













【 "Red Devil Angel" 】
SOLD OUT!!
※ わざと、黒色メラニンが少なめの個体たちで揃えてございます。これはビルヘルムが作出した品種。
さすがに出元だけあってすばらしくキレイです!ブリード用にと5尾セット特価でご用意いたしました。





【 Nan. transvestetus 】
ペア
¥6,800-
※ 今年はこれまでワイルドでの入荷がほとんどなかった種になっています。
ビルヘルムのトランスは、なんだかいい感じ。ブリードも比較的いけますよ!





※ 今回のエリスルラ(Rio Mamore)の雌雄サイズ差はご覧の印象。この種の大事なところです。
予想外にハードアタッカーなので、♀が小さすぎると♂にすぐ駆逐されてしまう…。



【 Ap. erythrura "Rio Mamore" 】
ペア
¥12,000-
※ 入荷総数も5ペアのみなんです。そこからでかい♀ベースで小さめ♂のチョイス。いつも善処してます!




【 Ap. macmasuteri "Super Red" 】
SOLD OUT!!
※ 今回は2ペアだけです。♀も小さめですので、やはりそれなりに苦労するかも知れません。
オスの派手さはいつも通り。♀が小さいのでこれで出来るだけ小さめ♂をチョイスした感じ。




※ 今回Wilhelmから「ペバス」で来た個体です。わたしの知ってるペバスよりロングボディーです。
印象はパパゲイとかアルゴドンとか、そんなシリーズの雰囲気です。この種は雌雄間超ハードアタッカーで有名。



【 Ap. cruzi "Pebas" 】
ペア
¥12,000-
※ それなので、デカ目♀、2尾だけ今したので2ペアお持ちしてございます。
♀の雰囲気もご覧のようにパパゲイ風です。やはり♀も体が長いので好印象です!





※ タパジョスの特殊な地域にひそむ、色は背ビレの先にしかない風変わりなアピスト。


※ 入手後のブリードの障壁を下げるために、入荷中の大きめ♀、そして小さめ♂でのチョイス!


【 Ap. arua 】
ペア
¥9,800-
※ アルアを入手するならこれしかない!そんな勢いで今回4ペア確保。いずれもいい感じです。
他のブリード個体、さらにはワイルドも含めてみても、確かに一番いいアルアです!






今日は郷里の宮城県のお客さまから、メールが届きました。


こんばんは。鈴木です。
先日オトシンの為の水槽が出来たからディプロはちょっと我慢して、オトシンを買ったらエリザベ!入荷って、去年入って来ないから年末くらいに入るだろうと思ってしまった。
家の奴に「
エリザベサエ欲しいんだけど、ちょっとお願いいたします。」って言ったら「いい加減にしてよ!」っていわれ、先週からシカトされてます。その為明日から臨時でバイトする事になりましたので、エリザベ 1ペア・ディプロ 1ペア日曜着でお願い出来ますか?
ディプロは銀松で志藤さんが南米に行った時以来です。


誠に申し訳ございません…。(泪)
こちらのお客さまも15年来のお付き合いをさせていただいております。誠にありがとうございます。

あ〜あ、やっぱり画像を載せない方が良かったのか悪かったのか、よく分からなくなってきました。(笑)
でも、しっかり良いの送ります。楽しみにお待ちください!!





この土日開催の「アクアゼミ」、日曜分はすべて埋まりました。わずかに土曜日分で空きがあります。

「アクアリウムゼミナール Vol.4」
〜アピストの繁殖〜
§0. はじめに

§1. 繁殖行動へのスイッチ

§2. 一連の繁殖行動への流れ

§3. 産卵数をどうとらえるべきか

§4. ペア仲が悪いときのテクニック

§5. はたして交雑はあるのか

§6. 人工孵化

§7. 水草水槽と魚用水槽での違い

§8. 結局、何が重要なのか

§9. Q&A


そして、今回の怒濤の入荷を見た「エリザベタエ&ディプロタエニア」について、旬な話題も少し盛り込んでおきます。現地での様子や採集時の話など、さまざまお楽しみいただけます。

ご参加のみなさまは、「しとうが話す内容で、自分にとってうまく理解できなかった箇所のみを箇条書きにピックアップ」しておいてください。後ほどそれをお見せいただければ、こちらでみなさま方がどの辺の壁に当たっているのかなどをすぐさま把握できます。その後のアドバイス等を個々人に向けてしやすく、そしてより的確におはなしさせていただくことが出来ると思います。

駆け込みでお申し込みもお受けいたしますが、土曜日分も残り数席ですので、出来るだけおはやめにアクセスいただければ幸いです。それでは、当日会場でお会いいたしましょう!!




 10/11(火)

今日は新入荷はありません。よって、少し心おだやかにご覧いただけます。

まずはだいぶ前にご紹介した「
フィールフレック」から。


※ フィールフレック、バックヤードの仔供たち。


※ これは以前ご紹介いたしました♂親の現在。コケコケ水槽でキープ。だから写真もいまいちです。(笑)


【 Ap. sp. "Vielfleck" 】
ペア
¥13,800-
※ こうなる個体、若いサイズで実はまたまだおります。チビチビサイズがだいぶ育ってきました。
もちろん、リリースはこの夏にやってきたワイルド個体です。入荷が止まりましたがまだAnに在庫あり!






そして次は、本邦初公開。今便にて入荷のワイルドディプロタエニア上位個体。


※ 鮮烈すぎて、目の毒になるのが分かってましたので、実は画像掲載を自重していました…。


※ 鮮烈な頬オレンジ、過去の入荷も1度2度あったかどうか、そんなレベル。


※ たぶん、これからまだまだこのオレンジが朱色ぐらいには行ってしまいそうな予感がしていて、


※ そのさまを見届けるのは、今回入手できたみなさん方だけにしようと思っていたのですが、載せてしまいました…。


【 Ap. diplotaenia "Barcelos" 】
ペア
¥19,000-
※ エリザベまで来ちゃったのでもういいか!と。こうなります!鮮烈なサンプル個体です。画像は少しデカサイズ♂。
実はこれに合う♀がいません。よって複数在庫の中から、将来見据えてこうなりそうな個体をピックアップいたします。
「ここ15年でベストかも!」その意味合いを、恐る恐る今回は画像でご紹介。まだまだたくさんいます.ご安心あれ!






過去画像を掘り起こしましてのささやかサービス。2008年春、銀座時代に入荷した「
イサナ産エリザベ」画像。








念のため、わざとボケた画像にしておいたけど。(笑)

今のヤツらは、「産地は全然違うけど、こんなんなりますよ!」なんつったら…、おっ、まずいまずい。

いや「全然キレイになりませんので、今悩んでいる方はやめておいた方がよいです!」そう言いきってもらえると、どれほど救われることか。「産地は今回ネグロで、イサナとはほど遠いし、小さいサイズの雰囲気がにているからって、こういう方向に行くとか、それはまた可能性の問題でありホントにそうなるかどうかも分からんし…、そしてそして、何よりここはサカナを販売するためのwebページであり、、、だからここは冷静に冷静に。買ってしまったら買ったで次のがどうせ欲しくなるし、今後もたくさん来るかも知れない。。。いやいや売り手のそそのかしに、ここでけっして乗ってはいけない!!でもまた来なくなったらどうよう。行くべきか行かざるべきか・・・。」、そう、趣味人の悩みは尽きない。






先日の木曜日のおはなし、実話です。発送でのご利用のみなさま方のために、店頭での風景を少し…。


きゃ〜あのおじさんたち、水槽の前に這いつくばって、何見てんのぉ〜、変なの!

An aquarium.の前を通るは、お茶の水大学附属高校&筑波大学付属高校の優秀な女生徒たちです。店前で黄色い声が上がる。入り口のドアを開けているモンだから、平日の明るい時間なのにもかかわらず大量のおぢさん臭をみなで外部にもらしてしまったからなのか、下校途中の彼女たちについうっかりと見つかってしまいました。おぢさんたちやそこに少し若者も混じり込み、そりゃたいへんでした。女子高生の目など気にしている場合でもなく、待望のおさかなの泳ぐさまを一目見ようと駆けつけるやいなや、プライスカードがサマーセール時のままの店内をくまなく観察。そう、水槽の中を一つ一つ覗くしかない有様・・・。






実に今回は何を隠そう、発送でのご利用も数多ありました。告知より、ご予約の数も当初の予想をくつがえし尋常ではなく、わたくしもすべてにご対応しようと必死でした。アピストはたくさんいる中から選べてなんぼ、そんな気持ちでお店をやっているので、お休み明けの木曜日にはさっそく追加で仕入れにゆき「抜き」で少し補充。なおかつ、ご予約分を除く今後受注するであろう発送のためのチョイスのためと、幸か不幸か3連休の週末ご来店のみなさまのための余裕ある店頭販売分の個体準備のためと、これまで行ってきておりますお求めのあとの片方出しサービスの対応のためにと、十分な在庫をかかえる必要があり金曜日にはさらに大量補充。この時も「抜き」で追加してあります。久しぶりのおさかなだもの、わたしの目が鈍っているとみなさんにご迷惑をおかけしますし、発揮すべく選別眼・リハビリとトレーニングを兼ねて、さらに二日にわたりまさに「1尾1尾」のチョイスをこの仕入れの時点でもしてきております。

お越しいただくみなさま方、いずれの方も真剣です.ピックアップの要請があり、一緒におさかなを見ながら網を入れすくってゆきます。今回サイズでの♀チョイスは90%はわたくしの出番となり、お客さまの数だけ真剣なまなこをプラケに注ぐ。もちろん、毎回が本番です。火・水でご予約いただいた分の個体たちは、ひとつの水槽にいったん集められ、手付かずのまま発送まで時を待つ。ご来店の方たちへも「ここはご予約分です!」と、そこからのチョイスとご購入をお控えいただく。バックヤードの空いている水槽にも無作為に少し収容し、尾ビレの少し欠けた個体は薬浴水槽で治療される。立ち上がると随時、店頭へと運ばれまして、この3連休はいずれの日にみなさんがお越しになっても良いように、こちらでの出来る配慮をさせていただきました。
販売水槽では、日々オレンジ腹が出現してきてくれて、連日みなさん方とわたくしの目を楽しませてくれる今便のエリザベタエは、今後も長く忘れることのできない便となることでしょう。

そしてこれがまた、現在進行形ときた。お店のストック水槽でのオレンジ腹の出現はやむことなく、今週も普通に「良個体のリリース」が可能です。水槽のスタンバイがなんとか間に合った方、ちょっと出遅れてしまった方、An aquarium.での今回ワイルドエリザベの良個体のご提供は、わずかにサイズダウンしますがまだまだいけます!!
先週ご来店&発送させていただいた方で、追加補充が欲しい方、このエリアのアピストはやって来たとしても知れています。そう、今回は教訓がありました、かなり長い間入荷がなかった現実が、つい先日まで続いておりましたことですし…。ネグロエリアのおさかなで、サンガブリエルより上流域のアピストたちの入手は、とってもそれが容易いものではなくなってしまっている、現地の状況を知る人々にとってのやっかいな常識となりつつあります。不用意にあおるコメントとならないよう立場上ここは逆に努めつつも、来ているうちが花なのかな、とも一方で思うのです。今のうちに確保しておくことを、今回の販売価格を踏まえましてはオススメさせていただいた方の良いのかな、まだ強くプッシュしない方がよいのかな、などと、多かれ少なかれの心の葛藤が正直言えばないわけではないんです…。はてさて、わたくしも困っていますよ。(笑)

趣味のお店のプロフェッショナルって、、、どこまで出来れば『ホントのプロ』と言えるのかどうか、これは自分の中への問いかけです。年を重ね、ここまでならばなんとかこなせるようになってきましたが、今後はさらにもっと精度を上げ、理想の領域に引き上げたい、そんな想いでやってみております。また今後もさらに精進しておきますね。




 10/10(祝)

当方の立場での視点で恐縮ですが、とりあえずなんとか「第一ラウンド」終了いたしました。(感謝の泪)

ということで、次は「第二ラウンド」へと突入いたします。火・水の二日間で、心と体はもちろん、水槽やネタなど、次のラウンドの準備を徐々にスタンバイしておきます。楽しみにお待ちください!!

そして、できればみなさんも、ご自分の心のご負担を鑑みて、先に申しておりますように、ここのwebページのチェックを
極力欠かすように心がけてください。わたしは強風吹き荒れる中の「綱渡り」は得意分野です。巧みにバランスをとり、辛うじてなんですが渡りきります。まだ崖下に落っこちた経験はありませんが、途中まで転げ落ち傷だらけで何度かはい登ったことも多々ございます。
現在
An aquarium.がここにあるのは、すべてみなさんのおかげです。だから今できるだけたくさんのお礼をしたいと思って、お店を続けさせていただいております。その都度、新しい喜びの声をお聞かせいただき、誠にありがとうございます。着実にわたくしめの原動力となっていることを、ここでそっと感謝申しあげます。またがんばりますので、これ以上はwebチェックしないでおいてください。お店にお越しになるのも危険ですので、自重しておいてください。(笑)




さて、そろそろゆきましょう。一日遅れの更新です。

今日は8月末に店頭に新規設置いたしました「APAP水槽台・その後」を少しネタにしてみました。



まずは以前ご紹介いたしました8月末更新時の画像です。
立ち上げ時に「絞り汁」を投入したとかしないとか、底床の素材を変えての変遷を見たくて4種使い分けしたとか、そのあたりのお話しでしたね。An aquarium.店頭での新たな展示販売水槽として、みなさまの目の前でスタートさせていただきました。




そしてこれが「10/10」現在の様子です。
『なんであんたはコケ落とさんの!?』としたつっこみはすでに聞こえております。それはあまり重要事項ではないからさぼっているだけです。立ち上げ中だから、そんな単純な理由からです。立ち上げからひと月半が過ぎました。トーマシーをはじめに入れスタートし、1〜3週間様子を見ながら徐々にアピストやカラシンへと収容魚を変更してゆきました。水槽により変更したタイミングは異なりますが、入れたあとの観察を続け立ち上がり具合はやはり「サカナ」でチェックしています。仕入れてきてすぐのサカナもいくつかの水槽には入れてみております。プライスカードを貼るほどの状態に持って行けている水槽も、ここに来て過半数をようやく超えました。今日の感じからするとまだ2〜3本はいまいちかな、とした感じです。




右側の棚です。上段はステキに緑ゴケが発生。右ふたつが「プラチナのスーパーパウダー黒」で左ふたつが「ADAアフリカーナ」です。下段はライトが1本切れていることもあって、緑のコケの発生が少ないです。営業時間から深夜までと、ここのところずっと照明時間は10〜14時間、主にそれが影響していると思います。
底床の差異で少し違いが出ています。なんとなく違いますが、これでしかない!といい切るにはほど遠いレベルで差異はありません。お好みでよいと思います。コケの具合も違いでありますが、上段と下段とではライトの明るさが違いますので、正確な比較ができません。浮き草の育ちは下段のアマゾニアがよい感じ。ここはちなみに「NEWアマゾニア」です。いずれの水槽もエサ(ブライン)の投入量はまだ少なめですが、ボチボチ落ち着いてきております。日が浅く、とは言えひと月半が経過、でも『まだまだひと月半だ、たいして信用はおけない!』という意識での管理ですね。





こちらは左の棚、サンディーゴールドベースの少しソイルを入れた立ち上げスタイル。フィルターも小さめにして、あえてビリーフィルターを使用しています。心なしかソイルオンリーの右の棚より順調なような気がしています。ただなんとなく、時間はゆっくり経過しているような、そんな面持ちですね。
ところで、この間の換水はどうしたかというと、左の水槽はすべて足し水のみ。右の棚の水槽は3本ほど1度1/2ほどの換水をしています。必要に迫られたものだけ処置しただけです。R/Oの水でのスタートですので、経過時間に対しての「水の濃さ」は知れています。まだ水道水の導電度は超えておりませんので、換水無しでもあまり心配しておりません。数字はサブでのチェックで、基本はサカナを見ての判断です。
サカナの飼育を楽しんでいるわけですので、水質チェックは参考までに行います。ただ、どのように変化するのかアタマの中で描けないうちは、1冊ノートを準備して数字も一緒に追うようにします。水質の測定に重きを置きすぎると、サカナの顔を見なくなってしまいます。つまりは数字でコンディションを把握しがちになり、足元をすくわれてしまいます。わたくしも理系畑ですので数字チェックは得意分野でついつい夢中になってしまいますが、本末転倒になることが多く、ここ15年ほどはあえておさかな重視で水槽コンディションを見るように心がけております。常に動いて変化する水槽コンディションの大きな波を、アタマの中で予想する波とを一致させることが目標です。水槽の状況を把握するというのはいつも言いますが「点」ではなく、「線」で追ってゆくこと、これがとても重要なんです。




左下段の「Ap. ボレリー」を入れた水槽です。スポンジフィルターの吸盤に白い水カビのようなものが先週まで付いてました。今は取れてスポンジ前に落ちてかたまりに。吸い出せばよいのですが、別に悪さをすることがないので放置です。(笑)
おさかなくんたちみんな元気。つまり取っても取らなくても、どっちでも良いじゃんか!とした面持ちでいます。目標をどこに据えているかで、ここではどうでもよいことになります。An aquarium.では実に変わった常識が存在します。『水槽は立ち上がりゃそれで良い』『アピストも元気で状態よけりゃそれで良い』、これらから外れてしまいそうなとき、外れてしまったら、わたしの手が出ます。(笑)





え〜と、これは左の棚・下段右隅のWILDエリザベ収容水槽。こちらの棚の水槽にも1本だけ今便のエリザベタエを30尾ほど収容してみました。ロスもなく順調です。後ほどその様子を、アップ画像でおみせします。
いくつかの水槽を見ながら、この水槽なら大丈夫だろうと、そう判断して入れてみました。ちなみに、このエリザベは他にメインの販売水槽にて、他に5本の水槽で展示販売しております。こちらの棚の水槽でも、こうしてみなさま向きの販売水槽へと昇格した水槽も、立ち上げ後1ヶ月過ぎたころからできはじめました。まだいまいちと感じる水槽も少しありますので、手を入れるか時間の経過を待つか、いずれかの判断をして水槽コンディションをよい方向へと導いています。





そしてお次は、「スーパーコケコケ水槽」です。緑色でいちばんキレイです。(笑)
サカナのためには悪いモンじゃない、でもちょっとつらすぎる。
さすがのわたしもこう思う。(笑)
実はここに来てようやくいけてきました。もちろんそれはお魚向きの水槽コンディションとして、ってことです。販売水槽としては3流ですね。まだ販売していないのでどうかお許しください。逆転の発想のというか、ひねくれ者の考えが、今あるAn aquarium.をひとつの形に導きました。「ひとが考えたことだものそりゃたいしたことはない」「地球の歴史と人間の歴史は桁違い」「時間はお金で買えない」「ヒトの心もお金で買える部分と買えない部分とがある」、しとうの変わった人生哲学が、すべて水槽内で起こる事象を説明します。(笑)
水槽を放置しすぎたらどうなるのか、試してみると分かりますよ。プロですもの、いろんなことをしてみました。いろんな水槽を内以外で見てみました。楽しかったです。(笑)





先日入荷の「"バイア/Super Red"」も総勢40尾、この36センチ水槽に収容できるようになりました。もちろんサカナを入れながらのチェックです。管理しながらいまだに心に置いているのは、『まだ1ヶ月半しか立ってないし…』という今ある状況のことです。サカナを見て、そしてまぶたをそっと閉じる。見えてくる水槽コンディションを把握すること、ここに神経を集中してゆきます。そして、趣味人の心の目でもう一度目を閉じて、彼らのふるさとにそっと思いを馳せます。そう、ブラジルの大自然が永遠に続いています。あなたにはそれが今見えますか…。




まだ少し続きます。スポンジフィルターの状況編。
先にご紹介したこちらの新しい棚のエリザベ収容水槽です。ひと月半ですものこんな程度です。ようやく馴染んできた感じで、店奥メインの水槽棚の状況からするとまだ園児クラスです。スポンジの内側で少しずつ成熟しつつある状態。何よりサカナが無事なので、内部での発酵具合も適度に進んでいます。(笑)




こちらはディプロタエニア水槽。ひと月半過ぎましたのでね、ディプロも慎重に収容してみました。このスポンジは見た目が非常にまだキレイです。ディプロの前にも他のアピストを収容しながら経緯を見ておりましたので、スポンジではなく水槽コンディションを見て、この水槽にディプロを入れてみることを決めました。収容してから1日2日は念入りに状態チェック。これはおさかなの方のコンディションチェックをメインに行っています。とりあえず無事なので、今後しばらくは心配なさそうです、今回はこう判断しました。




例のスーパーコケコケ水槽のスポンジの様子。しっかりとスポンジの状況までステキな風情をかもしています。いいでしょう・うらやましいでしょう。(笑)
これが「良い」わけではありませんので、よい子のみなさんはけっしてまねをしないでね。サカナが死なないので、いいんじゃない。このまま放置したらどうなるのか、ってことの方にわたしは興味があります。楽しみです。(笑)
気が変わってホースで吸い出したりしているかも知れないので、ここはどうぞお気になさらないでいらしてください。とりあえずは、こんなのもありますんで!としたご紹介です。




ビリーフィルターのスポンジ、この水槽にはビタエニテッフェが入っています。総勢30尾超いますので、あえて隣り合った2本の水槽に分けて収容してみております。立ち上げ1ヶ月半ということで、エサの投入量を一定にしていますので、それに合わせてサカナの収容数を決めてみました。
ここで「??」とお思いのあなた、今度の「アクアゼミ」に起こしなさい!!疑問がすべて払拭されますよ。内容満載なので、講義代も激安です。実にAn aquarium.セール品の最もお得なお買い物、しかとご堪能くださいまし!!
ちなみに「10/16分」のチケットはすでにSOLD OUT!!です。「10/15」の土曜日分はわずかに残っています。駆け込みください。何より夢の世界が広がりますよ。




今回の度重なる入荷の中で、webでの最新情報を得て、欲しいけど水槽がない、そんな方がどれだけいらっしゃるか。「今は水槽ないから無理だな…。全部埋まってるし。(泪)」、こんな状況に直面。これまでもご近所の方々を中心に、「欲しいサカナが入荷して、買えない自分が何よりつらい!」と、新規にAPAP水槽台の設置をシーズン前に行った方が複数名いらっしゃいます。ちょうど今頃は立ち上がった状況だったり、もう少しで入れられそうな、そんな模様です。ですので、ここ最近のネグロ産アピストの入荷ラッシュへもほとんどの方がご対応可能な様子です。お好みとおさかな資金の具合も絡みますので、ひとによりさまざま選択肢は異なりましたが、待っていたサカナが入手できたうれしさを、今ご自宅水槽でご堪能いただいているまっただ中です。
何を言いたいかと申しますと、常に水槽を事前準備しておきましょう。悔しい思いをすることなく、即断でき収容することができます。経験者は何度もそんな思いをして、事前に準備をしています。その水槽では常に魚を飼い、常にそのコンディションチェックをしながら、来るべきサカナの入荷に備えております。痛い思いをし、悔しい思いをし、そして学びます。「準備万端、いつでも来いよ!」、そうして今シーズンを向かえたわけなのです。
ですので、事前準備ください。「APAP水槽台」ならいつでもご相談にのらせていただきますし、もしそこに45cm水槽を置けるスペースがあるのなら、M水槽2本縦置きを1セットとして、ご準備ください。An aquarium.では、枠付のM水槽は「NISSOの水槽」でご準備しております。他より安心です。専用のガラスフタも2枚1セットでご用意いたしました。1枚板の特注もお受けできます。ハード面でもさまざまなお手伝いをさせていただきます。大幅なお値段差が生じてしまう場合は、大手通販同業者での購入を斡旋いたしますし、みなさま向きにさまざま配慮いたしております。

同時に「ワシはよ、急がしいんよ!面倒だから全部あんたから買うわ!」なども、お待ちしております。(笑)





ここでサカナの写真が登場してしまう。いつものしとうペース、そしてどつぼにはまり、ころっとヤられてしまう。分かっちゃいるけど見てしまう。ああ、もうあなた方、末期ですから。分かっていてもついつい。人生短し。パッと咲きパッと散る、そのことをしっかり認識できていてそうしているのであれば、それはそれでまたいたしかたなし。

ではゆきましょうか。今日は少しゆっくり目でかつ控え目にしておきますね。(笑)
今日の分は、あえて新設2台のAPAP水槽台収容のおさかなです。




【 Poeciliocharax weitzmani "Barcelos" 】
1尾
¥450-
※ 10尾で¥2,800-コースはすでに完売です。次期入荷をお待ちください。こちらはセレクト個体たち。残20あまりです。




【 Ap. diplotaenia "Barcelos/Rio Negro" 】
ペア
¥19,000-
※ APAP方面にはチビサイズを収容しています。10尾の5ペア。メインに少し大きめサイズあり。




【 Ap. bitaeniata "Tefe" 】
ペア
¥12,000-
※ 順調です。こちらの棚も展示販売水槽として機能しつつあります。
飼えるだけの状況から飼っててよくなる状況へと、ひとクラス上のステップです。








【 Ap. elizabethae "Upper Rio Negro" 】
SOLD OUT!!

※ こちらでも来たてのエリザベでさえ大丈夫よ。ご覧のオレンジ腹も収容されております。いいでしょう!!(笑)
こんな個体をたくさんリリースしました。たくさん仕入れました。よってまだまだたくさんリリース可能です。今回は何色でも上記の均一価格です。雌雄の不安はわたくしめがすべてをチョイスします。リリース後のフォローも万全に整えました。ただ、こなすべき作業が膨大で、こちらの方がたいへんです。(笑)
みなさんのご期待に添えますよう精一杯がんばりますので、とりあえずはご安心ください!!





 10/9(日)

今日も他力本願更新、連投いたします。本日お持ちいただきましたWILDエリザベ@
近所のお客さま編。おかえり後すぐさま導入、そしてブライン給餌後のフィンスプ風景です。そう、いこいのひととき&わくわく感動の一瞬!!














本日お連れいただきましたのは、♂2♀3で合計5尾、さっそくこの夏に立ち上げた60cmトニナ水槽に収容されたとのこと。念願のワイルドのエリザベが自宅水草水槽を泳ぐ。愛好家にとっては夢の世界の実現、まさに感動の瞬間です。ブライン投入後、おどおどしていたサカナたちがエサに食らいつき、目の輝きが一瞬にして変わる様。まさに我が家で今後展開してくれるであろうエリザベストーリーの幕開けです。補食しながら徐々に現地でも振る舞っているだろう行動を、東京の自宅水槽でそっと垣間見られるその喜びはいかばかりか。たった約3cmほどの5尾の小さな役者たちが、トニナを舞台に繰り広げるそのシーンは、今後も仕事や日常の疲れを、きっとやさしく払拭してくれるでしょう。


さてさて、このたびエリザベタエを発送でご利用いただきました全国のお客さま方へ。

今回のワイルドエリザベですが、オレンジ腹を多数お送りしております。袋の状態や水槽に導入したばかりだと、胸びれ後方のオレンジが消えていることが多いですが、大丈夫です。お店で発送前にも、プラケースにすくった個体の腹のオレンジが見事に薄くなるか消えてしまいます。我が眼を疑い、水槽に戻すと徐々に発色しはじめます。それと、昨日より今日、今日より明日と、オレンジの面積が日々拡大していっておりますので、ご自宅水槽への導入後も日を追って変化してゆきますので、どうぞゆっくりと、かつしっかり今回ネタをご堪能ください!!





おさかなの声も聞こえますが、みなさま方のお声もモニターを通じて聞こえてきます。(笑)

(どれどれ、今日は更新してるんかいな!!)
(おっ、やっとるやっとる。最近は真面目にやってくれるじゃないか。)
んっ
あ゙っ
・・・
はぁ〜〜〜(下向いて、深いため息)

あんたどうしたん
ここんとこ、毎日家に帰って来るなりパソコンつけてため息ついとるやないの…

ん・・・。
(急性失語症)

気を取り直し我に返る。

あっ、だいじょうぶや!
ひどい熱帯魚屋が東京におってな、また変なサカナを写真のせとんねん

ってたって、あんた、ここんとこ毎日よ。どうかしてんとちゃう??

うぐっ…
なんか今日は限定で、3,500円するヤツが送料込みで、今週だけ980円やて
買ってもええかなぁ〜

えっっ、またおさかな買うってあんた、先週も特価言うて買ったばかりやないの!

これ買うたらしばらく我慢するわ、なっ、だから今回だけ頼むわ…。

あんた、いいかげんにしぃ〜や!わたしもハンドバックでも買うてもらわな気がすめへんわ

わっ、分かとるわ
(大粒泪)
なら、ええやろ!

そやったらしゃ〜ないわ。今回だけや!ホントにホントにこれで最後にし〜や。水槽ももういっぱいやし。

・・・。


************************************************************************************

(ぷるるるるる♪ぷるるるるる♪)

はい、An aquarium.しとうです!

ちょっとあんた頼むで、毎日写真のせとるからに
先週は久しぶりにディプロ、今週はなんじゃ、エリザベって…。

あっうちのHPなんか見ちゃいけません、て先週言ったじゃないですか(笑)
週に2度以上チェックすると夫婦げんかの元になりますよ!

そんで、どうなん、こんかいのエリザベっ

いやたいしたことないですよ。毎日オレンジが強くなってくるぐらいしか変化ないですから

また今週もふざけたことを言いおって

だってほら、先週送ったディプロもほっぺたオレンジになってきただけでしょ

ナニ言っとるンや!こんだけ赤くなるディプロなんて、一度も見たことないワ!
ここんとこ毎日水槽見とるから、嫁にアホ呼ばわりや。どうしてくれんねん

だから、買っちゃダメ・見ちゃダメ、言ってきてるじゃないですか!

もう、うっさいわ!なんでもええからええとこ2ペア土曜に送くっといて

また買うんですか、いんですか奥さん…

ダメにきまっとるやろ、分かっとるやろそりゃあんたも、何年ワシとつきおうとるん
今回はなんと980円や、嫁にそう言うとる。激安のワイルドエリザベやで(笑)
分かっとると思うけど、いつもの営業所止めな、代引きあかんで、殺されるわ、もう買えへんで!

かしこまりました。おなか出血してて死にそうなヤツの中から赤いの選んでおきますわ!

あ〜、もう、なんでもええわ!!


以上、15年来のお客さまとの会話でした。みなさまもぜひお気をつけください。ここのwebページ閲覧では、ひとの心をむしばむウィルスが仕込まれているようです。よって週1回の閲覧、残り6日の間は解毒の時間としてください。毎日の閲覧は重度の疾病患者を産んでしまいます。ご来店も控えましょう。見ちゃうと欲しくなります。今は患者さんにとっては悲惨な在庫状況です。ワイルドディプロ・ワイルドエリザベ・ロートカイル2タイプ・ネグロのブライトビンデン、メンデジーのサンタイザベルに、その他もろもろ。不覚にも間違ってご来店いただいた際は、ただいま水草水槽ならガラス面にコケが生えてて、患者さんの心を逆にいやしてくれます。アピスト水槽棚は通過することをオススメします。気がついたら、「これ、1ペアください!」と、呪文のように声をかけてしまい、恍惚としたままレジ前で現金を奪われてしまいます…。
どうぞどうぞ、ご注意ください。(笑)





お店の36トニナ水槽にも、昨日2.5cmのエリザベを2尾だけ放してみました。



※ チビチビです。最小サイズクラスで店用サンプルで、一応ペア取りしてみました。
この個体は♂のつもりです。立派な♂になる予定です。ホントに大丈夫か??
この個体変化を時間を追って、今後少し経過観察してゆきたいと思っております。


※ こっちは♀のつもり。みなさんにはこのサイズより大きい個体をリリースしております。
これまでほとんどの個体がオレンジ腹です。ご希望により白腹チョイスしています。
白いのもオレンジ出て来ちゃう可能性大なので、今便では青タイプは望み薄です。



【 Ap. elizabethae "Upper Rio Negro" 】
SOLD OUT!!
※ 画像はあえて小さめ2.5cmのお店用です。こんなのよりもっと良い個体でリリースしています。
現状での善処を連日いたしております。発送でのお客さまへもしっかりご対応。おはやめにどうぞ!





今回のエリザベタエの導入後、不意なミスを避けるために、念のために少し注意点をお知らせしておきますね。


・フタをしましょう!飛びはね注意です。
 
(特に、導入当日と翌日が危ない。それと換水のあとが危険です。)

・pH6.0以下の水槽でコンディションが安定していることが、無事の導入をお手伝いします。

・これまで飼育実績がある水槽がベターです。
 
(可能であれば、今飼っているアピストを移動させて、そこに新規のエリザベタエを導入するのがオススメ!)
 (これから水槽を準備してその水槽に魚を向かえる場合は、あまりよい結果が引き出せないことが多いです。)

・水槽コンディションに不安がある場合は、エサを与えるより完全餌止めして様子を見ましょう。
 
(不安定な状況ですと、給餌により余剰のアンモニアが生じ、pHが上がります。エサよりも水が大事です!)

・高めのpHでは、導入初期はカラムナリスに疾患しがちです。
 
(現地は4.1〜4.8です。そこまで下げる必要はありませんが、ヒレをたたみ気味にしていたらご注意!)


在庫を十分に確保してございますので、後日の「単品出し(♂のみ・♀のみなど)」にもしばらくはご対応させていただきたいと思います。ただ、ダメにしてしまっての追加となると、みなさま方のご負担も少なくないので、できればそのようなことのないようにしっかり新規導入を行ってください。単品出しは、あくまでお求めいただいたみなさまへのサービスの一環です。入荷が続いてくれればよいのですが、そうではない場合への心とおさかなの準備をいたしております。今後も入荷さえあれば、随時個体の補充をしてゆきたいと思っておりますので、こうした面でのサポートは、店頭の在庫が尽きる限り続けてゆきたいと思います。

お求めのアピストたち、飼育相談等にはいつでもご対応させていただきます。ダメにしてしまう前に、重篤な状況に陥る前に、お気軽にお声がけください。こちらもしっかりサポートさせていただきます!!




 10/8(土)

京都のブラジルネタ、本日少し到着しております。

・Ap. ゲフィラ "バルセロス"【Brazil便/WILD】
・Ap. ペルテンシス "バルセロス"
【Brazil便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・SOLD OUT!!
・Ap. マクマステリー
【Colombia便/WILD】
・Nan. ベックフォルディー "バイア/Super-Red"
【Brazil便/WILD】
・レッドラインホタルテトラ "マニコレ"
【Brazil便/WILD】


そして、今年のコンテストブックとアクアジャーナル最新号も到着。


¥1,500-

¥500-
※ 分厚く内容満載。すべての作品が掲載。
※ 先月開催のセミナーの内容満載です。


ご来店のついでにご利用ください。発送で書籍のみのご利用の場合は、送料お安くメール便での対応が可能です。おさかななどとの同時梱包もいたしますので、どうぞお気軽にご利用ください。




まずは、他力本願の画像更新です。偶然ですが、二人のお客さまより、アガシジーテッフェの画像をいただきました。



【 Ap. agassizii "Tefe/Orange" 】
※ 山口県のお客さま。今年の春セールでお求めいただきましたテッフェです。
肩赤が広範囲に展開しています。すでに仔供たちも親離れしたようです。




【 Ap. agassizii "Tefe/Blue" 】
※ こちらは近隣ご来店組のお客さまより。この夏に「青テッフェ」をお持ちいただきました。


※ この水槽にて飼育中!スポンジの左下で、♀が現在仔育中の様子です。
雰囲気もでていて、アピストも心地よさそうですね。






昨日お持ちいたしましたおさかなたち。






【 Ap. agassizii "Peru" 】
ペア
¥4,000-
※ オスは鮮烈なブルーメタリック。このタイプの♀は2枚上の画像のこの雰囲気!




【 Ap. agassizii "Flamingo" 】
ペア
¥5,000-
※ ♀の違いに注目。同便で来た。つまり同種同タイプの♀をしっかり当てなきゃプロじゃない!そんな気持ちで…。
20年近くアピスト屋をやっていると、少しおさかなとお話しができるようになります。(笑)





【 Ap. eremnopyge 】
ペア
¥5,000-
※ とりあえずの画像です。まだこんな感じです。








【 Ap. "Rot-Keil/Negro" 】
ペア
¥17,800-
※ 落ち着いてきました。バニワそばの産地産と思われます。したがって、同便ブライトビンデンも同様です。





 10/7(金)

実は今日も店頭在庫の補充をいたしましております。

(おさかな編)
・Ap. アガシジー "フラミンゴ"【Peru便/WILD】・・・・・・・・・・・今回もいい感じです。(ペア¥5,000-
・Ap. アガシジー "ペルー"
【Peru便/WILD】・・・・フラミンゴ混じり。ただ極美で♀もアタリ(ペア¥4,000-
・Ap. エレムノピゲ
【Peru便/WILD】・・・・・ロングボディー体型で入荷。産地違いなんでしょう(ペア¥5,000-
・ブラックモーリー
・ブラックモーリー "プチバルーン"
・・・・・・・・・・・・・・・・・・実験中!! いけるかどうかは後日…(笑)


(水草)
・・・・・昨日入荷分、お知らせを失念してました。
・グロッソスティグマ【tropica】
・キューバパールグラス
【tropica】
・ミニヘアーグラス
(1-2-G)
【tropica】
・クリプトコリネ キー "Bau産"
【tropica】・・・・・・・・・もちろん良株をチョイス(¥3,000-
・ブケファンドラ "Serian産"
【tropica】・・・・・・・・・・小さめ株をお持ちしました(1株¥2,800-





画像です、今日は少しだけ。



今回便のエリザベワイルド、腹部にうっすらオレンジが入りますが、この個体は♀なんです。実は2cmほどしかありませんが、なんでか分かります。店頭でお選びいただけるようにいくつかの水槽に分けて販売中ですが、「自信がないので選んで!」のお声にもご対応しています。今回のエリザベたちともとお話しができるのでお気軽にお声がけください。(笑)
今回ネタは、一昨年の入荷シリーズ「1月」「4月」にやって来たひとたちと同じです。ただ今回「どこから来たの?」と聞くことを忘れていて、昨日になってしっかり本人に問いただしたところ、「ウアウペスの手前」といってました。わたしは早合点をして「ウアウペス下流域産」と表示してしまいましたが、事実上のネグロ産です。ここにお詫びと訂正をいたします。どうやら今回の個体たちはウアウペスまで行って採集されていないようなですので、ご注意ください。久しぶりの到来でわたしも少し興奮気味、すっかり忘れていたことがいくつかありました…。






正直申しますと、自分ところの過去のwebページを確認していて思い出しました。そこには「ネグロ」と自分で記してあって、『あれ!!???、「ネグロ?」、あっ、そうだ!ここの産地産はかつての「ネグロレッド」できたヤツとよく似ているヤツだったんだ!』と、こういうワケです。誠にまことに失礼いたしました。(泪)
そう、97年だったか98年だったか、春に「ネグロレッド」の名で、産地違いのエリザベが極少数到来したことがあって、そこのエリザベの特徴は「やたらと赤い!」そんな個体群でした。エリザベの地域差なんて、一歩引いてみるとさほどではないのですが、わずかに差異が見受けられます。複数の産地産と接し注視してみると、少しずつその違いが見られるのですが、一歩引いてみるとイサナ産でさえ一緒に見えます。どれほどまでにこのエリザベタエにこだわりを持っているのか、その立ち位置で視点や視線が異なるので、「違う」と見るときと「違わない」と見るときとが存在するので、気になるひとは気にしてみて、そうではないひとは「一緒orほとんど一緒」とのご判断で間違ってはいないと思います。
さてその「ネグロレッド」に追随するかのようなエリザベは、2010年の「1月」「4月」シリーズで入荷を見たわけですが、その時と漁師や輸出業者が一緒、そういうことで今回も同一採集地の「ネグロ」です。一言で「ネグロ」といっても、通常のエリザベタエの産地である「ウアウペス河」に進入しないで採集しているので、「今回の産地産は、ウアウペス産ではなくてその手前のネグロで採っている通常ではない場所の個体」ということです。話が長くなって、ややこしくなってきておりますが(笑)、何を言いたいかといいますと、ウアウペスのヤツよりオレンジや赤のエリアが多くでるので、赤いヤツがお好みの方にとっては最適な地域変種が今回到来してますよ!ということを伝えたかっただけなんです。





これまでの3枚の画像は、実は♀の個体なんです。入荷後間もなくして腹部にオレンジ色が入る♀なんてほとんどいないのが通例です。他の産地産では、♀の選択時に腹部オレンジ個体を排除することが第一ステップ。ところがここの産地産はそれが通用しない。ここがミソで、わたしの出番となるのかも知れません。
ただ今回は、マジで正直動転していたんでしょうか、誠に恥ずかしながらウアウペス下流って、記してしまいました。(大粒泪)
誠に誠に申し訳ございません。。。
そうすると一体、ウアウペス産は今シーズンもやってこないのでしょうか??
今回の「ネグロ」エリザベが、かなりキレイな産地産だからとりあえずしばらくは満足していられますが、今日になりこの点が少し気になってしまいました。
すると、今回同便で少数混じりできているブライトビンデンとロートカイルも同様の産地産で「ネグロ産」となります。ネグロ上流域の産地産、これもエリザベ同様に久しぶりの入荷となりました。今後もあまり入手の機会に恵まれないかも知れませんので、お好きな方はこちらもどうぞぜひお見逃しなく!!(いずれも
ペア¥17,800-





こっそりと本日100尾のエリザベを、さらに補充してあります。ペアでのリリースを宣言いたしておりますので、在庫数が少なくなってくると、選択の余地が少なくなります。この連休中もしっかり数ある中からのチョイスにはげみます。ご予約無しで、いきなりご来店いただいても今回のエリザベのペアリリースが容易に行えますので、気になっている方はぜひご利用ください!!





ただ、飼育環境としての目安は「pH6.0以下で安定している水槽に収容すること」です。ご参考までに現地は「4.2〜4.7」とした感じですので、特に今回のような入荷直後の初期の導入時にはご注意ください。「アカハラ」ご希望の方はまだまだご対応できます。ただ、まだヒレが整いつつある状況ですので、小さな彼らを大事に扱ってあげてください。万が一の時に、お求めの方々へは♂のみ♀のみのリリースを後日行います。そのための在庫補充でもありますので、こちらのそうしたサービス体制も、しばらくは万全の状態で望んでおりますので、しばしの間はどうぞご安心ください!!

【 Ap. elizabethae "Upper Rio Negro" 】
SOLD OUT!!
※ そうはない久々のチャンス到来!





 10/6(木)

仕入れ行脚、一日早く今週は木曜日に出動です。

・Ap. パンドゥロ(Sクラス)【Peru便/WILD】
・Ap. バエンスヒ(Aクラス)【Peru便/WILD】
・Ap. エリザベタエ "ネグロ"【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・♂33尾/♀27尾追加!
・Ap. "ロートカイル/ネグロ"【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・20尾のセレクト品!
・Ap. "ブライトビンデン/ネグロ"【Brazil Manaus便/WILD】・・・これも20尾セレクト!
・ベタ マクロストマ "ブルネイ ビューティー"【Indonesia便/WILD】・・・・・・あれ!? この名前は??



メールのレスが少し遅れておりますが、明日には全部お返しする予定です。お待ちのところ申し訳ございません。返信がない場合には、お気軽に催促メールいただければ幸いです。

入荷が重なり、ちょいとオーバーフロー気味です。(泪)

すぐに修正して、みなさま向きにご不便のないよう努めたいと思います。




本日の画像です!


【 Ap. baenschi(A-class)】
ペア
¥6,000-
※ 今回総じてこんな感じです。今ならもっとすごいのも3〜4ペア取れます。




【 Ap. "Breit-Binden/Rio Uaupes" 】
※ ブライトビンデンネグロ上流域タイプ♂。画像の小さめサイズから、ひとまわり大きめの小さめサイズまでおります。
待望のネグロ上流域産、ウアウペスはその支流。昨年はほとんどリリースすることができませんでした。



【 Ap. "Breit-binden/Upper Rio Negro" 】
ペア
¥17,800-
※ 長年アピストを扱ってきておりますので、この種も今回しっかりペア出しできるように努めてございます。
サイズはそうした感じで小さめなので、しっかり育て上げてくださいね。雌雄サイズ差まで気を配ります!





※ ブライトビンデンやエリザベ同様に、この産地のロートカイルも2シーズン振りですね。
よって、この種もしっかりペアでのリリースができるようご準備しました。



※ 巨大個体はおらず、こちらも総じて小さめです。数は今日もプラスし総勢30尾以上います。
ただ、その中から雌雄判別つき次第のリリースとなります。現状で5ペアぐらいは大丈夫。



【 Ap. "Rot-keil/Upper Rio Negro" 】
ペア
¥17,800-
※ ♀です。プロのお仕事をさせていただきます。もちろん先着順で良いところからのリリースをお約束!




※ まずいゾ…。(笑)


SOLD OUT
(10/9)





 10/5(水)

今日も少しブラジルネタを補充しております。先週ネタ、人気でした京都のブラジル便、おかわりしておきました。

・Ap. トリファスキアータ "Pantanal"【Brazil便/WILD】
・Ap. プルクラ "Newチンガルノ/Aripuana"
【Brazil便/WILD】
・Ap. ビタエニアータ "テッフェ"
【Brazil便/WILD】
・Ap. ディプロタエニア "バルセロス"
【Brazil便/WILD】
・オトシンクルス ハセマニー "リオ クリスタリーノ"
【Brazil便/WILD】
・パロトキンクルス クリスタータス "バイア"
【Brazil便/WILD】


トリファは先週大人気、在庫が少なくなってきたので補充しました。やはり、先週ネタの方が1枚上手です。気になっている方はぜひどうぞ!ご自宅水槽内で育てて、しっかりキレイになるネタです。(
ペア¥7,800-
プルクラはNewチンガルノ、画像を公開いたしましてAnの店頭在庫も増強しておきました。数多いる中からのチョイスが可能です。(
ペア¥17,800-
テッフェビタエニも、ほとんど売れてしまったので補充してありますよ。うすらオレンジな感じの個体もおりますので、少し味わいが異なります。青いのもおりますので、お好みでお選びください!(
ペア¥12,000-
オトシンのハセマニー、300尾の前回在庫、だいぶ少なくなり網ですくうのに難儀するようになりましたので、また300尾の追加補充です。今回も
5尾¥1,500-10尾¥2,500-にてサービスいたします。
クリスタータスも在庫減によりおかわり補充。丈夫な印象、店頭でもロスはゼロです!(
1尾¥1,200-

明日も何かしらをお連れいたします。




さてさて、本日は恒例の他力本願・画像更新です。

まずはこの画像から!!



【Ap. アガシジー "ノボ アリプアナ"(9/8)】

この画像は9月のアタマに送信いただいていた画像です。導入より、ひと月弱の様子。新入荷があって初期の尾ビレに色が乗った個体でした。落ち着いて水槽に馴染んだところでしょうか。1回目の産卵をしたのですが120での飼育のため、次第にその数がが少なくなってしまったようです。



【Ap. アガシジー "ノボ アリプアナ"(10/5)】

本日いただきました画像がこれです。ヒレの伸張度が著しいです。これがマデイラ各所に産するアガシジーの特徴なんです。マニコレやボルバも、シルエットはこんな印象になります。このアリプアナ、特にキレイに見えるところが体側の細かなブルーメタリック。ウロコいっぱいに広がらず、ドット状に展開するんです。ベタ青の派手さも良いのですが、この青は繊細さの象徴です。まだまだ行きますので、今後もさらに楽しみです。そして目指すは仔取りですね。F1は親の形質を持ったまま、スレンダーボディーとヒレの伸張度がさらに驚異的になるんですってば。だからこの先も、ぜひともしっかりお楽しみください。これからも楽しみが倍増いたしますから!!




今日はもう一つございまして、まずは送信いただきましたこの画像をご覧あれ!!



ギョえっ!!!


ご送信いただいたご本人さまも驚いていらっしゃいました。わたしもたまげましたよ。これ、先月入荷のマデイラ河産の「cf.maclatus "Manicore"」なんですが、2便目に大きめ個体が1ペアだけ入荷したんです。これはその時にお持ちいただいた個体なのですが、まさかわたしもこんなになるなんて想像すらしておりませんでした。マジで腰が抜けてしまうレベル、目を覆いたくなります。
店頭にもまだ小さめ個体がおりますが、ほんとになるンかなって、販売しているわたくしめも目の前の白黒フィッシュをも一度見直しながら今日もブラインやったりしましたよ。
でも、まだまだこれからも行きそうだし…。





今日も店頭画像は「B級」でゆきます。よって半身の画像が中心です。なぜなら、全国の奥様から抗議殺到だからです。ご注文とご予約のメールとお電話も、全国のダンナ様から「蚊の鳴くような声」で、たくさんいただきました。奥さんに聞こえないような小声です。(笑)

では、どうぞ!!



※ 別にわたしが念じて「アカハラ」っぽくしたわけではないし、画像を加工するほどヒマもない…。(笑)


※ 昨日撮影した個体たちが、今日これから紹介する画像の中にも複数含まれます。
つまり、昨日は決して色のない個体を選んで撮影したわけではない、と、そんな感じです。



※ この個体のようにほんの少し胸びれの後ろにオレンジが出ているだけで、他の画像のようにオレンジが展開します。
それを知っていれば、チョイスの幅も広がり、仕上がり個体に大枚をはたく必要もなくなるんですね。



※ ただ、産地が異なると、そこにわざわざ採集コストをかけて出向くわけですので、
総じての単価が高くなる、そんなアピストも存在するのはいたしかたなし、として…。



※ An aquarium.でご準備させていただいている多くの個体たちは、webで写真映えする個体を
チョイスしているというよりも、できれば末永くみなさま方のところで楽しんでいただきたいと、



※ そう思い続けて、ピックアップ仕入れをして来ております。たまにキレイな個体がありますが、
それの状態がMAXで購入後にしぼんでゆく…、というよりもそこからさらにスンゴイことになる、



※ そんなところに想いを込め、撮影時にはシャッターを押しています。キレイに見えるのは、
あなたの視点とわたしの視点が、ある意味近いから。そう、おさかなを追う視線が似てるんだと思う。




※ 写真のプロではありません。ただ世のプロカメラマンより「そのサカナの魅力」を余計に知っていることは確かです。
だから、単にそれがみなさんに時々うまく伝えられるようになった、ただそれだけのような気がしています。



※ 「わたしはエリザベタエが大好きです」そんな想いが単なる画像からにじんでしまうんでしょうね。
かっこつけですから、口に出してそうしたことはこれまでなかなか言えずに生きてきました。



※ 芸術家が作品を通して自らを語る、そのようなことがこのおさかなたちを通して伝えることができたら、
それはさぞかし幸せだろうと思う。喜んでいただく、喜び。それがわたしの何よりの原動力になっています。



※ さて、この個体、小さくてもアカハラ。もちろんさらに展開するのは間違いなし。
こんな感じですと、少なくとも半数は「みなさま好み」でご提供できそうです。



【 Ap. elizabethae "Upper Rio Negro" 】
SOLD OUT!!
※ 数多の在庫の中から、あなたのためのチョイスをいたします。まだヒレの整い具合が十分ではありません。
発送をご希望の方は、来週の土日着でも今からご対応させていただきます。お気軽にご用命ください。





 10/4(火)

アピストマニア、待望のおさかなが到来!!

今日もまた仕入れに出動しております。新規にブラジル便の到着です。

・Ap. エリザベタエ "ネグロ"【Brazil Manaus便/WILD】
・Ap. "ロートカイル/ネグロ"【Brazil Manaus便/WILD】
・Ap. "ブライトビンデン/ネグロ"【Brazil Manaus便/WILD】
・Ap. ディプロタエニア "バルセロス"【Brazil Manaus便/WILD】


濃すぎてごめんなさい…。(笑)

ホントに来てしまいました。




あえて本日はB級画像にさせていただきますね。


※ この漁師、また同じ場所でエリザベを採集してきた様子です。入荷魚全体を見回すと明瞭に感じられました。


※ 2010年の「1月」と「4月」の入荷時の個体たち、半数以上が派手な赤になりました。
つまるところ、現状で赤くなくても期待できる産地産でもあるってこと。



※ あれから1年半、確かに入荷は途絶えましたが、ようやく再来です。
その当時お持ちいただいたみなさん、「赤くなってきたよ!」と後日談多数…。


※ ウアウペス下流域付近のとあるネグロ水系。その漁師が採る場所が特別な領域なのかも知れない。
この画像は♀。ウアウペス付近からマナウスにおり、そして日本に!!、ほんとみんな長旅ご苦労さんです。



※ 旅疲れ…、でもさっそくブライン食ってました。みなさんのお手元に無事お届けするために、
こちらでもしっかり立ち上げておきますね。はるばるやってきてくれたので、大事に立ち上げます。


※ 96年、初のブラジル入り。ウアウペスでの衝撃的な出会いは忘れることができません。
ネグロ上流からウアウペスへ、静まりかえったその水域、そう、そこが彼らの聖地でした。



※ ライヤテールのやたら赤いアピストが網の上をはねる。ロートカイルだと思った。
「こんなに簡単にこのアピストが採れちゃいけない」そんな思いからの第一印象だった。


※ エリザベはスペードテール!、そんな書籍の上での固定観念がじゃまをして判断が遅れた。
そして間もなく、どでかい個体でスペードテールが網の上で躍る…。感動の衝撃が脳天から足下に駆け下りる。



※ もう15年も前のお話しです。ですがまるで昨日のような出来事です。
そして今日、この日本でこのおさかなと久しぶりの対面をした。



※ 今はこうして、みなさんとそれを分かち合うことができる。これはとても幸せなことだと思っています。
数を確保いたしました。よって、より多くのみなさんと共有することができる。そう、さらに幸せなんです。



※ さてさて、今回のエリザベ、おさかなと一緒にさまざまお渡しできます。現地の様子や飼育のコツや魅力など。
残念ながら、ブルータイプはおりません。ただ、赤くなってくるヤツならばたくさんリリースできると思います。


【 Ap. elizabethae "Rio Uaupes" 】
SOLD OUT!!
※ 今なら200超の在庫の中からしっかりペアのピックアップをいたします。
2ペアまとめての特価リリースもご準備しました。水槽があいている方はぜひどうぞ!





※ 今回で3回目の入荷となりました。在庫がほぼなくなったので、今週も新入荷の中からしっかり追加補充いたしました!


※ 新たに♀もしっかりサイズでお持ちいたしております。ブリードがより楽になりそう。


※ 地味なはずのこの種、実にこの便のバルセロスディプロ、とても色彩豊かです。


※ 雌雄のサイズ差はバッチリ善処してお渡し可能!さらにモノはよいしお値段控えめだし、良いことずくめです!


※ 頬は今回も黄色から朱色まで。いずれも赤い方向に発色してゆくことと思います。背ビレも良い感じでしょ!


※ かつてを振り返り、これほどまで多くのディプロが一度期にやって来ることはありませんでした。


【 Ap. diplotaenia "Barcelos" 】
ペア
¥19,000-
※ 優良ディプロの入手のタイミングとしては、ここ15年では「ベスト!」と言えるかもしれません。
可能であるならば、複数ペアの確保もとってもオススメの、絶妙なタイミングです!




さてさて、今月さっそくこんな様相になってしまいました。あくまでもご自分スタイルで、さまざまタップリお楽しみいただければ幸いです。
お尋ねごとはお気軽にお寄せください。明日の水曜日もお店の休業日ですが、メンテに出かける以外はお店での作業をしていますので。メールやお電話でのお問い合わせなどは、お気軽にどうぞ。(笑)





何ともすでに大御所が4点出そろいました。困ったモノですね。

今回サカナを見てすぐに分かりました、前回来たヤツと同じだって。(笑)
その前回というのは2010年4月。それ以来のエリザベの登場ですね。他のサカナの混じり方も一緒。採集した人間も一緒。輸出した業者も一緒。輸入した業者も一緒なんです。もちろん採った場所も一緒です。
僭越ながらわたくしめ、はじめてエリザベを日本にもたらした人間のうちのひとりですから、日本で最も多くのエリザベを見てきて販売してきたものですから、アピスト見たさに4回もブラジルに行ってしまった愚か者ですゆえ、このサカナを見ればある程度分かってしまうかなりの変わり者。ひとはそれを「変態」とか「変人」と呼ぶときもあります。新しいおさかなが見たいから、も少し長く見続けたいから、綱渡りしてこれまでお店を続けてきた感じです。何度もドブに落ちて息絶え絶え這い上がり、今でもそんなことの繰り返しです・・・。(泪)

またにぎわしてくれました、わたしたちのアピストシーンを、このおさかなが。また今回もみなさんと想いを共有すべく、200尾を超える現在の
An aquarium.の在庫の中から、あなたのために良いチョイスをしたいと思います。よろしければぜひご利用ください。



 10/3(月)

今日は他力本願の更新作業。(笑)

近県のお客さまからいただきましたカンディディー画像です。まずは以前ご紹介した画像から。




今春入荷の「カンディティー "リオ ネグロ"」、♀の子連れ風景です。このページで以前このような風景をご紹介いたしました。今回はその後の様子、3ヶ月過ぎた状況の画像をいただきました。






あれから3ヶ月、稚魚の数もほとんど減っていない様子です。ここで気にしておくのが「稚魚の成長スピード」ですが、現状で約1.5cm前後。サイズもほぼ揃っていますね。順調な成長は慎重な水槽コンディションの維持を証明しております。卵を産んで稚魚がわく、ここまではそう難しくなく推移することが少なくありませんが、上手に育て上げること、これは長期的な水槽コンディションの維持ができているかどうかを示します。意外にもこれがたいへんな行為なのです。見た目にこの水槽、コケが目立ちます。サカナ向きのコンディションとは何なのでしょうか、コケのないキレイな水槽のことなのでしょうか。それは人間向きのコンディションなのか、サカナの立ち位置でのコンディションなのか、少し考えを巡らしてみると、目指す領域の片鱗に触れることができます。
次回アクアゼミでは、こんなお話しが講義内容の一部となります。ご参加のみなさん、どうぞお楽しみに!!




さて次は、都内のお客さま編。この8月にお持ちいただきました「マニコレカンディティー」の現在の様子です。



驚異的な色彩とヒレの伸びですね。入荷当初にお持ちいただいておりますので、実はその後が気になっておりました。チビチビサイズでの入手は、やはり万全な飼育環境が前提です。これからさらに展開してゆくかと思うと、すばらしすぎて目を覆ってしまいたい心境…。

おっとと、みなさん、ここは冷静に、冷静にゆきましょうね。(笑)




お店の様子です。またナイスニーを撮影してしまいましたよ。



※ さっそくお問い合わせとご予約をわずかにいただきました。やはり想定通りに10年来のお客さま方でした。
時代が移り変わっても、おさかなの魅力と価値は不偏なんです。



【 Ap. nijsseni "Real" 】
ペア
¥8,800-
※ 今ならまだまだタップリおります。ただやはり、そのうちなくなってしまいますので、おはやめにどうぞ!!




【 Ap. gephyra "Barcelos" 】
ペア
¥4,800-
※ この個体、この7月入手の個体です。それから2ヶ月半、チビサイズがこんな状況になっています。
尾ビレの黄色い個体もおります。(3ペアリリース可!)






先日ご来店いただきましたお客さま、奥さんから伝言を授かりました。『うちのダンナがおかしなことを言い始めるので、どうかもうwebに画像を載せないで欲しい!』とのことです。

「えっ??」とわたしも聞き直してみたところ、『
おさかなを買ってもいいかな?』と言い出すダンナに対して、『でもそれ、いくらぐらいするの?』と。ダンナさんのお答えは、蚊の泣くような声で『1万9千円…』。『え゙っ!』以下しばし沈黙…。
そしてダンナがお店に出かける前に奥様一言『
わたし、今日はあなたと一緒にお店に行ってしとうさんに言ってあげるわ。うちのダンナがおかしなことを言い始めるので、どうかもうwebに写真を載せないでください!毎日パソコン見たあとでため息ついて寝てるのよ。』と。

そしてその日はワイルドディプロの在庫が、店頭から1ペア減りました。(謎)


すみません、多少脚色しました。でも8割以上は実話なんです…。




 10/2(日)

今日も閉店後に画像をおさめております。先日の入荷ネタと、店頭在庫も少しございます。
お買い物のご参考までにご覧ください。



※ パンタナールの水たまりで、水揚げ直後のブルーメタリックは鮮烈でした。
この個体、その片鱗がうかがえます。今後が楽しみです!



※ 派手な黄色個体です。これも少しずつ広がり展開してゆきます。


【 Ap. borellii "Pantanal" 】
ペア
¥4,800-
※ レッドスポット個体です。良い感じの個体が多いので、今便ボレリーもとてもオススメです。




※ まれにみる優良個体トリファの入荷でした。♀もこのようにシャキッとしています。
こうした個体が手に入れば、入手の後にも「こと」がスムーズに運んでゆきます。



【 Ap. trifasciata "Pantanal" 】
ペア
¥7,800-
※ 早くも残4ペアとなりました。上記画像も現在リリース可能な個体です。ぜひどうぞ!




※ かなりの数をリリースさせていただきました。まだ残っている個体たち中からの撮影です。この個体は♀。
(まだ10尾ぐらいはおります!)



※ ♂もまだまだしっかりキレイな個体が複数おりますのでご安心を。
サイズはダウンしますが、ご覧の様子で頬はしっかり黄色!



※ チビ♀。サイズのわりに、お店のM水槽の中ではしっかり張り合っています。
しっかりヒレ先赤く、今回便は総じて好印象&高レベルです。



【 Ap. diplotaenia "Barcelos/Rio Negro" 】
ペア
¥19,000-
※ 鰓蓋は黄色から朱色まで飼育とともに変化してゆきます。ヒレの伸びと体側のメタリックが、あとからついてきます。
水槽が準備できていれば、ブリーディングも実は容易な種です。ぜひチャレンジしてみてください!!





※ 先々週入荷のカカトゥワイルド。顔から尻ビレまで、鮮明に黄色、そして背ビレも少し。


【 Ap. cacatuoides "Peru/Yellow" 】
SOLD OUT!!
※ 同一個体の画像。ロングボディーでとても良い感じです。



※ 全身が黄色いけど、♀ではありません。


【 Ap. cacatuoides "Peru/Super-Yellow" 】
SOLD OUT!!
※ 1ペアのみ、背中まで広範囲に黄色です。あまり見ない個体。
まだ小さいし、これはどこまで行ってしまうのでしょうか…。





※ 入荷個体のすべてがチビチビでした。しばらくお店でストック育成。ひと月超えてようやくこんな感じに。


※ 極わずか、イエローフェイスの個体がおります。(ペア¥19,800-


※ ご覧のように♀もしっかりしてきております。久しぶりの入荷でかつ今回総数も少ない。貴重な地域変種。


【 Ap. pulchra "New Chingarno/Aripuana" 】
ペア
¥17,800-
※ ブルーメタリックと細身のロングボディーが特徴。ヒレの伸張は今後さらにご期待いただけます。
すごいプルクラになりそうですよ、これは。





※ これは「プルクラ "チンガルノ"」の♀。しっかり個体。良雌のご提供は仔取りまで容易にしてくれます。


【 Ap. pulchra "Chingarno/Manicore" 】
ペア
¥16,800-
※ 在庫は豊富ですのでご安心を!この画像、実は♂。フルボディーで黄色いんです。
(この画像のようなフルイエローは
ペア¥19,800-。2ペアのみの限定リリース!)





 10/1(土)

本日の画像です。



※ 雰囲気としては、昨シーズンの印象よりは「青」が目立ちます。この個体で4cmサイズです。


【 Ap. mendezi "Santa Izaber" 】
ペア
¥9,800-
※ こちらは小さめ3cmほど。やはり背ビレが青い。腹が黄色くない分、ブルーの期待もふくらみます。
(まだまだタップリいます。今なら店頭在庫はとても豊富な状況です!)





※ 10年以上アピストをやっているひとなら知っているでしょう、今回ネタは初入荷時のWILDナイスニーですね。
やたら水色で黄色い。あれからほとんど入荷もなく、別産地産と思われる個体たちがときおり市場をにぎわしました。



※ この♀画像でより実感できますかね。伝統的なブリードナイスニーと雰囲気がそっくり。でもWILDなんですね。


※ 日本初入荷でWILDナイスニーがやってきた時、それまでブリードのみでしたので、かなりの衝撃がありました。
昨年ペスカの「記載地産」のWILD個体と出会いました。今回はその「WILD初入荷時の産地産」、久しぶりの対面!



※ よってネタとしては、かなりのマニア向けのアイテム。違いを見出してしまうと水槽を空けたくなってしまいがち。
ところで、このネタに食いついて来てくれる方が、現在どれだけいるかだなんて考えることなく仕入れてきました。(笑)



【 Ap. nijsseni "Real" 】
ペア
¥8,800-
※ しかもタップリと。経営者としては失格です。でもだって、欲しかったんだもの…。(笑)
ちなみに、このナイスニー、この様子から徐々にすごいことになってゆきますので、非常にまずいネタです。





※ モノクロ画像ではありません・・・。これでカラーですから。(笑笑笑)
色なんてありませんし、このサカナは誰も欲しくありません。地味すぎて悲惨です。よってもう来ません。(笑)



【 Ap. cf. hippolytae "Tefe" 】
ペア
¥9,800-
※ 採集時の現地漁師の声が聞こえてきます。網に入ったこのサカナを見た瞬間「またヒッポリかよ(泪)」。
テッフェのビタエニとアガシジーを採集しているときの出来事。日本からのオーダーがない、つまりもう来ないってこと。(泪)
(あっと、ちなみに上の画像個体がたぶん♀、下の画像個体は♂です。)





【 Biotoecus opercularis "Barcelos/Rio Negro" 】
ペア
¥12,000-
※ まだ在庫は大丈夫。たぶんこれでいったん入荷が止まります。次は来春か、来年か、別産地産の登場か、そんなところです。




※ 最近はやりの「マデイラ産はマニコレカンディディー」。ブラインのあとの撮影、♀です。


※ これも♀。ところであんた2cmでなんでオスメス分かるの?。わたしはおさかなとお話しができるから。(爆)


【 Taeniacara candidi "Manicore/Madeira-System" 】
ペア
¥14,800-
※ こんな♂もおりますよ。リリースはなるたけペアサイズを合わせてお出しします。サイズ差がないようにってことです。
サイズ差少しでますが、画像のような♂も少しあり。ご希望によりこうした個体のチョイスも可能ですので、今のうちに!







【 Poeciliocharax weitzmani "Barcelos" 】
5尾
¥1,680-
10尾
¥2,800-
※ ロスゼロです、これは今回の状態の良さを物語ります。店頭の管理と状態の見極めがこちら側でのポイント。
みなさま向きには、特にこのおさかなの場合は安い方だけどなおさら「お店選び」がポイントです。




【 Megalanphodas sp. "Pantanal" 】
5尾
¥3,500-
10尾
¥6,500-
※ ファイヤーファントムです。今回チビチビで入荷。ようやくサイズアップしてきたと思ったら、この有様。
きれいに撮れすぎました。でかくならないメガランフォダス、赤く派手で背ビレと尾ビレの黒が、サカナの印象を引き締めます。






今月中旬の「10/15・10/16」の両日開催の「
アクアリウムゼミナール Vol.4」、すでに2週間後と期日がせまってまいりました。

アクアゼミ 2011 Vol.4
〜アピストの繁殖〜
開催日時 ・10月15日() 9:00〜12:00
・10月16日(
) 9:00〜12:00
場所 文京区 アカデミー音羽 (3F 学習室A)
テーマ アピストグラマ
講師 志藤 範行
ご参加費 ¥2,000-
定員 約30名さま


毎回テーマを設定して開催してまいりました「アピスト・アクアゼミ」も、今年はこれがラストとなります。すでにお申し込みいただいたみなさま、今回はブリードにまつわるあなたの疑問を一挙に解決させていただきます。どうすればうまくゆくのか、ペア仲が悪いときにどう対処するのか、生理的なアピストの産卵パターン、雌雄のかたより、産卵数と水槽コンディションの関係について、成長スピードについて、人工繁殖について、交雑するか否かについて、などなど、さまざまな角度からせまりますので、当日会場を出るときにひとりでやれるようになっている!を目標とします。水槽を前にし、その場での事象をどう受け止めるのがよいのか、今以上に見通しが明るくなると思います。

当日の予定が空いた方はぜひ急いでお申し込みください。会場のスペースの都合で、土日の両日、同じ内容で行いますので、ご都合のよろしい日取りをお選びいただけます。

・10/15・・・・・・残9席
・10/16
・・・・・・残5席

満席になり次第、間もなく募集を締め切らせていただきます。お席もわずかになってきました。駆け込みのお申し込みをお待ちしております。

お電話もしくはメールにて「仮予約」ください。ご参加費のお支払い(店頭にてorお振り込み)を持って正式予約とさせていただきます。なお、内容について、ご要望があればお気軽にお寄せください。





 

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