最新情報

An aquarium. 音羽本店
営業時間 16:00 〜 20:00〈平日〉
13:00 〜 18:00〈土 日 祝〉
定休日 火曜・水曜
電話番号 03-6304-1110
メールアドレス info @ an-aquarium.com

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ここは、An aquarium.の情報発信のページです。イベント・その他の活動の様子や新店情報、新入荷のお知らせなどを公開してゆきます。もちろん、これまで通りおさかなはアピストグラマなどのドワーフシクリッドたちと、水草やレイアウト水槽のネタが中心となります。さまざまお楽しみください!
※ 生体のお取り置き期間は「1週間以内」とさせていただいております。
 ご協力のほど、どうぞお願い申しあげます。
Google 〈An aquarium.を検索〉    


 11/30(水)

11月最後だというのに、今日は気絶しそうな入荷速報をお知らせしなければなりません・・・。

ブラジルはマナウス便の到着を受け、本日仕入れに出動いたしております。昼1時過ぎに輸入業者の元にわたくし到着。そこから延々7時過ぎまで、6時間の吟味の末のおさかなたちであります。

・Ap. エリザベタエ "Tuccano/Rio Uaupes"【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・前回とは別産地。(うふふ)
・Ap. "ブライトビンデン"(Tuccano/Rio Uaupes)
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・前回とは別産地。(うひひ)
・Ap. "ロートカイル"(Tuccano/Rio Uaupes)
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・前回とは別産地。(うひゃ)
・イバナカラ アドケタ "Tuccano/Rio Uaupes"
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・・・とうとう来たよ!
・トゥッカーノテトラ
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・このテトラまで来ちゃったよ。(

6時間にわたる攻防。
エリザベは入荷個体のほぼ全数しっかりチェックしておきました。タップリ連れてきておりますので、まずはどうぞご安心ください。かつてのK2が得意としていたエリザベエリアに別業者が今回初めて進出した様子です。赤さは前回便、青さは今回便が上です。前回便のネグロのとあるエリアの個体たちの方が赤いんですね。今回はようやく久々にウアウペス川に進入しての採集ネタのようです。そう、ネグロ合流点付近やウアウペス下流域ではなく、少し奥に入ってなんと今回久々のトゥッカーノエリアへと。これももう無理なのかと思っていました。まさにホッと一息です。

エリザベといっしょに来る魚たち、同じエリアに住んでいます。今回のトゥッカーノ産ブライトビンデン」と「ロートカイル」がこれです。ウアウペスエリアに進入すると、通常のブライトビンデンのみならず、背ビレがギザギザにならないタイプの「ブレビス」の名で流通していたアピストが混じってくるはずですが、今回のブライトビンデンの個体サイズがあまり大きくないために、現状ではまだ判断がつきません。鰓蓋にエンジ色が少しでている通常のブライトビンデン風のチビサイズが2〜3見受けられますので、両方がいるかブライトビンデンのみか、少し期待がふくらみます。このおさかなたちだけで、ひと水槽あてがいましたので、興味のある方は明日からでもご覧いただけます。

今回の
トゥッカーノ産ロートカイルは一転、すぐにペア取りできるようにチョイスしてきております。アゴの下に赤点の入った個体も今なら多数おります。今回はとりあえず総勢10ペア取れるかどうか、といったところです。

そして、
アドケタ。とうとうやって来ましたね!!
もう来ないかもしれないと、ウアウペスエリアでの採集がもうできないんじゃないかと、近年いやなムードが漂っておりましたのも事実。まさに期せずしての入荷です。今後はどうなるのか皆目見当がつきません。来るかもしれないし、これっきりになるかもしれません。可能性としては、今シーズン中の入荷はあるかもしれませんが、やはり一方ではこれでおしまいかもしれない、といった不安もよぎります。わたくしも強くプッシュしてよいのかどうか、正直とても困っています。オスメス分かりにくいし、こちらの面でもかなり困っております。上から見ての体型差と横から見ての模様チェック、全体の雰囲気を見ての判別チョイス、しっかり数を確保いたしましたがよく分かりません。産んでくれるまでは・・・。
とりあえず、往年のK2ネタレベルを周到しています。すんごいオスであろう個体のみで15尾。お願いだからメスであってくれー的優良体型セレクト個体を20尾、
トゥッカーノ産アドケタが今なら総勢35尾いますので、数多いる中からのチョイスができるってことで、ここはどうかお許しください。(大粒泪

最後のシメは「
トゥッカーノテトラ」、この種まで来ちゃいました。入荷自体はすでに2年ぶり。2年前の個体は実は3年前に採られた在庫がぽちぽち入荷していたので、新規の採集個体としてですと、今回の個体はざっと3年ぶりの新規ネタなんですね。今回しっかり数を確保しました。レンゲで1尾1尾チョイスしてきました。なんと今なら200尾超おりますよ。このおさかなの良さと、そして実は飼いやすいことを知っている方々が、ず〜と入荷を待ちに待っていらしたおさかななんです。群栄のチャンス、タップリご準備できました。そうです、どうぞお見逃しなく!!そしてどうぞおはやめに。





今日の画像はご想像の通り、やはり見ない方がよいかもしれません・・・。



※ 久々に見ました、このシルエットと独特な色合い。


※ ここ最近、店頭でも「もう来ませんかね…」と、幾人かの方にお声がけいただいておりました。


※ と、いっていた矢先の出来事です。直後でまだ痩せてますので、しっかり太らせておきます。


【 Tucanoichthys tucano 】
5尾
¥15,000-
10尾 ¥28,000-
※ もう昔のお値段ではなくなってしまって、これで精一杯の特価リリースです。
今後やって来るのかどうかの方が心配な種類になってしまったのかもしれません。





【 Ap. "Breitbinden/Tuccno Rio Uaupes" 】
ペア
¥19,000-
※ といっても、まだペアが取れるかどうかが微妙です。二十数尾ストックあります。




※ 来ましたよ!ウアウペスのロートカイル。前回の「ネグロ産」ともやはり雰囲気が異なります。


※ 別個体の顔アップ。今ならこうした個体たちをリリースすることができます。


【 Ap. "Rotkeil/Tuccno Rio Uaupes" 】
ペア
¥22,800-
※ ウアウペスのロートカイル、登場です!!今ならこのレベルの個体で数ペアリリース可能です。
今回のトゥッカーノエリアでエリザベタエと同じエリアに棲息しているロートカイルなんですね。





※ 鰓蓋のオレンジを差し引いて見たときに、前回の「ネグロ産」との差異が感じられるでしょうか。
言うなれば「ネグロ産」が異端な方であって、全体にやたら赤かった。


※ この個体もオレンジ腹ですが、差引してみてのメタリック感・尾ビレの柄の風合い・頬まわりのこの雰囲気…。
「ウアウペス・トゥッカーノ産」はこれまでもやはりこの雰囲気なんです。そう、たいして変わらないですよ(笑)


【 Ap. "elizabethae/Tuccno Rio Uaupes" 】
通常タイプ ペア
¥24,800-
頬赤タイプ ペア ¥27,800-
腹赤タイプ ペア ¥27,800-
※ 初回リリース分は限定60尾、すでに展示販売水槽にてご覧いただけます。明日よりさっそくリリース開始いたします!




【 Ivanacara adoketa "Tuccano/Rio Uaupes" 】
ペア
¥38,000-
※ 水槽に入れてすぐの様子。S-class、わずかにおります。こちらのメスはほぼ完璧です。(ペア¥48,000-







画像で紹介しておいて申しあげるのもなんですが、まだ買っちゃダメよ。(笑)

「でも良いのがなくなる・・・(泪)」
「だけどこの時期のAn aquarium.は、入手時としては今は微妙なんだよな、これどうしたものか…。」

そうそう、みなさんよく分かっていらっしゃる。(笑)



恒例行事ですもの、あえて今から告知しておきますね。こういう事ですので、お買い物はお控えください。ただ、いつもみなさんお悩みになりながら、待つか・いってしまうか、そんなご決断をなさっております。もちろん在庫が残ってくれれば、12/10以降は大型セールに突入しますので、「感謝セール特価」で大放出となります。
セールのお値段はいつも通り、その時点での在庫を見ながらわたくし勝手に決めたいと思っておりますので、それはそれでお楽しみにお待ちください。正直に申しあげても、今は何も具体的な数字は考えておりません。
今でもほど安価格が多いですので、逆に悩みどころかもしれませんが、ここはどうぞみなさまのご判断にて英断ください。わたくしも胸が痛いので、今回は早めにあえて事前告知させていただきました。




 11/29(火)

恒例になりました、他力本願画像です。


ご自分スタイルで、自宅水槽の混泳45cm水槽でアピストを導入したのがきっかけ。その後のネット検索作業の果て、ここのAn aquarium.のwebページに幸か不幸か、この秋たどり着いてしまったと言います。その前に、他店でお求めいただいたアピストのご相談。水槽環境の改善のお手伝いを少し、ひと月たつ前に個体のコンディションが徐々に戻ってきたようです。わたしもホッと一息です。




まさにアクアリウムをご自宅に導入されたのは、今年からだとお聞きしました。ご自分スタイルではじめて、今回An aquarium.との出会いをきっかけに、今月上旬にADAのCO2セットをお求めいただきました。初めてのご対応の時に、「今日は手ぶらでおかえりください!」との、おそらくはご本人さまにとってはワケの分からぬアドバイスのあとに、Do!とNAの器材精度のおはなしを少しつけ加えました。ここのお店は危険な香りのするお店です。(笑)
深みにはまる前に、もう一度冷静なご自分を取り戻しておいてください。もし泥沼にはまり込んでしまったら、その責任はわたくしめがしっかり背負わせていただきます。そう、泥沼分野はおまかせください。実際にブラジル各方面の泥沼にも自らの足をつっこみながら、多くのスターレンジなどをみどりのパンツいっちょでむしり取って来ました。
スタート間もないこの水槽、
An aquarium.スタイルでの新たな息吹が注がれたあと、どんな変貌を遂げるのでしょうか。はい、今後もけっして商品のオススメはいたしません。欲しくなったらおまかせください。ご購入後の楽しみ方をサポートするのがわたしの仕事のメインステージです。来たるこの12月、ぜひ上手に活用ください。




 11/28(月)

ADAの来年のカレンダーが到着しました!





一部 ¥1,000-
※ 部数限定ですので、興味のある方はおはやめにご用命ください。



早くもこんな時節になりました。
An aquarium.のロゴ入りで今年も作製しご準備しております。明日あさってと、お店の営業はお休みとなりますので、月が変わり12月1日より店頭にてお渡しできます。




 11/27(日)

本日はまず、ご送信いただきました他力本願画像から。



アマゾン河最大の支流、タパジョス河の下流域に特殊な河川が注ぐ。それがアルア川。なんでかここだけネグロばりの低pHだといいます。「Ap. アルア」、この種はWB.SABBYがはじめて発見したアピストです。近年ワイルドの入荷が途絶え、ただ人気がないので誰も気づいていない、そんなアピストなんです。ここのところは東南ブリードでしかこの種を見ることはなかったのですが、ようやく10月にドイツのビルヘルムブリードが久しぶりに到来。ワイルドではないものの、個体クオリティーが高いおさかながようやくやってきてくれました。ただ、飼育しているヒトも日本中を見渡しても極少数なので、画像で見る機会もない、出会いの機会も少ない、そんな位置付けなんですね。
入荷より間もなくして、マニアな引き合いがありまして、本日こうして発送でご利用いただきましたお客さまより、現在の状況の画像をお送りいただきました。ライヤテールで背ビレはザンバラと、ブライトビンデンの雰囲気を持った魚種ですが、ネグロ河は遠く、他に似てる種というとペルーのバルロウィ、これらは生息域からするとあまりにも遠すぎて、近縁なのかどうか、そう簡単には結論しにくいサカナでもあるんです。この種を考える上では、その間をつなぐ新種の発見がカギとなりますが、そう、アピストの棲息地図を考える上でも夢がふくらむわけです。
画像をいっしょにお送りいただいた他種のアピストを拝見させていただき、なんとなくこのお客さまのお好みを知ることができました。今回アルアが初めてのお付き合いでしたが、そんなところから少し想像をふくらませて、こちら側のお仕事を続けています。次もどうぞ楽しみにお待ちくださいね。また何か探してきたいと思います。




次は「"ロートカイル バルセロス"」。今年の9月、シーズンインの皮切りに久々にバルセロス産が登場しました。入荷後落ち着いたころ、辛うじて雌雄が分かるサイズでお持ちいただいた個体の現在の姿です。近年実はバルセロス産の入荷がかなり少なく、今回のようにある程度まとまった数でやって来たのはかなり久しぶりの出来事でした。選択の余地がある・入荷個体数が多い、そんな時は良個体の入手チャンス。比較的お求めやすくそんな個体たちを数ある中からのチョイスで手中にすることができます。ひとたび時が過ぎると、あのときのあのサカナ、欲しいな!、と。そんなことの繰り返し、そしてその蓄積で、ご自分の入手のタイミングをはかります。この画像個体の持ち主はご近所のお客さまですが、すでに銀座時代からとおつき合いも古い。どなたも限りある水槽数の中、もちろんそこで楽しんでいるわけですので、どの種に手を出すべきかどうか、それは長年の経験者の方々でもいまだに悩みのタネなんですネ。そして、踏ん切り付けての入手後にそれを払拭してくれるのは、何より導入後のこのようなアピストの勇姿を見せつけてくれること。また同時に陰なる水槽コンディションの維持管理が素質をこうして引き出すこととなります。飼育者としてはホッと一息とともに、今回いっててよかった!と思える喜びが、今回こうしてついてきてくれました。




さてさて、この日は不思議と「"ロートカイル バルセロス"」がもう一つ、ご近所の別のお客さまより画像が届きました。ワイルドエリザベの入荷のさなか、心を鬼にしてこの種をチョイス!!
上記画像と同じバルセロス産ですが、目の後ろから体側へと流れるプチプチのメタリック感、いやはやまいりました。お店でまだいるバルセロスのロートカイル、まだ小さめなこともありこの雰囲気はまだまだ到底見られない様子。夜遅くにわたしもつい見比べてしまいました。
鰓蓋もなんだか不穏な様子…。かなりのものになり、なおかつ今後の変貌ぶりにも期待がふくらみますね。ここの産地産のこのタイプ、過去の経験から背ビレもかなりハイフィンになります。また先々の姿もぜひお披露目ください。楽しみにお待ちしております!!






以下、お店の画像です。


【 Parotocinclus macricauda 】
1尾
¥980-
※ キレイです。今回は少ないながらもまだおりますよ。






今度は恒例のトニナ水槽レポート、11/27編です。




先日お越しのEHEIMの営業さんにもお見せしておきました。画像を撮ってゆかれましたので、当日ショップ訪問レポートとして、社長にご報告しているはずです。「あそこのお店、バイオフィルターも売ってくれますよ!」と。(笑)

ただ、うちで売れる数は知れています。お値段でも激安は困難ですのでね。でも使い方は詳しいよ。(笑)
なんだかんだと今回も、少し渡り歩いてこのフィルターにたどり着きました。やっぱり終着駅がEHEIMなのかと。ちょっと45でもちょっとデカイね。率直な印象です。でも他の機能、シンプルで使いやすい。各所パーツもしっかりしているので、わたくしオススメの長く使えるフィルターとしての機能は十分。実際使ってみて他の製品が見劣りしてきた。自分の水槽に入れるものだもの、いちばん良いのを使いたい!小さな小さなアクアショップだもの、使って心地よい製品だけ扱ってそれをみなさま方にもオススメしてゆきたい、そんな想いでやっています。(笑)
「これしかない!」ってヤツです。CO2の大事な部分はすべてADAで固めたい。照明は故障や不虞が少なく&デザインも考慮して明るい製品をオススメしたい。そんな面持ちです。せまいお店だもの、置けるスペースが限られる、商品を吟味せざるを得ない。逆にこれがメリットとなるように考えています。

おっとと脱線した・・・。


「11/16」の植え込み時の様子。ここからするとだいぶ進展しました。なんだかスターレンジの方がスピードが速いですね。こちらの水槽は「中古ソイル」以外に、実は「ひと技」初期に施してあります。同時に立ち上げたもう一つの45ではやらなかったひと工夫、もう少し経緯を見て、新たな水槽立ち上げの時にでもコメントしてみます。
週末が絡み3日間は換水できず。でもまずまず問題なく推移しております。明日こそは久々大量換水しておきます。




これはとなりの45cm水槽のスターレンジ。少し本数が減りました。少し病気が出たので処分しました。トニナはいたって順調ですが、こちらの水槽はスターレンジのスタートダッシュに2回ほどこけています。そろそろ大丈夫かな。同じように立ち上げました。ひと行為をのぞいては。こちらは通常みなさんがやるようにスタートした水槽です。今後のみなさま方への適切なアドバイスができるようにと試してみました。KHマイナスを使用しての換水を続けていると、いずれは止まるのですが、ひと行為あるかなしでその差が次回も生じるのかどうか、チェックしておきます。再度の検証結果が出るまではしばしお待ちください。





この水槽も、順調に茶ゴケが発生してきております。トニナの葉先についているのがそれです。先週からすでに見受けられましたが、思ったほど増えるスピードが早くない。逆に言えば、これが順調に生じてくれると、普段のコンディション変化の経緯の波にのせて見てゆけるのですが、まだ十分には増えていない。10日ですもの、こんなモンですな、と、いったんこう判断しておきます。オトシンの投入はまだ我慢します。来週ぐらいにこの続きの経緯を見まして、その時点であらためて検討します。




お気付きの通り、フィルターの赤いリングは「450×400×400」水槽の特徴ですね。こちらは「バイオパワー2411」をそのまま使用しており、ノーマル45cm水槽の方は、付属のリングパーツの「グレー」のリングにあえて変えておきました。ちなみに小さな45cmの水槽では、2411のろ過槽サブストプロの入ったカップを一段取り外し、モーターヘッドにスポンジの段のカップを取り付けているだけです。
さてさて、この奥行き高さのある「450×400×400」水槽の方は、こんな感じでさらにトニナの生長速度が級数的にアップしています。伸びて照明に近付くとさらに成長速度がアップする、受け取れる光量がアップするのでそれも当然です。おたおたしているとすぐにトリミング時期にさしかかってしまうのは、この、実際の水草の受け取っている光量変化の由縁でもあります。光源から近いほどに蛍光灯を使用している場合は特に、明るい光量を水草たちは受け止めることになりますので、光合成速度がアップして植物体の伸びと展開も早くなるのです。そう、伸びてきたら要注意、一気に水面を目指し展開します。我々は、そっとトリミング時期を伺います。「来週末までもつかな、今週やるべきかな」と。はじめは慣れないので、トリミング時期が遅れがちになります。目の前の結果を受け、あわてて施すケースが多いことでしょう。でも、はじめはそれでよいのです。こうした経験を元に、そのタイミングなどをうまく把握することができるようになります。




トニナは頂芽が美しい水草です。CO2をしっかり添加した水草水槽で、アピストなどにも絶好の環境がご準備できます。サカナが自動的にキレイになり、そう、緑の中のアピストたちがより生き生きキレイに見えます。みなさんもぜひお試しください。






サケの仔供たち、またわいています。(笑)



あわててお母さん、口でもごもご数尾かかえては、別の流木の穴蔵に隠していました。自由遊泳期までにはさらに5〜6日です。ちょうど今度の土日には、お母さんの子連れ風景が店先で見られるはずです。もちろんそれは、順調ならばのおはなしなのですが。。。




 11/26(土)

京都ネタ、本日さらに到着です。メインはジャタプー産のカンディディー、状態がようやく落ち着いたとのことで、少し遅れてのお披露目になりました。この種のここの産地産、日本初上陸です。これまたお見逃しなく!!

・タエニアカラ カンディディー "Rio Jatapu"【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・この種のみ、新規ネタです!
・Ap. ペルテンシス "SantaIzaber"
【Brazil便/WILD】・・・・・以下、すべて輸入業者在庫のキレイ個体。Kyoto-Choice!!
・Ap. パウキスクアミス "Ig. Dara"
【Brazil便/WILD】
・Ap. レスティクローサ "Borba/Madeira-System"
【Brazil便/WILD】
・Ap. アガシジー "Manicore/Madeira-System"
【Brazil便/WILD】
・Ap. コンブラエ "Pantanal"
(S-class)
【Brazil便/WILD】・・・・・・・・カップのまま持ち去られました。SOLD OUT!!







※ 女です!

※ 今回いちばんでっかい個体、3cmほど。男です!

※ 女です。一番上の画像と同一個体かな。

※ 男です、ひとつ上の画像と同じ個体。

※ 新しい女です!

※ まだわかんない個体です。でもたぶん若い男。

※ 女のつもりです。上記の2個体とは、また別個体画像です。

※ やっとこヒレを広げた。尾ビレの上部の黄色が目立ちます。ヒレの各所には赤。

【 Taeniacara candidi "Rio Jatapu" 】
ペア
¥9,800-
5尾特価 ¥19,800-
(小さめ)
※ とりあえず先行4ペア、来た中から選抜しております。小さめ個体での「5尾特価」もご用意しました。
カンディディーは「ネグロタイプ」と「サンタレンタイプ」に大きく分かれ、「マデイラ産」は異質と認識。
今回の「ジャタプー産」は「ネグロタイプ」に該当しそうです。赤がベースのカンディディーということです。









【 Ap. paucisquamis "Ig. Dara" 】
ペア
¥14,800-
※ 今回は輸入業者在庫から1ペアのみです。「ダラ産」今年の新規ネタは難しそう。




【 Ap. agassizii "Manicore" 】
ペア
¥9,000-
※ 黄色系のブルーファントムです。これも画像の1ペアのみ。




【 Ap. pertensis "SantaIzaber" 】
ペア
¥8,000-
※ これも1ペア追加です。




【 Ap. resticulosa "Borba" 】
ペア
¥9,800-
※ キレイ個体が1ペア到着、上物ネタです。この画像の個体のリリースが可能です。





さてさて、「振興会カレンダー」が届いています。50部限定ですが、なくなるまで店頭サービスいたしますので、ついでがございましたらぜひ音羽までお越しください。


※ 製作はアクアライフ発刊の「エムピージェー」なので、ほどほどいけています。



※ アピストの月もあります。ただ今年の12月分。「An aquarium.」のロゴ入り、ぜひどうぞ!!
もちろん、これは無料です!!(笑)



このカレンダーを見て、ふと気がつきました。今年の12月の
An aquarium.最終営業日は「12/26(月)」になりそうです。そのあとは年末最後の仕入れに出かけて、棚卸などの業務をこなします。年末を控え、こうした予定で進める感じです。営業日数があまり多くはありませんが、すでに今から覚悟してのぞんでゆきます。(笑)

ところでみなさん、水槽空けてますか??。なんでかって、、、それは
An aquarium.の12月がやってきますからね、水槽の準備とやりくりを模索しながら、軍資金をそっとプールしておいてください。ここはまた覚悟してお待ちくださいよ!!しっかりご期待にお応えさせていただきます腹づもりです。


これを見て、『何じゃ何じゃ!!』とお思いの方へ、

もう少しだけお待ちください。


近日中に、しかと告知いたします。そう、今年の最後に恒例行事を華々しく・・・。




 11/25(金)

今日はブラジル便などの新規到着を受け、お出かけにて仕入れに出動いたしております。

・Ap. アガシジー "Mamuri"【Brazil AquaFauna便/WILD】
・Ap. cf. レガニ "Careiro"
【Brazil AquaFauna便/WILD】
・Ap. ペルテンシス "Rio Abacaxi"
【Brazil AquaFauna便/WILD】
・Ap. ビタエニアータ "Shishita"
【Peru便/WILD】
・スキゾレキス グンテリー
【Brazil AquaFauna便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1尾¥980-
・パロトキンクルス マクリカウダ
【Brazil AquaFauna便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5尾¥980-
・オトシン ネグロ
【Argentina便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今回は50尾のみです。1尾¥350-
・オトシン "ペルー"
【Peru便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・5尾¥1,200- 10尾¥2,000-、いつものお値段











【 Parotocinclus macricauda 】
1尾
¥980-
※ 飼育は中性がよいです。



【 Schizolecis guntheri 】
1尾
¥980-
※ この種も中性向きです。






【 Ap. cf. regani "Careiro" 】
ペア
¥6,800-
※ 2000年代前半、K2時代に「スマラグド」で入荷していた個体。最後の入荷は5年以上前。




【 Ap. bitaeniata "Careiro" 】
ペア
¥14,800-
※ 上のクラス。カレイロで来る通常マナウス便は、このサカナではない様子です。
なので今回「ジャスト産地産・リアル産地産」と強調している分けなのですね。






トニナ水槽「450×400×400
」編、本日閉店後の様子です。

水槽正面からの現在の状況。オトシン15尾のおかげで、茶ゴケはすでに姿を消し去りました。順調に良好な経緯をたどっています。お水換えをさぼるところですが、さっそくトニナの出荷と増設を控えてますので、1日おきの換水を続けております。




斜め上からのカットです。伸びてきている様子が少し分かりやすく見えます。この水槽はご存じの通りに「
11/1」にスタートしています。地べたすれすれのトニナも25日間でこの様子まで展開してくれます。トニナ育生環境を手中にすることができると、「水草水槽」の「低KH条件」での育生をマスターできます。ポイントを大まかに言うと、換水時にしっかりと「KHマイナス」を使用することと、貝の発生を未然に防ぐことです。この環境は低pH向きのアピスト飼育の土台となる環境でもありますので、サカナ好きのみなさま方にも一度はマスターしておきたい水槽環境です。トニナは下葉まで枯れずに複雑な緑の森を1種のみで実現させることができます。実はこの単色の、1種のみで構成してあげることがポイントなのですが、余裕が出てきたらもう少し水草の種類を増やすこともできます。でもやはり、本来はアピスト向きに維持を楽にしておくためには、1種のトニナで構成するのがスムーズなんです。ここに2種の水草を投入すると、2種の水草に対しての気配りが必要になります。気が散りますので、慣れないうちはシンプルに1種のみがオススメなんですね。

このトニナ水槽の水草を、後日リリースさせていただきます。トニナ水槽を一度チャレンジしてみたい方はお声がけください。30キューブや36センチ水槽ぐらいでCO2をご準備なさり、スタートしてみたいとお考えの場合は、立ち上がげのナビゲーション付きでしとうが直接お手伝いいたします。近場の方も遠方の方も、メールでの画像を送信いただければ、状況に応じてその後の処置などの解説を行います。こんな水槽が手にはいるのならば、初期の換水をいとわない!、そう感じている方はぜひどうぞ!!
出荷できるトニナの数がまだ知れておりますので、あまり多くのリリースは困難ですが、もしわたくしでよろしければそうした手はずでお手伝い申しあげます。ぜひ一度お試しください。





「月刊アクアライフ」の宿題、すでに終えました。(笑)



ターゲットはまさにこのおさかなでした。その様子は現在、店頭の30キューブ水槽でご覧になれます。お店に入ってすぐの水槽です。興味のある方は、今のうちにお越しいただきチェックください。




今回も辛うじて想い描いたように事が運びホッとしています。今回は役者の演出がよかったので、スムーズに事が運んだ感じです。月刊誌の企画ですので、締め切りまでの時間が短すぎます。編集の方々、もうこのテーマでの企画はなしの方向で頼みます。(泪)

そして本日開店間もなく「EHEIM」の担当営業の方がご来店。前回のメーカー依頼の宿題を終え、ホッとしていたところでありました。実はすでに「EHEIMのwebページ」に、その時の水槽がpdfファイルで紹介されております。お話しを伺うに、しとう作製の単色トニナ水槽、アクアショップのみなさま方にも最もご好評をいただいた水槽とおだてられたあげくに、エーハイムジャパンの社長までもがとても気に入ってくださったという。と同時にやな予感がした…。




おもむろに営業車の中からとてもあやしげな段ボール箱をかかえて、にやにやしながら営業さん。前より少し水槽が大きい。すかさずこちらも、
「あっ、これくれんの、ありがとう!(笑)」
ととぼけておいたけど、もはや時すでに遅し・・・。




「前回の宿題水槽、しっかり手を抜くんだった…」「何じゃこれはー!」。
深く深く、自責の念にかられました。

来たる12月は、死んだふりの練習と電話に出ない練習を欠かさず行いたいと、最優先事項に掲げておきます。
はい「
アクアコンパクト2005」、これって出たばかりのフィルターじゃないんかい…。


ライトつきのセットかぁ〜、さっそく店頭でうっぱらってしまっても良いですか??(
大粒泪




 11/24(木)

閉店後の画像、今日は1種のみです!



※ 「チビ」が「デカ」に挑む!


※ 一瞬だけ、威勢よく。そしてもちろん即座に蹴散らされた…。


※ 唇からアゴの下に、エンジ色の発色。この種特有の色彩です!!


※ このエンジ色の色合いが次第に濃くなり、そして少しずつ広がってゆきます。


※ そして、顔面から黄色の発色が出てくるのも本種の特徴で、それが強烈になり、、、


※ 黄色から金色へと変化してゆくさまは、まさに驚異的な色彩です。


【 Ap. pulchra "Uraria/Rio Abacaxis" 】
ペア ¥9,800-
※ 昨日、京都ルートの便によりまして、またしっかり追加補充いたしました。





 11/23(祝)

おさかな到着。本日追加分の速報です!!

・Ap. アガシジー "Rio Jatapu"【Brazil Manus便/WILD】
・Ap. ビタエニアータ "Mamuri"
【Brazil Manus便/WILD】
・Ap. ビタエニアータ "Mamuri"
(A-class)
【Brazil Manus便/WILD】
・Ap. ビタエニアータ "Careiro"
(S-class)
【Brazil Manus便/WILD】
・Ap. プルクラ "Rio Abacaxis/wilhelmi"
【Brazil Manus便/WILD】
・Ap. プルクラ "Rio Abacaxis/wilhelmi"
(A〜S Mix)
【Brazil Manus便/WILD】
・コペラ sp. "Jannuari"
【Brazil Manus便/WILD】
・レッドショルダーホタル
【Brazil便/WILD】

無事に店内水槽へと収容完了いたしました。




とりあえず。。。


【 Ap. agassizii "Rio Jatapu" 】
※ 肩赤です。プラケースでの状況。ディスカスの産地で有名な「ジャタプー」ではありません。また別の場所です。





本日閉店後の画像です。ご参考までにどうぞ!















【 Ap. bitaeniata "Mamuri" 】
ペア ¥9,800-
※ 上記掲載画像は、ぜ〜んぶ「ビタエニ "マムリ"」です。♂も♀も、小さめながらしっかり個体です!












【 Ap. agassizii "Rio Jatapu" 】
ペア ¥9,000-
※ 5ペア入手。極い地域変種。初登場です。




【 Astyanax guianensis
5尾 ¥12,000-
10尾 ¥20,000-
※ 衝撃の「レッドショルダーホタル」。今回50尾さらなる追加が完了!!









【 Ap. bitaeniata "Careiro" 】
ペア ¥12,000-
※ リアル産地産・ジャスト産地産は、これだ!!





 11/22(火)

本日、お店はお休みです。間もなくして、「メンテナンス業務」に出かけます。
An aquarium.での請け負い本数は限られており、現状では力量不足、ハードすぎてこれ以上店外業務をこなすことが難しいところです。しとうが直接行う定期メンテナンスは「ご近所限定サービス」とした感じですので、ここはしばしご了承ください。

明日の「
11/23」は、水曜日ですが通常の「祝日営業時間」にてお店をやっていますので、お気軽にご来店ください。さほど混み合わないと思われますので、ゆっくりお話しもできると思います。ご質問やレイアウト指南など、ご希望の方はタップリかかえてお越しください。お待ちしております!!
(13:00開店〜18:00閉店)





本日午前、新規に京都のブラジル便が到着しています。

・Ap. ペルテンシス "Uraria/Rio Abacaxis"【Brazil Manus便/WILD】
・Ap. ビタエニアータ "Careiro"
【Brazil Manus便/WILD】・・・・・・・・・・・またリアルなカレイロが来ています!
・Ap. ビタエニアータ "Novo Araca"
【Brazil Manus便/WILD】・・・・・・・・・・・今期すでにこれでラストの入荷
・Ap. ヒッポリタエ "Jannuari"
【Brazil Manus便/WILD】
・Ap. cf. レガニ "Jannuari"
【Brazil Manus便/WILD】
・Ap. アガシジー "Novo Aripuana"
【Brazil便/WILD】
・グリーンブラッドフィン "Rio Araguaia"
【Brazil便/WILD】

さらにまた明日の11/23にもさらにやって来ます。一度期に送りきれず二日にわたりの入荷です。いつも通りの上物ネタをタップリ補充いたしますので、ここは少しお楽しみに!!





画像です。




【 Ap. cf. regani "Jannuari" 】
ペア ¥6,800-
※ ジャヌアリ産のレガニ、わずかに到着。欲しいヒトは、けっこういません。(笑)




【 Ap. agassizii "Novo Aripuana" 】
ペア ¥15,000-
※ Sクラス、1ペアのみ。(Aクラスも1ペアあり。こちらはペア¥9,800-




【 Ap. bitaeniata "Careiro" 】
ペア ¥12,000-
※ 今便もリアルな産地の「カレイロ」ですよ! 元K2漁師ネタです。





「カレイロ」つながりで、今日も「青カカトゥ」こと「カレイロ・カカトゥ」のワイルド個体、
An aquarium.の次期種親候補、連日のご紹介です。








さてさて、明日も新規のネタをタップリ補充しておきます。どうぞどうぞお楽しみに!!




 11/21(月)

本日開店前の出来事。



ALの取材です。10時スタート、そして開店直前まで。これで短時間な方です。

過去何度取材を受けてきたのか。過去何度原稿を書いてきたのか。忘れました。
まだ少しお手伝いしたいと思います。アクアラフ誌にもこれまで育てていただいたささやかなお礼として…。

していただいたら、そっと「ありがとう!」と言う。ごく自然な行為です。楽しさと情報を提供する仕事、これは雑誌もここのwebでの一面もいっしょです。喜んでいただけるみなさま方の笑顔がそこにあるのであれば、共通の目的のひとつを達成することができます。これはこちら側の共通した喜びに変わります。




しとうにかせられた「宿題」あり。プロとしてやらねばならないのではありますが、また前回よりハードルが高く設定されてしまいました。おさかなとお話しができるところを実践しなければならないのが何よりのプレッシャーです。残された時間は3週間。期限付きって、これはあり得ないよ。(泪)

でも、やるしかないのね・・・。


そう、今日パパ、よい仕事をして行きましたよ!




年明け発売の月刊アクアライフにて、この「宿題」の成果をお見せできるようがんばります。

でも今回は無理かなぁ〜。





さて、店内情報です。


※ めったにないチャンス、今便はシミのでないウィルヘルミーの便です。でるのが通常、でないのが珍しい!


※ 唇&アゴ下はショッキングなエンジ色に。そして顔面から金ピカ、特有の発色がはじまりました。そしてものすごいことに…。


【 Ap. pulchra "Uraria/Rio Abacaxis" 】
ペア ¥15,000-
※ 「A〜Sコース」の画像です。しっかりオレンジテール、他のアピストでは見られない色合い変化をご堪能あれ!!




※ メスの体側ライン、極太ですね。この種のメラニンパターンでの特徴。チビサイズながらすでにオスへとアプローチ中。


【 Ap. pulchra "Uraria/Rio Abacaxis" 】
ペア ¥9,800-
※ 「Bコース」こちらはサービス品、残2ペア。わずかに尾ビレの縁取りオレンジ個体のサービス品もあり。




今年は「ウィルヘルミー」の当たり年になりそうです。シミのでない便、これって実はかなりすごいことなんです。シミの無い個体をチョイスしてきたわけではなく、便全体に渡りシミ無しなんです。3年に一度あるかどうか、こんなペースです。まだこのサカナを一度も買ってみたことのない方は、ぜひオススメです。プルクラ体型で、色合いがめちゃめちゃなんです。あり得ない発色をしますので、ぜひ一度ご自宅の水槽にてお試しください。かなり衝撃的なおさかななんです。





連日のトニナ水槽レポート。


毎日ニョキニョキ伸びています「450×400×400」水槽。この水槽の照明は、なんと32wのみです。この水槽サイズを2本列べたところに、上部へと32w2本天井に照明を取り付けてあります。水面からはすると十数cm離れてますので、実際の光量はもっと少ない換算なのです。
前にも申しましたが、トニナの照明はほどほどでよく、必ずしも強光で育生しなければならないという水草ではないんですね。育生条件のポイントを以前に4つあげました。

● パワーサンドを使用すること、
● 普通にアマゾニアを使用すること、
● トーマシーを投入し貝の発生を未然に防ぐこと、
● KHマイナスを使用しきっちり換水すること、

これでしたね。そう、「光」の条件はここに含まれず。KHが低いこと、これが最大なるけっして外すことのできない条件なんです。KHの条件、これは水道水での換水時に「KHマイナス」をしっかり使用すること、ガラスピペットで毎回しっかり計り、適量を添加しきっちり水換えすること、これがキーです。
水道水が良いんです。R/Oの水ではダメですよ。水草水槽での換水は「水道水」が基本なんです。これはトニナの育生でもいっしょですね。




言葉が適切ではないかもしれませんが、「立ち上げ時はどうでもよいんです」。スタートダッシュをなんとか決められれば、3週間を過ぎるころにはこんな緑の風情が訪れます。水草は「ああすればこうなる!」、と決まった様子で立ち上がります。毎回同じなんです。必ずこうなるんです。
だから、立ち上げ時のルールをしっかり守れると、こんな水槽が容易に手に入ります。
An aquarium.の店頭にお越しになるみなさま方、「初めてなんですけど、わたしにもトニナやれるのかしら」とのご質問。「大丈夫ですよ、でもCO2添加の準備はありますか、それとこれKHマイナスがないならこれをお持ちください・・・。」とのやりとりの中で、「1週間後の写真を送ってください。不安なときにはすぐにでも画像をメールで送ってくださいね!」と、自宅水槽のナビゲーション機能が付随します。(笑)
「ガンガン換水できますか、その時間が今ありますか?」「ハイ!」「じゃいってみましょうか!、今後あなたの水槽内で起こるトニナの変化は、良きにしろ悪しきにせよ、すべてがわたしのアタマの中にありますので、大丈夫ですよ!」と。少しの勇気をもらい、少しのトニナを持ち帰り、初めてのパワーサンド、初めてのアマゾニアで、多くのみなさま方が無事にスタートしています。





『諸悪の根源は物理的』、高校のトイレの落書きに新一年生だったしとうが少し戸惑った文言。実は3年生の階のトイレに、こっそりウ○コしにいったときに発見した。
『諸悪の根源は
An aquarium.・・・』。ある意味そうかもしれない。聞くとうまくいってしまう、難しかったアクアリウムが簡単に、自宅の水槽で実現できてしまう。そしてお店に行ってまた無駄遣いをしてしまう。一歩お店を出ると、冷静な声が頭をよぎる、「あんたまたそんなもの買ってきて…」。でもなんだか少しいつもよりウキウキした気持ち。そう、タップリしとうに洗脳されていますよ。(笑)

だからこれまでも何度も言ってきてるじゃないですか、「もう見ちゃダメって!」。。。





一転、こちらは45cm二本列べたトニナ&スターレンジ水槽の様子です。



赤丸部分、上記掲載画像ので囲んだ部分を少し注視してみてください。スターレンジの下位の葉が、葉の色が抜けたように変色していますね。これがスターレンジの病気部位です。やはり順調に少し生じました。毎日のKHマイナス換水攻撃による水槽の立ち上がりが早いか、病気に冒されるスピードが速いか、ここは一勝負ですよ。
設置後しばらくたったKHを低く維持できているアマゾニアを使った水草水槽ではこんなことがありません。スタート時の状況では、土壌バクテリアの実在数がまだ少なく、植物たちにとっても不利な環境です。通常は根張りとともに土壌バクテリアも進出拡大して行きますので、いくら事前に「土壌バクテリア入りの種ソイル」を仕込んだからといっても、根の展開なしでは活躍できていないのです。時間との勝負です。頻度な低KH換水にて水草をだましながら、「時間切れ引き分け」方向へと事を運びたいところなんです。「水草は新しい水が好き(換水してもらいたい)」「でも土壌バクテリアがいないと少ないと、その環境への馴染みが遅い」この両者を、『土壌バクテリアがまだ少ないけど大好きな新しい低KHの水が連日体全身で浴びれるから、換水してくれるから我慢してここで致し方なく育ってやるか!』、という方向に持ち込みたいんですね。
だから今、一勝負。換水攻撃による病気の進行を止め、あきらめて育ってもらうと、そうした方向へとちからわざでもって行き、時間切れ引き分け、結局ワシの勝利!、こんな作戦でのぞんでゆきます!!




よってトニナは順調です。ここの水槽では、トニナの条件を余裕でカバーしていますのですでに連日スクスクと伸びてきております。斑入りトニナですので、生長が少し遅いはずなのですが、今のところはご覧の通り、


【 初期植え込み時(11/16)

この画像と比較してみると明確に伸張度合いが分かりますね。6日で約2cmのスピードです。パワーサンドの肥料分効果と、連日の換水効果の表れですね。スターレンジもニョキッといってくれています。この画像で見比べると6日間での変化が明確です。




フィルターまわりの様子です。こちらもトニナエリアなので、問題なく推移しています。トニナにとっては初期の条件はど真ん中です。なんら問題はありません。ご参考までに3日前の画像を少し紹介しておきますね。


【 初期植え込みより4日目(11/19)

3日間で1cm、このエリアも順調に伸張しています。実はよく見ると、葉にうっすら茶ゴケがつき始めています。また今回も換水を続けてあえてしばらく待ってから、オトシンを投入いたします。ここでは、コケの発生具合のその程度をよく観察してゆくことで、以前とどう違うのか同様なのか、それを念のためにチェックしておくところです。アタマの中には数々のトニナ水槽立ち上げ経験のデータが詰め込まれております。おそらくはいつも通り立ち上がるであろうと予想されますが、微妙な変化のチェックをコケの出具合などでも受け取ることができます。
茶コケの発生をみて即座にオトシンを入れたのでは、その経過観察を行えませんので、ここはあえてコケの展開具合も観察してゆくのですね。茶ゴケはオトシンでいつでも簡単に取れますので、心配せずに貴重な水槽変化の具合をも把握するように努めてみるのです。





じゃん!!

なんじゃこりゃ。


トニナ立ち上げ中の「450×400×400」水槽、柱をはさんで右となりの水槽では、こっそり昨日「アフリカーナ」にて1本リセットしています。昨年4月から使用していた「プロジェクトソイル 5.2」と、これでようやくおさらばできました。いつもと同様、パワーサンド・底床ネット・種砂土壌バクテリア入り中古ソイル、そして新品「アフリカーナ」の仕様です。トニナの同サイズの水槽同様に、9リットル袋をひとつ丸ごと使用しています。

あれれ、2本のトニナが横たわっています。またなんだかくだらないことをたくらんでいるんですか!?。





とどめを知らない「アホな行為」とお見受けください。(笑)

昨日夜中に、なんとも斑入りトニナの「茎・なまり巻き」攻撃をしておきました。トニナが横に這っています。いえいえ、けっしてトニナの「前景種横這い仕立て!」なんてことを考えているわけではないのですよ。
ここで何をしたいのかというと、「2本のトニナだけで、どれだけの時間で水槽をいっぱいにできるか」といったヒマなことを考えているんです。どうして2本なのか、それは単に長めの斑入りトニナが2本あったからです。(笑)

本来ならば、初期の植え込みにてある程度全面に水草を植え込んだ方が、水草水槽としての立ち上がりがスムーズであることを知っていて、あえて今回こんなことをしています。植え込み部分の少ない水草水槽は、けっこう立ち上げやその後に苦労することが多いんです。それを緩和する手法をすでに描いていますので、何事もなくスムーズに事を運べるようにやってみます。
今から言えることとしては、来月12月、ひとり店番・ひとりご接客・ひとり発送業務の中、この作業をしっかり気配りしながら続けられるかどうかが最大なる障壁なんですね。やっておきながら、こりゃ困ったなと、そっと感じてしまいました。(泪)
まずまず、はじめちゃったことはいたしかたなしとして、極力この水槽への気配りをして、なんとか経過報告できるような形へと持ってゆきたいものです。




 11/20(日)

本日の他力本願!



岐阜県から今月アタマに出張ついでにご来店いただきましたお客さまから、「メンデジー "サンタイザベルレッド"」の画像がやって来ました。お越しいただいた週に、ちょうどこのサカナがやって来ており、即断なされさっそくお持ちいただきました。色味の強いSクラスの選択、お持ちいただき2週間が過ぎ、現状の様子です。
今後のヒレの伸び、色合いの展開、そして仔取りへと、更なる夢がふくらみます。入手後の楽しみが増えるのも、アピストグラマの特徴ですね。またこれからもしっかりとご堪能くださいまし!!




近所のお客さま編です。このおさかなの様子を毎日観察するのが深夜の楽しみになっていらっしゃるといいます。こちらはあえて少し小さめサイズから、Sクラスの個体をお持ちいただきました。「赤いメンデジー」、過去何回の入荷を見たことでしょうか。初上陸以来、今回でわずかに3度目と記憶しています。
「オレンジ」を超えて「赤」の呼称を与えることのできるメンデジー、このサカナの入荷が次回はいつになるのか、こんなことを考えているとついつい悶々としてきてしまいます。こんなフラストレーションの解消法は、ストレートに申しあげますと、すぐに『手に入れてしまう』こと。誠に恐縮至極ですが、本音です。(笑)





お待たせしました。



98その後。初回の産卵にて、さまざまドラマがありました。それはやはり、みなさま方のアピスト水槽において生じる事柄と、けっして遠からず、なのであります。
当てのエリザベ♀、つまりはこの水槽には産卵時に3尾のエリザベがおりました。♂1♀2でしたね。ペアと1尾の当てメス、このプラスアルファーの1尾のサカナの存在が、いっそうペア仲の絆を強め、追い払われる状態にあることでその力の均衡を保ちます。背ビレ尾ビレの先端が欠けてしまうその具合を見ながら、死んでしまうまでなのか、その手前で「良い役柄」を演じていられるのか、それを見極めておきます。無為に殺されてしまうことを避けるためですね。
そしてこの画像のメス、産卵をした母親なのですが、尾ビレの下が欠けています。そう、ひと悶着あったのです。




まず第一の問題、なんだかよく守っているはずなのに、稚魚の数が日々減っておりました。不思議な現象で、数日間はその理由が分からず過ごしておりました。初期の産卵だし、水槽のコンディションがまだついてこれていないのだなと、そう見ていた矢先のことです。普段は追われ追われ、行き場のないはずの当てメスが、電気の点灯直後に母親メスの背部から近寄り、なんだかモグモグしている光景を目の当たりに。母親メスに見つかるやいなや、烈火のごとく水槽じゅうを追い回されパイプの陰に棒立ちです。へこたれないんですね、また行きます。オスにも追われ続けるんですが、しばらくするとスゥ〜と近寄って…。(泪)
ボロボロになりながらも、こんなことをして生き延びておりました、なんとも強靱な当てメス。とりあえずはこの当てメスを排除し別水槽へ。すると翌日、母親メスがオスに追い立てられており、今度はオスを取り出す場面に。現在ではわずか数尾のみ確認できますが、ほとんどの稚魚が外部の要因により消滅してしまいました。あまりないことなのですが、今回の放任スタイルでの仔取りには、エリザベにとって少し水槽が小さすぎたのかもしれません。
初期の流れを垣間見ることは、2〜3週間後に再度のチャンス、次回の産卵時に生かします。このペアでは雌雄任せにせずに、オスを取り出すべきか否か。ただ今回は当てのメスにやられて稚魚が減っている可能性がある、これも考慮します。





基本的にアピストの母親メスが、自らの稚魚を食べてしまうことはありません。途中死んでしまった稚魚を処理するという行動意外に飲み込んでしまうことはありません。ただ母親以外のメスは別です。単なる外敵の小さなサカナです。エサとして補食することは、特に魚食性のあるエリザベタエという種類においては通常のことです。だってほら、でかいサイズのエリザベと、小魚を一緒に飼っていると徐々に減って来る経験をみなさんもお持ちでしょ。今回のケースも外敵の視点ではいっしょですね。母親である状態ではないってこと、これが今回のキーなんですね。





次期
An aquarium.種親用「カカトゥオイデス "Careiro"」を自慢しておきます。ちなみに、本種のワイルド個体のリリース分はすでに終了いたしました。















背ビレ後部についている白い縦長丸の物体は、寄生虫です。蔓延の心配はないのですが、観賞面で、これがいつも気になる存在になりますので、近いうちに取っておきます。順調に仕上がりつつあります。収容している水槽を移動して、
An aquarium.に入ってすぐの場所に、少し強引に置いてございます。
3週間限定ですが、ご来店ついでの楽しみのひとつに、ぜひどうぞ!!




 11/19(土)

ネグロネタ、1種到着!!今年は微妙と予測していましたが…。まずはホッと一息。

・Ap. パウキスクアミス "Santa Izaber"【Brazil Manus便/WILD】



【 Ap. paucisquamis "Santa Izaber" 】
※ 本日すでにバックヤードストックしています。♀がまだ不明確です。新ネタ、もうしばしお待ちください!
青くて黄色くかなりのネタです。昨年かなりにぎわしましたが、今年はやばいかと少し心配していました。





本日お届けいたしました。APAP水槽台、お客さまからさっそく画像をいただきました。




新たなカラーパターンで特注しています。地色を「チェスナット(こげ茶)」、扉は従来の「ホワイト」のまま。実物は、こんな雰囲気になりました。このたびご利用いただきましたお客さま、『東南アジアの家具風だ!』と、お喜びのお声をさっそくいただきました。
さてさて、ここからふくらむ新たな水槽生活。ドキドキワクワク、とても楽しみですね。





そしてトニナ水槽、途中経緯のレポート。


【 19日目(本日閉店後)


「450×400×400」水槽、初期に「トニナの病気」が生じた水槽ですね。本日閉店後の様子です。一気に生長速度が増しているのが見て取れます。ご参考までに「植え込み時」と「10日目」の過去画像を比較できるよう載せておきますね。


【 植え込み初期時(11/1)


【 10日目(11/10)


【 19日目(11/19)

今の時点でも換水時には「KHマイナスを15ml.」投入しています。換水量もほぼ全量になるように、水を注水しながら排水しています。約5分間は水道を出しっぱなしにしているんですね。トーマシーくんとBモーリーが入っているので、この間は少量のコントラを入れながら作業をします。KHマイナスの投入は最後の満水にするときのみに投入。こんな感じでトニナ水槽のケースでは日々の換水を行います。




水槽奥のフィルターまわりで、もうすでに10cm弱伸びています。通常、パワーサンドを使用してのスタートは、もう少しトニナの傘の直径が大きくなり、かつ葉幅が広く、わずかに葉が横向きにカールして展開するのですが、ここの水槽では比較的「光量が弱い」ので、素直に細めの葉ですくすく展開中です。トニナの場合は「低KH」環境が必須事項であり、強光の条件は必須ではありません。暗すぎるのはちょっとマイナスですが、ほどほどでよいことがこの水槽の例から受け取ることができますね。
もちろん、前景種でびっちり水槽を埋めたい時などは「強い光も必須条件」になりますので、水草水槽の持って行きたい方向での光量調整はしっかり配慮できると、それが成功への近道となります。




手前部分もご覧の通りです。病気をくらった株はまだ3cm程度の伸び、無事にクリアーした株ではそのまますくすくと6〜7cm伸びています。そして本日19日目にしてオトシンクルスを投入しました。昨日入荷のコロンビアオトシンを、今回控えめに「15尾」収容しました。上記の全体画像で見受けられるとおり水草への茶コケの付着は一見ほとんど見受けられませんが、部分画像ではしっかり下位の葉に茶ゴケが生えているのが分かります。実際には1週間目ですでに生え始めていましたので、ここから換水の日々を継続することにより、コケ取りを入れずしてもここまでこの程度の状況で推移させています。ガラス面も先週一度、前面ガラスのみをこすっただけです。背景が黒のガラス面には目立ちませんが、ほどほど生じてきていましたので、本日やっとこのオトシン投入となりました。テストフィッシュとして初期にトーマシーといっしょに収容したフライングフォックスは、先にお伝えしたとおりにKHマイナスの量を「20ml.」投入してみた日に死んでしまいました。よって現在のところ、トーマシー2尾とBモーリー1尾、本日のオトシン15尾が、この水槽でいっしょに暮らしています。





EHEIM水槽、本日の様子。



「宿題提出」より1週間が経過いたしました。450水槽よりうすら茶色っぽいのは、すでに生じ始めた茶ゴケのせいです。ここ1週間で換水は3回のみ、時間が取れずに適当にさぼってみたところです。まだCO2の器材を設置していません。(笑)
ボルケーノを5尾、昨日投入しまして、ガラス面はこのサカナでだいぶキレイになりました。いまだCO2未添加なので、少しコケに押され気味の様子なので近いうちに設備を整えます。ここの水槽が病気にならないのは、初期に準備した斑入りトニナの状態がよかったことと、1日おきではありましたが「KHマイナス換水」をしっかり行えたこと、さらには底床が8割中古だからなんです。フィルターを設置し初期にはボルビティスを流木に活着させた状態で9月から放置していた水槽を、あわててトニナ水槽にしましたので、すでにこの水槽では土壌バクテリアがある程度存在していたんですね。個々の水槽で立ち上がり状況が異なるのは初期の土台が違うことで、このように差異が生じます。





最後に、45cm2本の新規立ち上げ水槽です。



今日の夜11時半の様子です。閉店後10時過ぎになってしまいましたが、ほぼ100%換水いたしております。おおっと、すでに小魚を投入しています。みなさんはマネをしない方がよいです。もう少したってから入れてくださいね。自分の換水方法で、サカナも死なずに続けられることを自分で確かめるためにあえて投入しています。サカナは低pHが好みのアクセルロディーをそれぞれ30尾。昨日から、今日で2回目のしとう換水を乗り切りましたのでまずは問題ない様子です。




スターレンジもまっすぐ上を向いています。「KHマイナス」の量は、この水槽での全量換水で「10ml.」投入しています。フライングフォックスの死んでしまった「450×400×400水槽」で「15ml.」ですので、このノーマル45水量に対しては多めの投入量です。アクセルロディーが2日間無事なので、このまま続けて行きます。スターレンジの生育ポイントはトニナよりワンランク下の「低pH領域」ですので、こんな処置にて初期対応しています。ここでの指標はスターレンジの育生状況です。ここをチェックしながらのスタート管理ですね。水草の特性を知り、スタート時の立ち上げ手法を微妙に加減する、こうして水草水槽の管理をしています。おさかな入荷で忙しくならなければ、このまま無事に立ち上げ育生する水槽ができるはずです。ひとりですべてをこなしているAn aquarium.では実際、この点が最大なる課題なんですが…。(笑)







KHマイナス攻撃により、初期のコショウ病などが出ている間がなく推移するはずです。小魚たちも日々の換水に耐えがんばっていますので、わたしもここは少ししっかりがんばってみます。(笑)




 11/18(金)

今日の仕入れのメインは池袋東武アクアハウス分のお付き合いです。音羽の
An aquarium.分としては、ゆっくりオトシンなどをチョイスし、追加してみました。

・Ap. アガシジー "フラミンゴ"【Peru便/WILD】
・ナンノプトポマ sp. "Zebra"(Volcano)
【Peru便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・SOLD OUT!!
・ナンノプトポマ sp. "Black-Vampire"
【Peru便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・SOLD OUT!!
・オトシンクルス コカマ "Rio Ucayari"(Zebra-Otocin)
【Peru便/WILD】・・・・・・・・・・・・SOLD OUT!!
・オトシンクルス(コロンビアオトシン)
【Colombia便/WILD】・・・・・低pH飼育可能なオトシン。SOLD OUT!!
・ホワイトエッジブッシー
【Brazil Manaus便/WILD】
・スンダダニオ アクセルロディー "ブルー"

・グロッソスティグマ【tropica】
・ミクロソルム

・アヌビアス ナナ


コロンビアオトシンは、先週輸入分が立ち上がるのを待ってお持ちいたしました。もうしばし、お店でストックしてからの方が安心です。今回はとりあえずの150尾です。このオトシンが落ち着けば、しっかりKHマイナス攻撃に耐えてくれます。




では、恒例になりました、他力本願!



先週画像を載せて翌日にお連れいただきましたペルーの「Shishita産」ビタエニアータ。キレイにグリーンバックで撮影。導入も順調のよう。今後も楽しみですね。





こちらは、もう来ない「
sp. "Rio Cristalino"」、怒っています。ベストなタイミングでシャッターチャンスをうかがいました。ほっぺが赤?黄色?、おなかが変な色になって興奮しています。レガニ・カエティー・レスティ系のアピストは、自分の水槽内だけでの楽しみが広がりますね。有名どころにはない、自分だけの瞬間になります。味わい違えど、楽しみ方は独自性あり、ただ通ずるところはやはりいっしょです。




さてまずは本日ネタの画像です。




ナンノプトポマ sp. "Black-Vampire"
SOLD OUT!!
※ 変わった模様です。




【 Otocinclus cocama
SOLD OUT!!
※ しっかりしましまです。



 
ナンノプトポマ sp. "Zebra"(Volcano)
SOLD OUT!!
※ いつになくしっかりサイズです。



 
ナンノプトポマ sp. "Zebra"(Volcano)白変
SOLD OUT!!
※ ビックリした…。












【 Hyphessobrycon stegemanni "Rio Tocantins"】
SOLD OUT!!
※ 残少!






【 混じり "Rio Tocantins"】
1尾 ¥980-
※ 2尾います。














【 Astyanax guianensis
5尾 ¥12,000-
10尾 ¥20,000-
※ まだいます。





 11/17(木)

今日はおさかなの入荷のお知らせですよ。(笑)
新たにブラジルマナウス便とが到着しました。ペルー便のアピストも新規に少し追加しております。すべてが一抜きです。よいところをすべて総ざらいしてきております。

・Ap. アガシジー "Tefe/Orange"【Brazil Manaus便/WILD】・・・・オレンジチョイス、今回は3ペアのみペア¥9,800-
・Ap. ビタエニアータ "Manaus近郊産"
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・詳細産地不明。大特価ペア¥7,800-
・Ap. プルクラ "Uraria/Rio Abacaxis"(A~S-class Mix)
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・ペア¥15,000-
・Ap. プルクラ "Uraria/Rio Abacaxis"(B-class)
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・ペア¥9,800-
・Ap. バエンスヒ(A-class)
【Peru便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・Sクラス寸前のチョイス個体。ペア¥6,800-
・Ap. ノーベルティ(A-class)
【Peru便/WILD】・・・・・・・・・・・モノはSクラス。お値段Aクラスのペア¥5,800-
・Ap. ノーベルティ(巨大)
【Peru便/WILD】・・・・・・・・・・・サンプルのつもりで2ペア迫力の極美。ペア¥5,800-
・ブリタニクチス アクセルロディー
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1尾¥1,800-
・レッドフィンステゲマニーテトラ
【Brazil Belem便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・SOLD OUT!!

・レッドフィンステゲマニーテトラ "Platinum"
【Brazil Belem便/WILD】・・・・・・・・・・・・1尾のみSOLD OUT!!

まずはアガシジーのテッフェは新規便より3ペア妥協無しで追加しております。上物ネタです。「テッフェオレンジ」の店頭在庫としては、今回分を足して現在7ペアほどおります。
ビタエニアータは詳細産地不明につき「大特価リリース」です。オレンジセレクトしています。お値段はともかくもネタがよいのでオススメです。はじめてブラジル産のビタエニアータを飼ってみようとした方に、ぜひオススメです。
今回のプルクラは、いわゆる「ウィルヘルミーのワイルド」です。3〜4年に一度、シミのでない個体がやって来ますが、今便はその期待が多いに持てます。まことに残念ながらこの魚種の9割が、遅かれ早かれシミが出てしまう便です。たぶん今回はいけると思いますので、ぜひどうぞ!!トップ個体が勢揃いで、今ならA〜Sクラスをミックスでお出しさせていただきます。テールのオレンジはこれだけ分けたセレクト個体たち、すべてに乗っております。テールにオレンジのない個体や薄い個体はあえて「Bクラス」として、お求めやすくサービスいたします。雌雄サイズ差が少しありますのでお値段でサービスです。こちらは3ペアのみ、ご期待いただけます。
ペルー便でバエンスヒもやって来ておりました。3ペアだけですがかなりいけてると思います。Sと言いたいところをあえてAとさせていただきました。
ノーベルティー、すごいです、特にでかいの。(笑)
それを販売するのも気が引けますので、オススメ個体としては同便の小さめペアをセレクトしてきております。個体の魅力以上に安すぎですが、5倍のお値段で買ったと思ってご堪能ください!!それほどのオススメ個体です。
ブリタニも来ております。なんだか今シーズン、やな予感であまり来ない気もしています。いるうちに、お好きな方はぜひどうぞ!!
レッドフィンスティンゲマニー、これは昨年カイザーなんとかという名前でやって来たテトラ。プラチナが1尾、混じりが2尾、いっしょに連れてきています。





さらには京都ブラジルネタもわずかに追加しています。

・Ap. アガシジー "Mamuri"【Brazil Manaus便/WILD】
・グリーンブラッドフィンテトラ
【Brazil WB.SABBY便/WILD】
・アレンケールレモンテトラ "Caranazal"
【Brazil WB.SABBY便/WILD】

珍しいカラシン入り。両方ともはじめて見たサカナです。グリーンブラッドフィンは、これいけますよ。レイアウト水槽でもいけそうです。水草食いかどうかをチェックしたあとで、ゴーサインを出したいと思います。
アレンケールのレモンテトラという触れ込みでやって来たテトラは、ホントにキレイでした。後ほど画像にて!!





では、本日の画像です!


【 Ap. bitaeniata "close to Manaus" 】
ペア ¥7,800-
※ 詳細産地不明。よって、お値段的にサービス品です。体型や雰囲気などはマナウス近郊の他産地産と同様です。




※ 顔面ゴールドになる&唇はディープなエンジに。

※ おっ、ヒレを広げた!

※ 女です。通常のプルクラより、体側のラインは極太!

【 Ap. pulchra "Uraria/Rio Abacaxis" 】
ペア ¥15,000-
※ イエローフェイス&オレンジテール。シミリスクの非常に少ない便。A〜Sのミックスで上物のサービス!
(11/18閉店時
残7ペア






【 Ap. pulchra "Uraria/Rio Abacaxis" 】
ペア ¥9,800-
※ ブルーテールが多いです。あえてBコースとしてのサービス品。入荷はこちらの方がいつも数が多い。3ペアのみ。




【 Ap. norberti(Big Size)】
ペア ¥5,800-
※ 小さめもおります。ネタはいつになく上物ですが、来たばかりでとりあえずの画像です。
(11/18閉店時:巨大 残1ペア/小 残1ペア






【 Hyphessobrycon stegemanni "Rio Tocantins"】
SOLD OUT!!
※ 1年ぶりの入荷です。




【 Hyphessobrycon stegemanni "Platinum"】
SOLD OUT!!
※ 1尾のみです!






【 Brytanicthys axerlodi "Negro"】
1尾 ¥1,800-
※ 地色がまだ濁っています。透明になってからのリリースです。しばしのお待ちを!




【 Aphyocharax dentatus "Rio Araguaia"】
10尾 ¥12,000-





【 Hyphessobrycon pulchripinnis "Alenquer Carananzal"】
SOLD OUT!!
※ 原種のレモン。激・キレイ!!





 11/16(水)

本日もおさかな入荷情報ではありません。ご安心ください。(笑)

入荷情報が出ないのは出ないで、さびしくお感じなのではないでしょうね、みなさま方!!先々月末から今月アタマまで、あれだけ画像見て苦しんだのを、お忘れじゃありませんよねぇ〜。
そう、今日は少し意地悪なスタートです。ごめんなさいね、悪気はまったくもってございませんことよ。(笑)


さてさて、昨日のトニナ水槽の続きです。



頂芽だけ摘まれてしまいました、昨日紹介の36cmトニナ水槽。無惨です。かわいそうなので、しばし換水にてフォローします。早めに側芽が出てくれるようにと、トニナによい刺激を与える意味で行います。「水草は換水が大好き」です。活性が上がりますので、こうした処置により水草自体のコンディションをフォローアップします。




その頂芽が、どこに行ったのかというと、ここです!!
植え込んだあとに、大量換水です。植え込み作業とともに、底床から汚れが舞い上がります。新品ソイルだとこれもいたしかたなし。換水すれば問題なしなので、ここでも何ら危惧することはありません。
通常ですと、底床を敷いた日に即日植え込みしてしまうのがオススメです。昨晩遅くなりましたので、今回はやむなく翌日に行いました。




向かって左側の水槽、斜め上から。頂芽を摘んだだけなので、短いです。底床すれすれに頂芽がのぞいています。いいんです、どうせ伸びてくるし。植え込んだ直後に水槽が出来上がっていなくてもよい、想定しているのはひと月後ぐらいにほどほど見られる状態であればよし、とそう言う面持ちなんです。深く植え込んで、しっかり根張りさせる。これが初期段階でのもくろみです。それと、今回は病気を出す予定はありません。(笑)
しっかりとスムーズに立ち上げて見せますよ。




こちらは右の水槽です。左右で同様の植え込みだとつまらないので、こんなんしてみました。基本的にレイアウトではなく、ここでは「畑水槽」を目指していますので、育ってくれればよい、ただそれだけです。どうしても手に余裕があるので、こんなことをしてしまいました。意味はありません。少し見栄えがよくなるだけです。
手が覚えていますので、アタマの中ではあまり工夫したつもり無し。慣れるとできるようになります。どう植え込むとどう育ってどんな形になるかってところを、手が覚えています。つまりピンセットを使い植え込んだ本数分だけ覚えてゆきます。




そして左水槽、トニナの手前にスターレンジを植え込みました。頂芽が曲がっているときは、同じ方向に頂芽を向けておくのがよいです。負の屈地性がありますので、植え込み前の保存の時は縦にして置いておきます。横に寝せておくと、ご覧のように頂芽をもたげて曲がってしまいます。植え込み前などや植え替えなどの時に、知っていると保管時にひと工夫できますので、スターレンジの特性としてこの点も覚えておいてください。




こちらは右側の水槽。トニナの狭間にスターレンジを植え込みました。こちらは斜めの流れを少し意識して、でささっとやっつけました。





斑入りトニナですが、斑が薄い一群です。このトニナは生長が遅くてよいです。キレイな斑を出すのには、条件を少し外すことがポイントですが、トニナ向きの良好なコンディションで育て続けると斑が薄くなってしまいます。とは言え、本数を多く植え込んでいると、一部分は葉の短く曲がった小型葉を出す部分が生じてきますから、植え替えのタイミングで、でかい斑の少ない株を処分し、傘の小さな斑入りの強い株を中心に残してゆきます。斑入りもひと工夫で、継続的かつ良質方向へと維持管理します。




この人たちはみんなお行儀よく、左の方に「こんにちわぁ〜」と挨拶しています。(笑)
このように頂芽が少し曲がってしまたスターレンジを植え込む際は、同じ方向に頂芽が向くように植え込むのがポイントです。それはどうしてかというと、他にバラバラに適当に植え込んでみると分かります。こちらの方がキレイに伸び始めます。




換水をさぼりまくっていた36cm水槽で過ごしていた斑入りトニナくんたちは、ご覧のように花芽をもたげておりました。さぞかしその環境がつらかったと見えます。この水槽では、しばし換水の日々を送りますのでもう花芽は出てくれないでしょうね。これまでつらかったのね、スマンね。





はい、本日はこれにて終了です。明日もまた、しっかり換水いたしますよ!!




 11/15(火)

今日は夕方から作業開始。30キューブを3本撤去して、45を2本はめ込みました。



店内入ってすぐの水草棚中段、一番奥からスタート。いずれあと6本の30キューブを45に差し替える予定。底床は「アマゾニア マルチ」を2本の水槽で「1袋と1/3」の量を使用。手前の厚さは5.5cmにしてあります。水草の水槽としてスタートしますので、当然いつものように、パワーサンド適量と、底床ネット、種砂ソイル(設置にあたり、つぶしたばかりの30キューブで使用していたアマゾニア)と、しっかり仕込んでおります。夜にかけて急ぎセットした関係で、特に左の水槽はまだ気泡まみれです。続きは明日行いますが、草がたりないので少し困っています。なんとかお茶濁ししながらスタートさせておきます。




フィルターはこれを使いました。エーハイムの水中フィルター「バイオパワー2411」、かつて「Aqua boll」で紹介した製品。2411の市販品はろ過部分が2段になっていて、今回この水槽では「サブストラットプロ」の入る中段を外して使用しています。つまり下段のスポンジ部分のみ使用しているわけですね。
排水口に付属のディフューザーを取り付けて、CO2の添加は、エアー取り込み部分に直接ホースを差し込み添加しています。本体サイズがでかいですが、その点に眼をつぶることができればジャストなフィルターになるはずです。30キューブではやはり少しでかいかなと感じ、踏み切れずにおりましたが、45ならなんとか我慢できる様相です。ろ過容積は問題ありません。スポンジの形状こそ違いますが、かつての2007と同じレベルです。





こちらの水槽は水を張るときにはいつもの通りに注水しながら排水し、初期のアクを完全に洗い流しています。「マルチ」は激しくアクが出ますので、こうした処置で容易に通常ソイルと同様に立ち上げることができます。通常ソイルでも同様の行為でスタートしていますので、アクが出ようが浮遊物やワラが浮こうが、ここはまったく平気なものです。吸着作用のあるソイル系底床は、水草には不向きです。比重が軽すぎるのも、パワーサンドのしみ出し分がアクアソイルより余剰に生じますので好ましくありません。
An aquarium.でも、昨年の新店オープン以来「プロジェクトソイル5.2」や「プロジェクトソイル 水草」なども使用してきましたが、結局思ったような水草の生長を見せることなく経過しています。やはりこの底床は「
底面フィルター用ソイル」だったんですね。
底床は直敷きがベストとするスタイルにおいては、プロジェクトソイル各種はかなり使いにくい印象を受けました。初期はすっきり透明で見た目良好にスタートできるのですが、パワーサンドを敷いているはずなのに2〜3ヶ月以降でも、水草の生長具合でかなり劣り、見事にしとうの期待を裏切ってくれました。吸着作用のある底床、これはまわりにアドバイザーがいないときに不安な初期のにごりなどをなくしてくれ、一瞬無事にスタートできたと感じることができます。初期の満足感こそ一瞬与えてはくれますが、長期の維持にあたりこの底床を使用するメリットはほとんど見出せません。まだ店頭でもリセットのタイミングを逸したままで使用し続けておりますが、ただやはり正直本音の気持ちとしては、すぐにでもADAの底床に換えてしまい面持ちで、なんだかんだと本日まで至っております。吸着作用は底床内の肥料分までも吸着してしまうようです。それによる水草の生長具合がかんばしくない、そんな結果を引き出します。時間がたてば吸着作用がおさまるだろうと思っていましたが、残念ながらいまだにこの点でもダメ続きです。
今後は中段の30キューブをすべて差し替えたら、下段のプロジェクトソイルをすべて「アマゾニア」か「アフリカーナ」に変えてしまう予定です。先が見通せる底床を使用すること、これがやはり何より心地よい使用感として、後々までの満足感を与えてくれます。
An aquarium.が「アクアソイル」をすすめる由縁はまさにここにあるのです。

実は、月刊アクアライフなどの雑誌では広告が入る関係で、ストレートな製品使用感を原稿内に盛り込むことができないというのが実情です。依頼があれば雑誌原稿での情報の提供というのも制約の範囲内で考えながら続けてゆくつもりです。ただそこにはやはり「限度」がありますので、みなさま方の立ち位置でのストレートな情報は、しっかりと「An aquarium.のwebページ」にて今後も行ってゆきたいと考えております。みなさま方のご期待に添えるよう努めてゆきます。さまざま今後もお楽しみください!!





久々、36cmのトニナ水槽の様子。



これまで換水はひと月に1度程度なので、縦へのトニナの生長はとても遅い印象です。ただここ最近になり傘の大きさが目立つようになりました。その結果として水槽がせまく見えます。こうなると小さな水槽がさらに小さく見えますので、一度今回はトニナを丸刈りしてみたいと思います。差し戻しではなく丸刈りなので、少し水草に負担をかけますので、しばし換水作業を頻度にしてみようかと考えております。いったいどんなにしてしまうのか、それはまた後日のレポートをまたご期待ください。




 11/14(月)

さて今日は水草、トニナレポートです。



強制的なしとうの換水攻撃によりあえなく陥落「トニナの病気」、つまりご覧の通り順調に生長し続けております。だいぶ青々伸びてきました。早くも2週間過ぎようとしています。ポイントは、繰り返しになりますが、

● パワーサンドを使用すること、
● 普通にアマゾニアを使用すること、
● トーマシーを投入し貝の発生を未然に防ぐこと、
● KHマイナスを使用しきっちり換水すること、

これだけです。なんて言われたって、ホントになるんかいな!?。そんな方は
An aquarium.にこっそり駆け込めばいい。懇切丁寧に伝授いたします。器具器材も、「ここでこんなに教えてもらえるなら買ってもいいか、ほど安」にて販売いたしておりますので、ご安心を。群馬のチャームさんよりは少し高いぐらいのお値段を目指しています。(笑)
すべて通販店でご用意なさり、聞きに来るだけっつう方は、これまでほとんど
An aquarium.で遭遇したことがありませんのです。これもまた不思議なことです。そんなみなさま方に支えていただいていることを素直に幸せに思っています。いつもいつもありがとうございます!!
つまり胸の内として、使用器材の全部をうちでお買い上げいただくのも、ここは少し気が引けますので、ほどほどでよいです、とあえて申しあげておきます。もしよかったら、ご購入前にご相談くださいね。必要か不要か、こっちが良いだの無駄になるだの、ご希望の方には余計な口出しをさせていただきます。お持ちの器材をお知らせいただければ他に必要な分をご指摘させていただきます。個々の状況と、やりたい水槽の方向と、先の展開を見据えて無駄にならない効果的な器材の選択方法を模索しますので、お気軽にご利用ください。





病気をくらった株も、なんとか伸び始め、軽症ですんだ株はにょっきり伸びています。前ににも画像を載せました流木前・右の部分です。順調 順調…。




流木手前・中央奥の、いちばん病気がひどかった部分。あえて抜かずに踏ん張ってみました。いちばんやられてしまった株も、頂芽まで病気に冒されることなく推移、ただ少し頂芽の伸びが遅れがちです。左となりの少し症状の軽かった株はご覧のようににょっきりと伸びてますね。病気が出ると、部分的にこうして生長速度にばらつきが生じてしまいますが、全部溶けてなくなるよりはましです。どうせひと月後ぐらいにはほどほど伸びてくれて帳尻あわせができますので、あまり心配はいりません。




右前部分、ここはトニナの頂芽部分を底床すれすれに植え込んだ場所です。ソイルから頂芽しかでていない状況でしたが、画像のようにそこそこ伸びてきています。とりあえずここも順調。
今回は「KHマイナス換水技」による効果をお見せしてみました。トニナ水槽もポイントをおさえ、適切に処置してあげるとご覧の通りです。設置初期はどなたも不安に思えることと思います。
An aquarium.でスタートできると、そのあたりの不安が容易に払拭できます。「やってみたい!・準備した!・本当にこれでうまくゆくのか?」、この最後の部分のフォローがしとうの役割なんですね。本来お店がやるべきフォローですので、最低限の義務&常識として、こちらでもそれを認識しております。お気遣いなくお尋ねください、しっかり継続的なアフターフォローをいたします。




今度は逆側、左サイド。黄色い部分がはじめの株の頂芽の高さでしたので、どれだけ伸びたか分かりやすい。よい株を販売用に回しておりましたので、お店で使用したのは冷蔵庫保存で1週間過ぎた少しくたびれてしまった株でした。生きてはいたので問題なしと判断しまして、とりあえずこんな感じになっています。育つことは想定できていたので、あえてみなさま方にもこの状況をさらしております。だいじょうぶです。ご覧の通りなんです。




どうですか、みなさんのところのトニナ水槽。順調でしょうか。不安があればご連絡ください。そん時は「画像」もいっしょに頼みますね。ビジュアルだと状況が一目瞭然です。こちらからのアドバイスの精度も増しますので、ここはたいへんですがよろしくたのみます。
これからやりたい!とした方、ただいま販売用トニナの在庫がなくなりました。誠に虫ワケございません。近日中にまたご準備いたします。しばしのお待ちを!!


トニナレポートは、また後日行いますね。すでに茶ゴケが生えてきていますので、それに対する対策など、さまざま生じる状況への対処法などをお届けいたします。興味のある方は、今後もまたぜひ楽しみにしていてください。





さてさて、明日からのお店のお休み時にでも、また少し水槽いじりでもしようかと…。6本やろうかと半年前から画策していましたが、まずは2本だけ先行してやってみるかと。とりあえず決意だけってことで、閉店後にバックヤードでストックしていたブラックシリコン仕様の45
水槽を2本だけ、引っ張り出しておきました。



明日はやらずに少しお休みして、夕方からやるかやらないか自分と相談してみようと思っています。あまりご期待なさらずにいらしてくださいね。





店頭にて大人気の「アピスト用底床・小袋」コーナーです。やっとこうしたものもご準備できる時間が取れるようになりました。ソイル系4種&サンディーゴールドの、計5種類の底床をご準備しております。M水槽 or 30キューブの水槽でアピストを飼う場合の最適な量を小さな袋に詰めてご提供させていただいております。まさにこれがしとうオススメの量です。1袋でスポンジ水槽2本分の量です。ソイル系よりサンディーゴールドの方が使用量もわずかに少なめですので、それも反映させております。
試しに底床の種類を換えてみたいんだけど、でかい袋はいらないんだよな!としたお声にお応えいたした結果がこれです。かなりご好評です。ご自分スタイルの底砂のチョイスをなさってみてください。


小袋 1袋 ¥350-
  2袋で ¥600-

発送でのご利用の方も、流木などといっしょにお気軽にどうぞ。
エリザベもついつい産んじゃう(笑)、大人気の「パック流木」も、おさかななどといっしょにお送り可能です。3本特価でリリースしていますので、お気軽にご用命ください。





ADAのパワーサンドも適量を小袋分けにしています。



CO2を添加した水草水槽をやる場合は必須です。設置後は基本的に「液肥いらず」でいけますので、スタート後の余計な気遣いがなくなります。以前から
An aquarium.をご利用のみなさまはすでに常識になっています。換水立ち上げの方法もしっかり伝授いたしました。ソイルの質感にも振り回されることもありません。多少ゴミが浮いても濁っても、換水して立ち上げるものだと、それが常識になっていますね。ADAのソイルなら、多少ぶれてもたかがしれているので、過去に言われたロットのお話しでも問題はほとんど生じていません。どうせすぐには立ち上がらない・換水するから問題なし、ひと月後にはいつも通りにスタートできている、まさにこんな感じですね。かつてを振り返り、ここのお店からのADA製品に対するクレーム等はほとんど生じておりません。なぜならそれは、お店に寄せられる不安や動作不虞などもすべてしとうが店頭にてご対応させていただいているからです。ADAのサービスセンターにまでクレームが上がらないんですね。ほとんど店頭にて対応ができています。それがホントの意味での特約店なんですね。




 11/13(日)

他力本願ネタ、三連発!!



【 Apistogramma mendezi "SantaIzaber-Red"(S-class)】

まずは発送でのご利用のお客さま編。
入荷情報告知後、間もなくしてご予約希望メールをいただく。こちらからの返信メールで「無事確保!」の一方を入れました。何度もご利用いただいている、そんなお方なのでこちらでもだいたいお好みが分かります。わたしのお仕事はそのご意向にそっとお応えするのみ。即座にチョイスしておきました、バックヤードでこっそりと…。
♀画像をお送りいただきました。こちらも気合いを入れてチョイスしておきました。伝わるか否か、すぐに到着メールにて確認できました。♂でキレイなものをチョイスすることは、むしろたやすいことかもしれません。雌雄サイズ差、そしてこの♀をチョイスしたこちらの意思、言葉無しでもなんだか伝わってくださったようです。今回うまくキャッチボールができて、わたしもひそかにうれしく思いました。ご期待いただいて、それにお応えできたとき、やはり店側の立場でもうれしいものなんです。毎度ご利用いただきありがとうございます。慣用句ですが、そっと想いを込めて…。




【 Apistogramma bitaeniata "Jannuari" 】

先週の日曜日、先行で3ペア到着しました「ジャヌアリ」。無事に手に入れて、6日後に一眼をゲットした模様。デジカメの選択について事前に相談があり、「早く『お急ぎ便』で買いなはれ!」とアドバイス(笑)。「悶々しとる時間がもったいないわ。あんたの人件費の方が高いやろ!1,000円こっちの方が安いって、言うとる場合やないし…。早う『お急ぎ便』クリックせぇへんか!!」。ってことで、言われたとおりにどこかしらで、Canon 60マクロをゲットしてきて、さっそく昨日ご来店と相成り。そんで、「シャッタースピード固定であとは押すだけ!」と…。
案の定、夜には画像が到来。より楽しくなってしまって、きっと自分でも困っている様子。実は彼のこと、小学生の時からよく知っている。心優しくも利発な青年になっていた。この春久々の対面。オヤジと息子、二代にわたるお客さんですよ。オヤジもドップリしとうにアピストと水草漬けにされ、息子は春からたいへんなことになっている。言っときますが、しとうは一切サカナをこちらから売ることはしない。親子二代にわたってもしかり。オヤジは頑固、息子は吸収が早い。たぶん息子の方が上達しそうだ。アピスト落ち着いたら、徹底的に水草教えたるからな。(笑)




【 Apistogramma spec. "Rio Cristalino" 】

リオ クリスタリーノ、チビサイズでの雌の判別不能種…。リリース後に万が一「♂♂」になってしまった時のため、残りの個体でフォローにと、早々とリリースを止めておきました。さんざん見てひと月前に、店頭の♀個体をフォローしました。そしたらまた♂に…(泪)。
上の画像は、はじめから♂でリリースさせていただいた個体です。キレイです、変わっています。ステキです!!もう来ません。(笑)

そして、その問題の個体がこれ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓なんです。


【 Apistogramma spec. "Rio Cristalino" 】

背ビレ伸びているし、間違いなく♂です。でも、『この尻ビレはないだろう!(大粒泪)』
「尻ビレ単色」セオリー通りのチョイスを試みたのに、これはないだろう。成長してこれだと、神様でも分からんよ。(
続いては、イグアスの滝 泪
外側これか…、ラインが出ているになっているワケでもなし。内側、黄色く単色だし。はぁ〜と一度深いため息をつきまして、即座に「チビサイズでの判別困難種にすばやく認定」しておきました。しとうの眼玉でも、やはり、これは無理ですわぁ。
でも、、、、、もう来ないので心配いりません。(笑)






An aquarium. 毎日十人十色・多種多様なドラマがあります。

ディープな趣味の熱帯魚屋って、かなり楽しいものよ!


いまだに、日々勉強です。(泪・笑)





バックヤード、98エリザベレポート!!



先日カットした部分、尾ビレが2段階になっている。ご覧の通り尾ビレの再生は意外に早いんです。背ビレは少し遅い。考えてみれば、尾ビレはおさかな生活で泳ぐのにも重要な部分ですね。彼らの生活がかかっていますので、そんな部分の再生は、このように通常スピーディーにとりおこなわれるものなんです。一転、背ビレの再生は緩やかです。



本日閉店後の♀の様子です。
今日で産卵より8日目、この様子からうかがい知れることは少なくありませんね。順調な証拠です。はじめて♀らしく、ボディー全体のオレンジの発色を見せました。腹ビレの黒のラインが、かなりぶっとくなっていますね。




産卵から2〜3日でふ化し、ヨークサックをつけたまま床にごろごろ。♀はしっかり一カ所に集めて守ります。5〜6日目に稚魚たちが自力で泳ぎだし初めてのエサを自力で補食できるようになる、いわゆる自由遊泳期を向かえる流れでしたね。産卵報告が「11/5」で、孵化報告が「11/7」でした。孵化から8日目で泳ぎ出す、つまりは順調にいっていると今日のレポートでそれをお伝えできる手はずです。




じゃん!

今回予定通りです、順調に推移いたしておりますよ!!
昨日までは、こちらから見えないようにと流木の穴蔵奥深くに稚魚をうまく隠していたお母さん、なんでか不安定な枝の上に仔供たちを大集合させています。♀の体色変化もお見逃しなく。エリザベは卵・孵化・自由遊泳期と、雌色が移り変わります。ここに来て、ようやく他のアピストのようなよく見る雌のボディー色に変化するんですね。




そして、お父さん。
♀には過剰に近寄ることなく、上手に振る舞っています。アピストの社会はやはり基本的にアピスト任せにします。実はこの水槽には、もう1尾のエリザベが収容されています。徹底的に追われ役です。はじめに5尾収容していたところを、この雌雄の雰囲気を見て3尾残して、あとは別水槽へ移しています。5尾のままゆくときもあり、今回のように3尾にするときもあります。個体間のやりとりを見ながら、この数を決定しています。他種のアピストでゆくときもあります。ここではカラシンやグラミーなどの他魚でこの雰囲気を保つことは考えていません。よりうまくゆく手段をとるのですね。つまり、アピストの収容バランスでアピスト同士の関係を保ちます。高度なテクニックです。




黄金色に輝くボディー。エリザベは♀も非常に美しい、そう言われる瞬間です。まだ少し変わります。ここにメタリックが、実はさらに乗ってくるんですね。つまりさらにキレイに輝いてきます。人気の魚種のトップクラスに君臨するエリザベ、これまであまりに多くの人々を魅了してきたんです。それはこれからも変わることはないでしょう。




まだ若親サイズです。生えたしっぽ、そこまで入れてもまだ4.5cmあまり。背ビレの伸びもまだまだですね。頬・ボディー下部・尻ビレ・尾ビレ下端部、一直線に朱色が展開。この赤さはブラックウォーターへの保護色であるってこと。浅瀬のこう茶色の水に日の光が差し込む。魚体の赤が水に溶け込む光景。それはそれは神秘的です。このサカナたちを通して現地ブラジルに思いを馳せる。あまりにも多くの想像力をかき立て、肝をむんずとわしづかみにされるその瞬き・・・。震えが来るよ。




平和なワンシーン。ヒトがあまりにも小さな存在であることをそっと知る。心穏やかにさせてくれるその光景は、日々の疲れをそっとなぐさめてくれる。彼らも我々と今同じ時間を過ごしている。愛おしくもなり、そっと我が身を振り返る。これからしっかりキープしてやらねばと。この感動へのお返しは、良好な水槽コンディションのキープを我々がしっかり学びマスターすること。楽しみや喜びを与えてくれる彼らに対しての、これは最低限のマナーとして。




母強し。アピストから学べる人生訓、あまりにも多し。胸が痛くなる。




あどけない表情。今日、生まれて初めてブライン食った。そんな彼らにも、夢がいっぱいつまっていることだろう・・・。



「点」を「線」で結び、水槽コンディションを把握することに努める。今上向きなのか下降している状況なのか。手を下す、これは下向きコンディションを上向きにベクトルを変えてあげる行為ですね。起こってしまった状況に対処しているうちは後手後手となり、なかなかうまくゆかない。失敗を生かす。失敗の蓄積が何より明日への糧となります。失敗や心の傷が深く多いほど、反省するその物量が多いほど、ヒトにサカナにやさしくなれる…。





さて今日の最後は、少し♀色変化について。産卵時・孵化時の画像を、ご参考までにあらためてはっつけておきますね。





【産卵時】
※ 「11/5」の時点の、♀の体色です。






【産卵時】
※ 「11/5」の時点の、♀の体色です。



あまり変わらない。孵化して自由遊泳期を向かえてやっとこ色変化がある印象ですね。稚魚が泳ぎだし、腹ビレの黒が鮮明になり、体色がより明るくなる、コントラスト、つまりメリハリが強くなる。
今後その特徴がより鮮明になってゆきます。みなさんも今回エリザベにてしっかりご堪能くださいね!!
わたくしからなどよりも、実際のおさかなから受け取れる情報量の方が圧倒的なはずです。毎日よく観察、アピスト飼育の基本ですね。水槽より5〜10cmが観察距離ですよ。家族の方から「なにやってんの、あんた!!」と言われたらホンモノへの入り口です。ある意味、常人に戻るのには、それではすでに手遅れなんですけど。(笑)




 11/12(土)

ひと休憩・・・。







【 Axelrodia sp. "黄ホタル/Rio Negro" 】
10尾 ¥4,500-
20尾
¥8,000-
※ まだいます。「数特価」設定しました。お見逃しなく!!






【 Ap. resticulosa "Borba/Madeira-System" 】
ペア ¥9,800-
※ キレイになっています。来年以降の入手はかなり微妙です。




※ ♂です。顔が尖っていて、少し頬赤ですね。変わってるし。

※ しっかり♀。

【 Ap. pertensis "Santarem Jua" 】
ペア ¥28,000-
※ 7〜8年前までは時折見られた種。ここ4年は皆無。テッフェ産がわずかにやってくる程度。実はジュア産は初なんです。




【 Ap. agassizii "Tefe/Blue" 】
ペア ¥9,800-
※ こんなんが、まだまだいますよ。なんともフルブルーですわ。





 11/11(金)

本日はライトに仕入れに出動しております。

・Ap. ビタエニアータ "Shishita"【Peru便/WILD】
・Ap. カカトゥオイデス "Shushupe"
【Peru便/WILD】・・・・・・・・この産地産は混じり抜きなので3ペアのみです!
・ダイヤモンドテトラ(M〜ML)
【Germany Glasser経由便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・5尾¥6,000-
・クィーンインペ "Fewスポット系ホワイトボディー"
【Brazil Belem便/WILD】・・・・・・・高くはないですよ!!!
・ホワイトエッジブッシー【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・お店のアドケタ水槽コケ取り用です。買わないでね(笑)
・グリーンネオン【Brazil Manaus便/WILD】
・ポポンデッタ フルカタ "Sellected"
・アベニパファー
・フライングフォックス

ホッと一息、今日のところはこんなところです。




そして画像です。



※ 袋を浮かべて「ぱちり!」。なんか袋入り画像は、やなムードをかもす…。





【 Ap. bitaeniata "Shishita" 】
ペア ¥5,800-
※ ペルーのビタエニの在庫をwebに載っけたら、さっそく売れちゃったのであわてて3ペア補充しました。
1週遅れなので、1,000円お安くリリースです。セレクトした眼は、エリザベ選別する眼と同じ目玉です。(笑)





【 Ap. cacatuoides "Shushupe" 】
SOLD OUT!!
※ 実はビタエニ混じり。肝心のShushupeビタエニは今回持ってきていない。(笑)
ペルーのカカトゥもなかなか良いです。こっちも3ペア、しみが出なそうな貴重な個体です。






最近ここのページに出会った方々へ。

実はわたくし、文章書いて写真撮れて、レイアウト水槽作ってアピストの飼育&ブリード&解説できて、アクアゼミなど時には先生役も買って出て、現在は2店舗のアクアショップの経営者です。とは言え、音羽のお店
は従業員おらずのわたくしのみ、直接みなさまとお相手させていただいております。銀座のデパートの屋上で約20年おりましたので、これまで万を超えるお客さまをお相手に丁寧にご接客いたしてまいりました。確かに経営者ですが裏に引っ込まず、常に最前線でみなさま方にご対応させていただいております。ここのwebページもすでに10年、更新作業はこれまでたゆまずわたくしが行っております。専門雑誌での原稿でも常に最先端の情報をご提供し続けております。今でもこれは変わりません。

はい、今日はストレートに宣伝ですよ。(笑)
他意はありません。(笑笑)


そしてEHEIMさんからのお仕事も、そう、本日やっとこ宿題を提出いたしました。原稿が遅いのもまれにみるしとうの特質ですね。
















明日からこの水槽を音羽のお店でご覧いただけます。ラミレジー入れて撮影しましたが、明日にはアピストにしておきます。これはオール斑入りトニナのシンプルレイアウト。しばしガス無しで毎日換水にて対応いたします。小さな水槽に、EHEIM2004をつけて、少しろ過容量がでかいのでろ材の量で調整しています。少なめなんですね。
以前からしとう自身のコンセプトとしてアクアリウムをやっていることで、「サカナとの共存」いいや言い換えて「サカナが過ごしやすい水草水槽」をもう少し前面に押し出してゆきます。ADAのコンテストレベルでは、ランドスケープや陸上風景を模した、ある意味「変な水草水槽」がわたしはあまり心地よく感じないので、これからも「水中風景でリアルな水景」を続けてゆきます。なんだかしとうの水草水槽がいいんだな!、その声のワケは視点がおさかなにも向いているから水槽のレイアウトに不自然さがあまり感じられない、そんなところから来ているんですね。スカイで出品した時の水槽もそうでした。他の出品者の水草たちとの差異を感じたのなら、そこには実にしとうの意思を感じた、とそう言うわけだったのですね。An aquarium.のレイアウトが好きなんだ!、でもあんた最近レイアウトまともにやっとらんじゃんかよー(怒)。耳が痛いです…。がんばりますよ、また今度。(笑)




 11/10(木)

昨日到着ネタを念のためご紹介しておきます。

・Ap. ビタエニアータ "Careiro"【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・前回分¥14,800-コースはすでにSOLD OUT!!
・Ap. ビタエニアータ "Novo Araca"
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・チビサイズで在庫全数タップリ20尾以上追加。
・Ap. ビタエニアータ "Jannuari"【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・チビチビサイズ、はやくもラストの追加。
・Ap. アガシジー "Mamuri"【Brazil Manaus便/WILD】


今回分の「
カレイロ」は、ペア¥12,000-にてリリースさせていただきます。初回到着分の5ペアはすでに完売です。少しサイズダウンしますが、ほどほどいけております。今回の補充は5ペアです。
ノボ アラサ」のビタエニ、お問い合わせがないというのでうちで残りの在庫をすべて引き受けました。入荷は一昨年春以来で、あれから1年半過ぎました。パラクーバが来ていないので、オレンジ系ビタエニとしてはいちばん色合いが強くなるタイプです。とは言え、青い系もおりますので、チョイスによってはかなり楽しめますよ。Sクラスは別にいますので、過大なるご期待なく値頃感でお選びください。前回分ペア¥17,800-コースが残りわずかと、今回分のペア¥14,800-コースがあります。¥14,800-コースはもちろん少しサイズダウンしますが、今なら選び放題です。発送をご希望の方は、わたくしがみなさんの目となりチョイスいたしますので、お気軽にお声がけください。オレンジ系・ブルー系のご指定無しで、現状でいちばんオススメが欲しいときは、迷わず「現状でいちばん良いのくれ!」とお伝えください。最大なる善処をお約束いたします。
さて最後に「
ジャヌアリ」ですが、すでに前回分完売につき、今回の到着分は残りのチビチビサイズです。したがいまして、「オスメス辛うじて分かる程度で良いよ!ジャヌアリのホンモノなら、一度飼ってみたいしね!」という方向けです。よって過大なるご期待は抜きでお願いします。オスメスわかる分だけの先行リリースです。とは言え、すでに残りわずかです。今のところ確保できるのはあと数ペアですので、これは特におはやめにどうぞ!!




そして、画像です!



※ 今回のジャヌアリ♂です。

※ ♀です!!なんで分かるのって、わたしはアピストとお話しできるって言ってきているじゃないのよ。(笑)

【 Ap. bitaeniata "Jannuari" 】
ペア ¥19,000-
※ ご覧のチビチビペアに耐えられる方のみ、限定オススメしておきます。
つまりは「しとうにならだまされても良い!」とお考えの方、ということです。(笑)







【 Ap. bitaeniata "Novo Araca" 】
ペア ¥14,800-
※ こちらは昨日到着「¥14,800-コース」です。青っぽいのあり・オレンジの雰囲気もあり。
今ならよりどりチビサイズからお選びいただけます。あまり来ない産地産ですので、お気をつけあれ。





※ 早くもかなり青いです。メタリックの面積が他の個体より多いです。もちろん画像指定OK!


※ きざしが見えてきてますね・・・。

【 Ap. agassizii "Tefe/Blue" 】
ペア ¥9,800-
※ 肩赤、出てきました、いますよ!まだまだ良いのが。ちょっと良いチョイス、ご堪能あれ!!






今日で8日目です。ここ3日、連チャンで100%換水。おととい「20ml.」のKHマイナスで、FFを2尾殺してしまいました。今はこの水槽、全量換水で「15ml.」です。これで死にません。FFには悪いことをしてしまいました。Bモーリーは辛うじて生き延びました。(

水道水の元水の水質により、微妙にKHマイナスの使用量に手心を加えなければなりません。導電度が低い地域は要注意です。少量ですみますので上記の量は参考になりません。文京区近郊の方は、おおまかこんな感じでOKですよ。
「10リットルの水道水に3ml.」です。お店のこの水槽は「450×400×400」で内寸計算で65リットルほど。めいっぱいまでは水を張らないので、60リットルとします。この場合は「18ml.」がMAXの量ということですね。
水槽も落ち着いてくると「25ml.」までなんとかいけるのですが、立ち上げ間近で少し多すぎましたね。今は反省してしっかり「15ml.」で換水しています。




病気エリアは主に流木より手前部分ですが、5本抜いて先週末に捨てました。歯っ欠けのところがその場所です。



これは植え込み直後の画像ですので、8日間での変化が少し見えますね。0.5〜2cm総じて伸びています。まずまず、病気になりながらであれば、こんなところで良しといたしましょうか。スタートこけた埋め合わせは、今週の換水攻撃にて補います。明日もあさっても続けます。連日開店前にしっかり施しておきたいと思います。





EHEIMさんのご依頼により作製いたしました。8月に実はご依頼を受けましたが、締め切りがぼんやりしていたために延び延びに・・・。担当営業の方にはたいへんご迷惑をおかけしてしまいました。

わたしの仕事は、といいますと、新製品「
EHEIM2004」で「
これ使ってトニナやってアピストちゃんと飼えますから!!」水槽を作製し撮影すること。まだ提出用の撮影はしていません。







いけますよ、このフィルター。でもね、この水槽をやるときには、付属のサブストプロは半分以下の量を使用するのがポイントですよ。水槽サイズが「25H」ですもの、しかもアピストメインでやるんですからね。アクアゼミにご出席のみなさんはご理解いただけますね、ろ材の量が多いと水槽が立ち上がらないってことを。不思議ですね、常識を覆していますね。たねあかしはゼミで行いましたね。覚えていますか??
莫大な分量がないと説明しきれませんので、この件に関してのメールでのご質問はどうかご遠慮願います。(泪)
店頭にてつらつらと雄弁に語りますので、気になる方はぜひ一度
An aquarium.にお越しいただき、直接しとうにお尋ねくださいね。おしみなくその由縁を解説してご覧にいれますよ。(笑)

ってことで、斑入りとパック流木3本でサクサク仕上げてます。そして浮き草浮かべて完成ですね

ええ??、照明ですか。




しっかり「ソーラー1」吊してますけど、なんかいけないことしましたか???(逃げろ)



 11/9(水)

京都ネタのビタエニアータ、まだ売れ残っているというので「
ジャヌアリ」と「アラサ」の在庫をすべていただきました。世間的にはやはりアピスト自体の人気はさほどではないようです。すでに認識していたことではありますが、やはりこれが現実です。アピスト分野はAn aquarium.が引き受けます。輸入業者在庫を空にすること、これは次期入荷を助長するものです。こうしてアピスト分野の火が消えないように今後も努めてゆきたいと思います。

サカナのサイズが小さいので、バックヤードでしっかり育ててから順次リリースさせていただきます。したがいまして、本日到着分の販売は、しばしお待ちください。





ペンシルくん、落ち着きました。と「
サルバドール アレンベッピ産」と「バイア産」の差異が少し見えます。ただ、かなりのマニアネタですので、あまり気になさらないでください。







【 "Salvadore Arenbepe" 】







【 "Bahia" 】







トニナ水槽、本日も換水してますよ。水入れながら水抜いて、ほぼ100%換水ですね。いつも通りのやり方です。コントラは途中でちょいちょい添加しながら、最後にKHマイナスをピペットで吸って、ドバァッドバァッ、って仕上げます。KHマイナスの量は、付属のキャップ計量じゃダメよ!!ガラスピペットで、水量に合わせて一定量を正確に投入します。何度かサカナを壊滅させると覚えますが、事前に配慮できることがおりこうです。


※ なんだかんだと、成長をはじめている様子。水槽後部のトニナはなんとかいけますね。下葉はボロっていますけど。(笑)


※ これも水槽後部、中央。ズンと頂芽部分が伸びているのが分かりますね。とりあえずこの環境で生長をはじめた証しです。


※ 手前エリアの病気部分の株です。辛うじて持ちこたえています。左の病気にほとんど犯されていない株は伸び始めた。


※ 手前エリア、左端。底床すれすれに植え込んだ株が2cm伸びていた。病気にじゃまされなかった株はこのように順調です。



病気を出さずにスタートできたエリアと、そうではないエリア、今回はほとんど抜かずに水槽環境任せで対応しています。3日目に3株抜きましたが、あとはそのまま放置しています。底床を敷いてからちょうど1週間目で、茶ゴケがうっすら生えてきて、パワーサンドを敷いた水草水槽の立ち上げとしてはこれが「順調な証拠」なんです。ここで、換水により踏ん張り引っ張って、さらに1週間後にオトシンを投入します。ここではまだ入れません。これがコツのひとつです。このコケの発生具合で水槽の立ち上がりの様子を把握します。いつもの経緯でいつもの立ち上げをする、これがポイントですね。失敗がありません。
コケはなぜ1週間放置するのでしょうか?これは、余剰にしみ出すパワーサンドの肥料分がコケの体に変わっている次期なんですね。コケが出た分だけしみ出しがおさまってゆく。出るだけ出して、それがコケの吸い出し行為で手助けする。葉についた茶ゴケが、ここで綿状の茶ゴケも増えてくれる。これがすべて余剰肥料分と置き換えられます。ドバッとオトシンを投入し、一気に茶ゴケ軍団をなくす。これでもう二度とこのコケがこの水槽で発生することはない。それをしっかり約束してくれるんです。
今後もしっかりレポートしますから、この様子をビジュアルでお見せしてゆきたいと思います。どうぞお楽しみに!





ビタエニのジャヌアリ」すでに3ペアのご予約をいただいてしまいました。チビチビですので育てて楽しみたい方は、今のうちからでもご予約お受けします。ただ、しっかりキレイな個体が欲しい方は、追加入荷分が総じてチビサイズなのでオススメではありません。
自分で育てますから、サイズともかくもジャヌアリを一度飼ってみたいんです!
としたあなたにオススメです。
ペア¥19,000-にてリリースさせていただきます。ジャスト産地産のジャヌアリ、現在、雌雄まだまだ判明不能サイズで20尾超おりますが、取れるペア数は知れていると予想されますので、おはやめにどうぞ!!

有名なピーシーズ本のジャヌアリは、96年にしとうが現地から連れてきた個体です。ギンマツ店頭36cm水槽で仕上げた個体を、当時のピーシーズカメラマン山崎氏にゆだねて撮影していただいたものです。ピーシーズ本で
An aquarium.が協力した個体はこのジャヌアリのビタエニのみです。ご参考までにお見知りおきください。
しっかり育てられれば、あのヒレのフォルムを引き出すことができます。まさにそれは入手後のあなたの腕次第です!!




 11/8(火)

今日は誰も来ないので、仕事がはかどります。(笑)
定休日はそうした意味で心地よく段取りがよい。すでにわたしの場合は「仕事」の一部には
なっていますが、水槽をいじっていて楽しく思えるのはかなり久しぶりかもしれません。とても良いこととして受け止めています。

トニナ水槽、少しさらに病気が進行していました。まだ我慢して換水攻撃です。そして、今日のメインはアピスト水槽、換水しました。大量です。約半数が透明な水に…。続きはあしたです。むろん外部作業、その他業務、多々ございますが、なるべく早めに終わらせて、今は疲れ切ったお店の水槽を少し手直ししたいところです。


さて、画像もブラインのあとに少し収めました。ご参考までにどうぞ!!



【 Ap. bitaeniata "Peru" 】
SOLD OUT!!
※ お求めやすくて良いです。(1ペアのみ)




【 Ap. bitaeniata "Shishita" 】
SOLD OUT!!
※ A-classの¥4,800-コースは完売です。こちらの個体が1ペアのみ残っています。ペルー産でも極上レベルです。






【 Ap. bitaeniata "Mamuri" 】
ペア ¥9,800-
※ マムリ、少し落ち着いてきました。産地的傾向としては、カレイロよりはオレンジ系です。




【 Ap. agassizii "Borba" 】
ペア ¥9,800-
※ 青系極上ネタ。尾ビレの内側、すごいことになっています。






バックヤードタンクから、サービスカット!!








【 Ap. viejita "Farb FormI" 】





 11/7(月)

今日の更新ネタは、入荷のお知らせはありませんので、どうぞご安心を!!!



※ 今回便の「サンタイザベルレッド」、どれもみんなご覧の通りの頬赤なんです。まさに驚異的なメンデジー!!


※ 尾ビレ&尻ビレが色薄だと思ったら、背ビレに強烈にオレンジが入っている個体。でも頬はしっかり真オレンジだし。


※ これはまだまだチビサイズなんですが、モノスゴ頬から腹にかけての明瞭オレンジ出ているし。でも♀かなぁ〜。


【 Ap. mendezi "SantaIzaber-Red" 】
A-class ペア ¥19,800-
S-class ペア ¥29,800-
※ Aコースは♀が少し小さめ、でもうっすらオレンジ腹が今なら複数ございます。
Sコース、申し分なし。しかも複数候補から選べます。完璧方向でチョイス可能!


9月入荷のサンタイザベル産もまだ店頭在庫で十分おりますよ。こちらはもっぱら「黄色ベース」で、
ペア¥9,800-にて今なら同時に特価リリース中です。ご予算に応じてお選びいただけます。

今だと豊富な中からお選びいただけますが、言うなれば、まさに異常な状況とも言えますので、入手のタイミングとしてはかなり良い感じでオススメですね。ここに「バルセロス産」と「リオ クルクリアリ産」のカッサーボタイプまでいれば完璧なんですけどね。
数年たって、経緯を振り返ると、今いる「赤」がいちばん貴重な存在になっているはずと予想します。これは、メンデジーの初入荷、オランダ便での「ルースコップ」でやってきた個体たちの流れから、現在まで見通してみると、そうしたことも言い切ってしまえるんです。だから
がオススメってことですね。





バックヤードの風景・・・。おとといレポートの続きです。


※ ♀色が少し違ってきた。しっかり守っています。スムーズなら今日孵化している予定です。


※ ♂の尾ビレも伸びてきました。カットしたのは、強すぎて雌を追っかけ回すからって…、ウソです(笑)
尾ビレが割れたまま治らない感じだったから、仕上がりの形重視して、今回バッサリやったわけですよ。



※ やっておきながら言うのも何ですが、個人的にはそのままにしています、通常は。その個体の個性として、
そんなヒレの形も受け入れます。ただ今回はあえて、こうやるとこうなるを画像にてお見せしてゆきます。



※ おおっ、黒くなった。こちら側に対してもどうやら警戒している様子です。


※ ご覧の通り、産卵場から手前の小さめ流木のくぼみの中に、ふ化後間もなくして移動させておりました。
自由遊泳期を向かえるころ♀色が一変します。エリザベ特有の♀の色変化。順調に進めばお魅せできると思います。






An aquarium.の販売スペースでは、エリザベたちといっしょにやってきている「ネグロ上流産ロートカイル」が孵化していました。ポイントは「トリオ」での収容。♂1♀2でこっそりスタンバイ。あえてその光景をみなさま方にさらしておりました。気がついた方はいらっしゃいましたのでしょうか…。



※ 孵化したてです。ちょうど流木天井の卵が孵化して稚魚が床に降りていたところ。♀は今てんやわんやです。


※ この産地のロートカイル、かつての「バニワ産」の近所での採集と思われます。色合いの特徴がいっしょです。
♀はフルオレンジ、個体によってはオスのボディーにもオレンジが乗る。初期リリース個体でそんなのもいくつか…。


※ 卵にグレーのしっぽとアタマが辛うじてくっついている感じです。
見慣れないと、卵がバラバラと床に落ちてしまったと勘違いしがち。



まだ複数いる初期のロートカイル販売水槽から、3尾のみ小さめ個体をピックアップし収容しました。水槽のにぎわしにワイツマニー1尾・アクセルロディー・ペンシルをそれぞれ1尾残し、合計6尾にてスタート。一応産んでも良いよと、水槽のスチュエーションを"サカナ"で整えて、そっと開始していました。同居はアピストだけで十分なときと、ロートカイルなどの、個体同士の直線的な攻撃が予想される今回のケースは、クッションとしてアピスト以外のカラシンなども時と場合で使うこともあります。これもちょっとしたテクニックです。おっとりカラシンに対しては、ほとんど攻撃対象にならず、いないよりまし、水槽のにぎわし、的な役割なんですね。逆に言うと、入れればうまくゆくと、そう簡単なことではないんですけど。
まずまず、結果オーライです。こうしてあらゆる手段を駆使して、「その時」を導く努力をしてゆきます。さまざま試してみることが重要で、そしてまたここに自分なりの工夫と発見があります。こうしたところがまた、このアピストの趣味の世界の楽しいところなんですね。「購入」だけでは片手落ち、「お勉強」だけでも満足できない、そう実際のおさかなの飼育を通して、彼らの姿からあまりにも多くのことを学べ、楽しませてくれるんですね。「アクアゼミ」の目的のひとつは、ひとりでも楽しめるようになること。実はそんな想いでお手伝いさせていただいているんです。みなさんもぜひ、おさかなとの会話を試みてくださいね!!そのうち、聞こえてきますから、、、そう、彼らのささやき声が…。





今日の最後は「トニナ水槽」です。



良株を入手していたのですが、葉先が黄色いのは、わたしが長い時間冷蔵庫保存していたので、状態が少しくたびれているからです。コンディションをうまく持ってゆければ、なんとかいけるだろうと、そんなことでスタートしています。良いところをみなさま方に今回リリースしてしまいましたので、自分用はそれでよいだろうと、、、。
でも、下位の葉やまわりは黄色いんですが、とりあえず展開をはじめた頂芽まわりがキレイな濃い緑になっていますので、気にしないでもだいじょうぶなんです。今後順調に展開していってひと月たったらどうでもよくなるんですね、これ。(笑)




初期のトニナの展開のチェックポイントは、頂芽の展開具合にあります。このコンディション・この水質が合っているか否か、数日後の頂芽の形状でチェックします。緑の葉が展開しキレイにカールしているか否か、ここで見ておきます。内側からどんどん葉が出てきており、そしてカールしているこの様子で一安心。
調子が悪いときは、頂芽部分が平らになります。上から押さえつけられた状況ですね。頂芽中央付近もまわりよりかえって色が薄く見えたり。そんな様子になります。そしたらどうするかって、それはあまり難しくない。貝予防にトーマシーをちゃんと入れていることを確認して、KHマイナスを使用の換水攻撃です。(笑)
ここは反省して、毎日でもやりますよ。そしてちゃんと回復しますよ。水草は簡単ですよ、ああすればこうなる、必ずうまくゆきますよ!!




手前の溶けている部分、なんと今回は放置です。(笑)
ほっといて止める手段でゆきます。だってめんどくさいんだもの、チカラワザでやってみますね、今回は。といっても、先週半ば以降おさかなで忙しくなってしまって、初日・2日目・4日目と2/3の換水、それ以降は続けられず…。本日より「KHマイナス換水」再び開始です。連日ジャージャーやりますよ、この病気の展開もしっかり止めておみせいたしますよ!!




ありゃ


こりゃ

「トニナの病気って、どんなの??」よく聞かれるご質問です。なかなかこれまでお店でよい例をお見せできなかったので、今回はあえてしっかりさらしておきますね。葉がグレーっぽく、時にはすぐ上の画像のように色が抜けてうすら茶色っぽく、この状態がトニナの病気です。何もせずして放置していると、この部位から同心円状に広がってゆきます。
これに対応し健康な状態へ持ってゆくのには、部分カットしそれを吸い出す。これを徹底的に行うのがセオリーです。ついでに換水ですね。放置しておくと日に日に進行しますので、早め早めの処置がオススメです。ひどすぎる株は抜いて思い切って捨ててしまいます。残ったところでこの病気の進行を止めることができれば、いずれ捨てるほど伸びて増えていってくれますので、ご安心を!!
あらかじめ決めて処置していたKHマイナスの量を20%ほど増やしての換水を続けると間もなくして止まります。貝が出ていると永遠に続きます。だから初期の段階で、予防の意味を込めてトーマシーをいっしょに入れておくんですね。
今回An aquarium.での処置は、「KHマイナス攻撃換水」のみでやってお見せしますので、今後の経緯もどうぞお楽しみに!!
水槽が古いと、つまり土壌バクテリアが豊かな水槽で低pHで維持できている水槽にはじめから植え込んだ場合は、この病気になりにくいですよ。pHでの目安はとりあえず「6.0以下」を目指しておきます。KHマイナス換水管理ならば、これは難しい数値ではないんですね。初めてで、なんだか難しそうだ!と、そうお思いの方は、ぜひ
An aquarium.までご足労いただきまして、お気軽にご相談くださいね。多方面での豊かな「水槽生活」をお約束いたします。




だいじょうぶなんかね、ホントにこれ。流木より手前部分、みんなこんなんですわ。(笑)
さてさて、ここからどう立ち上げるんでしょうか。このまま崩壊するのか、そんな心配がみなさんのアタマの中をよぎりますね。今後は、どんな風にだいじょうぶなのかを、しっかりお見せしてみますので、少しだけお楽しみに!!



幸運なことに、明日よりお店の営業がお休みなんですね。ここで少しは水草水槽がいじれますね。仕入れがなければ、久々にゆっくりやっておきます。



 11/6(日)

本日もおさかな到着!!

・Ap. ビタエニアータ "Jannuari"【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・すみません、すでにSOLD OUT!!です。
・Nan. ディグラムス "Santarem"
【Brazil便/WILD】・・・・・・・・・・・・サンタレンのディグラムスだ。珍しい!!
・レッドフィンブルーベリーインパイクティス
【Brazil便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・派手派手
・レッドショルダー ホタルテトラ【Brazil便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・久々、おさかなを見て感動した!!!

ジャヌアリ産ビタエニアータは、事前告知がまずかったか、本日開店早々に到着直後の3ペアが完売してしまいました。画像も収められずに、すべてご来店のお客さま3名様にお持ちいただきました。誠にすみません…。




さてまずは恒例となりました、他力本願です。





小さめ好みの近所のお客さま、画像をいただきました。
メンデジーはこの冬入荷の「リオ ウネイウシー産」、なんと入手時2cmちょっと。今でもこんなスタイルです。そして、先月入荷のネグロ上流産のロートカイル。入荷直後にこちらもあえて小さめ個体をご予約いただき、これが現在の姿です。画像もキレイで、水槽もAn店頭とはうって違ってキレイです。キレイな背景にはキレイなおさかなが映えますね。さてさて、このロートカイル、これじゃおさまらずにもっと激しく変貌しますので、しかとご堪能ください!!




ジャヌアリが完売した。画像も撮れずに・・・。としたら、お求めの近所のお客さま、さっそく水槽収容後の画像を送ってくださいました。もういませんが、みなさんもご参考までにどうぞ!!







【 Apistogramma bitaeniata "Jannuari" 】



いかしてる。まだ小さい個体ですが、腹ビレオレンジ。他の産地産との差異を少し垣間見る。何がどう違うんだろう、飼育できたヒトがそっと知ることができる。リアルな産地産、人気のそのわけをホンモノの威力を通して感じ取ることになるでしょう。





1998年、実は個人採集にて日本初上陸を果たした「
カカトゥオイデス "カレイロ"」。まだ彼は当時の名前・東京水産大の学生だった。時折An aquarium.へも顔を出してくれていた。そしてブラジルに行くという。準備から旅の行程の一部の相談にのる。ひとりで向かった。そして連れてきたのがこれだ。



【 Apistogramma cacatuoides "Careiro" 】



昨晩、この画像を送ってくれた。水産大構内の学生寮で数本の水槽をおいて自分といっしょに飼っていた。わたしも何度かその当時彼に呼ばれてその学生寮に足を運んだ記憶がある。まだこれは紙焼時代の画像です。スキャニングしたのか、紙焼をデジカメで撮ったのか、画像にうっすらラインが入っている。当時のなつかしい想い出や、このおさかなに対する彼の気持ちが画像からにじんでいる。確かわたしが撮影したんじゃなかったっけ…、当時のALのも載ったよね、この画像とあんたの採集行の記事。

ひとの人生の中に、とあるサカナがいる。これはステキなことかもしれない。




ハイ、それでは本日到着分の画像です!






【 Nan. digrammus "Santarem" 】
5尾 ¥3,800-
10尾 ¥6,800-
※ 珍しい産地産。今回ブラジルはサンタレン産です。






Characidae spec.
5尾 ¥9,000-
10尾 ¥16,800-
※ キレイなテトラはまとめて泳がすのがよいのだ。




※ ホタルテトラっっっって、体色飴色じゃないか。


※ なんじゃこれ、速すぎてうまく撮れんよ。シャッタースピード「1/320」に変更。(笑)


※ やっと止まってくれた。


※ しかしものすごくキレイだけど、レッドショルダー??、ん、背中が赤い!


※ やっと全貌を把握できた…。


※ 久しぶりに、カラシンで感動したよ。すごいサカナだぁ!!


【 Astyanax guianensis
5尾 ¥12,000-
10尾 ¥20,000-
※ これでもめいっぱい特価にしておいたよ!!ぜひご堪能あれ!!!






【 Ap. regani "Novo Araca" 】
ペア ¥9,000-
※ 上下ともに♂個体の画像です。仕上がり課程を経て、十分だけのアピストになってくれます。
今後もコンスタントな入荷の期待は困難。だって、人気のないアピストゆえ。ライバル無し!(笑)






バックヤードで、エリザベと同時期にセッティング。といっても、水槽内の流木の配置と収容魚の調整をする。サカナ社会の出来事は、サカナたちの数をうまく調整して望みます。つまり、水槽のコンディションの波が整いはじめたら、ブリーディングへは環境作りで下準備。その時をグッと近づけるわけです。
最近流行りの「パック流木」をここでもひとつ使用しました。そして10尾ほど入れていた同居のサカナを同時に減らす。程よくケンカするように取りはかるのです。これらのテクニック的なお話しは、来年開催しようと考える「ハイレベル・アピストブリーディングゼミ」などで企画し、お話ししてみようかと考えています。

で、どんなことになっているのかというと・・・。








【 Ap. viejita "Farb FormI" 】



これは手前に産んじまった…。想定外でした。わたしと常に目が合い守りにくそう。マクマスなら平気で守っているはず。ビエジタとは魚種が違いその性格まで違う。種によっての性格差、しっかりあるんですね。
今回の産卵数は少なく58個、まばらだし…。初回なので今回は許しておきます。これを見てもうすでに次回に備えて、こちらも新たにスタンバイをはじめます。まずはこの状況での雌雄のやりとり、同居の当てのさかなたちへの攻撃の具合。そのままがよいのか、さらに魚の数の調整が必要なのか、そんなことを考慮し次回に望みます。そして同時に現在の水槽コンディションの波を想像し想定し、もう少し守りやすいようにと流木の配置を少し変えておきます。2〜3週後にもう一度チャンスが訪れます。その時までに漫然な体制を整えておくのですね。二回目がダメでも三回目もあるし。四回目も五回目もあるし・・・。それで良いんです。




 11/5(土)

実は京都の輸入業者が、元K2漁師により集められた「マナウス便」をこのたび新規に輸入しています。今日はさっそく音羽にやってきており、京都の新しいマナウスネタ、無事に到着。なつかしいおさかなの名前が、目白押しです。リアル産地産・ジャスト産地産、かなりの久々ネタまで登場です!!

・Ap. ビタエニアータ "Careiro"【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・ハイクオリティーです!
・Ap. ビタエニアータ "Novo Araca"
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・パラクーバ似の派手なビタエニでしたね
・Ap. ビタエニアータ "Novo Araca"
(S-class)
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・少し高いのでお店用種親に
・Ap. ビタエニアータ "Mamuri"
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・・・・・久々ですが、特価リリース!
・Ap. カカトゥオイデス "Careiro"
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・4年ぶり!採れない・少ない・希少種!!!
・Ap. カカトゥオイデス "Novo Araca"
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・・・3年ぶり!
・Ap. レガニ "Novo Araca"
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・・・・・・・お好きな方はお見逃しなく!
・Ap. アガシジー "Mamuri"
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・・こっそり実はかなりの久しぶりネタです。


ビタエニのカレイロは、さすが優良個体です。青い系、なつかしい独特のカレイロシルエット、好感度満点です。
ノボアラサのビタエニは、2008年に初入荷でしたね。「Aクラス」が4ペアいまして、その下の小さなサイズも確保してあります。そちらはしっかり育てておきますね。「Sクラス」が1ペア来ていますが、少し高めなのでお店用種親候補にしようかと考えています。ダントツですので、その質は十分です。ご希望の方はこっそり耳打ちしてください。1週間以内であればもちろん迷わずリリースさせていただきます。
続いてのビタエニマムリ。有名産地産ですがしばらく入荷がありませんでした。こちらはカレイロの青に対してオレンジ系統です。これはそれぞれの産地産の傾向ですので、個体差さまざまございまして、お好みでお選びいただけます。
そしてやって来ました、ブラジル産カカトゥオイデスの大御所2種、まとめて到来いたしました。カレイロ産は腹ビレの先が黄色、アラサ産がオレンジでしたね。産地で明確な色彩差があり、いわゆるブルー系のカカトゥはカレイロ産です。相変わらず採集総数が少なすぎ、今回十数尾のみです。これは日本到着総数がその数ですので、収量としてはかなり悲惨なモノです。なんとか3ペアは取れます。総じて小さめ。致し方なく、高価なリリース価格になります。こればかりは誠にすみません・・・。
ノボアラサ、こちらも貴重なブラジル産カカトゥ。サイズまちまちですが、カレイロよりは少し多めに来ています。総じて♂は大きめなので、種親としてご検討いただければ幸いです。貴重であることが先行し、選ぶ余地なく申し訳ないところです。ただ、この地の産地産特有のヒレ先の鮮明なオレンジは強烈な印象を与える美種であることは間違いありません。
アラサのレガニも来ていますよ。お好きな方にはたまらない色&形をしています。次はいつになるのやら、これもまたお見逃しなく!!
最後にアガシジーのマムリ、ビタエニのマムリ同様ここのところの入荷が皆無。最近はじめた方などでは、まだご存じない方も多数いらっしゃるでしょう。マナウスの町の近郊に、カレイロ・ジャヌアリ・マムリ・マナキリと、かつてのK2便で、さまざまにぎわした時代があります。いずれも町の名前ですが、詳細地図を広げると、マナウスの町からはソリモンエスの対岸であったり、マデイラ水系産であったり、ソリモンエスとネグロの合流点付近手前であったりと、元々の水系が異なります。名前だけを追ってゆくと、どれも似たようなモンじゃん!というのもあたらずもがな。ひとたび詳細地図を開き、マップに産地をプロットしてみると、これがまたドキドキできるんですね。知識で知っている名前と川筋と、実際の個体の雰囲気とがリンクするのです。現地に思いを馳せる・まぶたの裏の世界をそっとご堪能いただけます。おっとと、解説講釈長すぎました。オレンジ黄色が鮮明で、オススメキレイなアガシジーです。ぜひどうぞ!!

産地名と種類の羅列では、いまいちピンと来ない!!というお声を多々いただいておりますので、今回はあえてそれぞれの種の解説をしてみました。ご好評ならば、特に久しぶりのネタがやって来たときなど、その種の位置付けやかつての入荷状況などを少し補足して、お知らせするよう努めてみたいと思っております。ご希望がございましたら、何なりとお寄せください。可能なことからすぐにでも実現してゆきます。
ただ問題は、知れば知るほどに欲しくなってしまう…。やっぱり見ない方が良い、学ばない方がよい、知らない方がよい、新鮮で詳細な情報のご提供は可能なのですが、みなさま向きにそれがよいのか悪いのか、極一部のマニアの中だけにとどめておいた方がよいことなのか、むしろ逆にこんな想いも駆けめぐります。これも本音なんです…。


それと、、、、さらに明日はいよいよ、1日遅れての「
ビタエニアータ "ジャヌアリ"」が到着します。先行で良いところ3ペアのみですが…。




ではさっそく、到着直後の新鮮画像です!!







【 Ap. bitaeniata "Careiro" 】
SOLD OUT!!
※ 抜群です。カレイロの特徴がしっかり出ている個体です。
顔黄色に後半青、控えめに言ってすべて準Sクラス。
(ちなみに画像は同一個体の連続写真です!)





※ 入荷直後にもかかわらず、胸ビレのオレンジ・尻ビレのオレンジ・・・。


※ そして、しっかり♀・・・。これなら仔取りも容易で、言うことがない。


【 Ap. bitaeniata "Novo Araca"(S-class)】
SOLD OUT!!
※ 1ペアのみ!ただしちょいと高価です。An aquarium.種親の予定。リリース受付は1週間です。




※ これぐらいなら、育ててなんとかSの雰囲気に近づけるかも…。


※ 初めのうちならこんな感じで良いところの♀のお渡しも可能です。


【 Ap. bitaeniata "Novo Araca" 】
ペア ¥17,800-
※ Aクラスです。パラクーバの強烈オレンジ方向のビタエニアータです。
オレンジが薄い個体は、けっこうブルーメタリックが目立っています。






【 Ap. bitaeniata "Mamuri" 】
ペア ¥9,800-
※ 今回久々に「マムリ」までご準備できました。先行で良いところ5ペアのみです。






【 Ap. agassizii "Mamuri" 】
ペア ¥9,800-
※ マムリアガシジー、これも久々。S〜Aの取り混ぜリリースです。優良個体ぞろいですよ!
10ペアおり、ハズレもおりません。おはやめアクセスで、お好みチョイスいただけます。





※ 来たよ!!しかもちょっとだけ…。それは収量がやはり少ない。これまでも毎回そうでした。


※ ♀、チビながらしっかりいけてます。仔取りもさほど苦労しないでしょう。


※ 腹ビレの先、しっかり黄色の発色をすでに持っています。ここからボディーは「青」に!


【 Ap. cacatuoides "Careiro" 】
SOLD OUT!!
※ 今回3ペアのみのリリースとなります。3ペアしか取れなかった、というのが実情なんです…。




※ ブラジリアンカカトゥオイデス、メラニンパターンが少し複雑です。アラサの♀。


【 Ap. cacatuoides "Novo Araca" 】
ペア ¥28,000-
※ 腹部の広範囲にオレンジがのっている個体。すっきり色なし個体もあります。
カレイロの黄色に対して、アラサは各ヒレ先のオレンジの発色が特徴です。
いずれもブラジル産のカカトゥはほとんど入手チャンスがありません。ぜひお見逃しなく!




《参考画像・2008年入荷の「アラサ」仕上がり個体画像》

※ ご参考までに、ギンマツ時代初入荷時の個体。入手より2ヶ月あまりの画像。当時のAL広告&アピスト特集で使用。






先月新発売の、パック詰め小型流木です。すでに店頭にて大人気商品。サイズがアピストの産卵床にちょうど良いんですね。M水槽で、30キューブで、ジャストサイズです。といっても2個ぐらい入れてちょうど良い感じです。自生地では落ち葉の陰に潜み、落ち葉の下に卵を産みます。不揃いの流木の形状が、この産卵床に最適なんです。大昔、わたしも植木鉢をノコギリで半分にカットして使用していたことがあります。やはり人工物の水槽への導入に抵抗がありました。産卵床のせいで意外に産まないし。産卵の機会を多く程よく与えてくれるのが、この不揃い流木。慣れるとどこに産んでくれるのかがある程度分かってきますが、不安なときは産卵場所をアピストに選ばせる、これがスムーズなんですね。天井高いのは向きません。低い天井が産卵誘発への思索なんですよ。だから流木です。とてもスムーズなんですね。


※ こんな感じで真空パック。アク抜き済み&濡れているのですぐ沈みます。


※ 袋を空け分かりやすく取り出し列べてみました。すぐの使用が可能です。すでに100個以上売れちゃった人気の品。
発送ご希望の方はアピストといっしょに同梱包いけますよ。産みそうな流木を、しとうが代わりに選んでお届けします。
訳あってお値段出せないのですが「特価」です。さらに「3個特価」ってのもありますので、お気軽にご用命ください!!






さてさて、しとうの98,000円、今日は調子に乗ってこれもご紹介してしまいます。



※ じゃん!!


※ なんかおかしいね。ん〜、先日しっぽ切りました。通常しませんが、自分のだから切りました。(笑)


※ でもね、宣言していたとおりに…。そう、♀です。なんか雰囲気が変わっている。


※ 一日近所のお客さまに先を越されてしまいましたが、告知通り本日産んでます!!


※ どうだ!!「118個」あるぞ!!!(笑)



初回の産卵です。それなので雌雄のやりとりの様子をもっぱら観察しています。「間もなく産みますよ!」宣言のあと、新入荷の上記で紹介した「パック流木」を2個投入。産む場所もあらかじめ想定しているので、その産卵床前に、あえて障害物になるよう破片流木を置き、こちらから丸見えにならないようにそっとセッティング。このエリザベもアホですね、わたしの思うがままに観察しやすいベストの場所に産んでくれていますよ。破片流木どかしたら、全部こちらから丸見えなのを知らずに…。(笑)
とりあえず、今便のエリザベの産卵、第二号の報告は
An aquarium.バックヤードでの個体でした。




 11/4(金)

本日も仕入に出てます。ただ、アピストはありませんので、今日
だけはご安心を!

・ディクロスス マクラータス "Santarem"【Brazil Belem便/WILD】
・ディクロスス フィラメントスス "Barcelos"
(XL)
【Brazil Manus便/WILD】
・クレニキクラ sp. "SantaIzaber"
【Brazil Manus便/WILD】
・ナノストムス アンドゥゼイ "Barcelos"
【Brazil Manus便/WILD】
・プンティウス ゲリウス
(大きめ)WILD・・・・・・・レイアウト水槽用。バラでの販売不可です、すみません。(50尾)
・ゴールデンハニー
・ブラックモーリー

・グロッソスティグマ【tropica】
・アヌビアス 各種(4種あり)
【Cameroon便/WILD】
・ボルビティス ヒューディロティ "カメルーン"
【Cameroon便/WILD】・・・・レイアウトで使える。大量にセレクト!!
・リムノフィトン【Cameroon便/WILD】



ディクロススの2種は、良くペア売りで出ますが、今回は棲息水域での彼らの特性を反映させていただきまして、「♂1/♀2」での販売を心がけます。

・D. マクラータス   3尾(♂1/♀2)セット ¥9,800-
            5尾(♂2/♀3)セット
¥14,800-
・D. フィラメントスス 3尾(♂1/♀2)セット SOLD OUT!!


複数尾で広めの水槽での飼育をオススメします。マクラータスは弱酸性、フィラメントススは酸性(pH6.0以下)で安定している水草水槽があればそこで楽に飼育できます。水槽スペースせまいと、本来の彼らの遊泳性を引き出せず、魅力半減です。飼育のステージをしっかり準備しチャレンジしてみてください。
特定個体とペアを組むというよりは、出会った発情した個体同士がペアを組んで産卵するスタイルですね。繁殖までの近道でもありますし、自生地でのその行動を垣間見ることができますので、広めの水槽がぜひオススメです。





ワイルドエリザベ産卵、第一号のご報告。




はやい。見ちゃって良いのよ!見ちゃって良いのよ!全然平気です。(笑)

近所のお客さまです。まずは一回目ですので、ご本人も落ち着いていらっしゃるご様子。アクアゼミでの飼育者心理教育の成果が(笑)、さっそく表れています。いい感じいい感じ、そのペースです。そのうちうまくゆきますので大丈夫だいじょうぶ!!
数ははじめだもの、そんなもんです。じぇんじぇん気にせんでよいのです。この水槽がまずはいけてる証拠ですね。あくまでそれは「点」でのエリザベからの評価でしたね。「点」を「線」として流れをくみとる、そして良い波に乗せるんでしたね。それでいいです良いですよ、そのペースです!!




さて、本日の画像です。







【 Nannostomus anduzei "Barcelos" 】
10尾 ¥3,000-
※ 100尾います。変わり者ですので、これも1尾1尾セレクトしてきていますよ。(笑)






【 Crenicichla sp. "SantaIzaber" 】
1尾 3万円
※ また連れて来ちゃった。だってサンタイザベルの、ブラックウォーター・ネグロパイクよ。手にできるだけで幸せです。(笑)
よろしければ、感動のおすすお分けしますんで。合計で4尾います。
オマケにジョアンナの♀みたいなのが1尾。これもサンタイザベル産。






順調に溶けてます。(笑)






葉の一部の色素が抜け、透明になっているところが分かりますね。これがトニナ特有の病気です。先日ご紹介いたしましたお店の新規立ち上げ水槽のでも生じています。

初期の底床が新しいと、もしくはKHが高いと、時折こんなことになります。良くあることですので、少し気にしながら処置します。ここでは過度に反応するのではなく、しっかり処置するってことが重要ですね。

【方法1】
まず部分的に見受けられる程度なら、ハサミでカットして除去します。部分がしれているときは、この「方法1」で処置します。量が多いときは植え込んだ株ごと捨ててしまいます。多少歯っ欠け状態になっても、いずれそのうち増えてきてくれるので、過度に気にせずにひどい株は思い切って処分してしまいましょう。毎日よく観察していると、程度が浅いときにこの病気の部位を見出せますので、そんな時は部分カットしながらそれをホースで吸い出します。この端切れが他のトニナに引っかかり触れていると、そこからまた病気が広がりますので、端切れを水槽内に残さないように処置するのがポイントです。吸い出し行為のあとは、水も減っていることですし、換水しちゃいましょう。KHマイナスを適量入れながら、全体水量の2/3は行います。翌日も広がっている場合は、同様の処置をして、ここでも2/3の量のKHマイナスを入れた水道水での換水処置をします。数日続けると、この病気もしっかり止まり良好な生長がはじまります。その頃、多少の土壌バクテリアの展開と、低KHでの水槽維持ができはじめますので、これはそのタイミングと一致します。ポイントは「水道水にKHマイナス」による換水です。R/Oではだめよ。普通に水道水が良いんですね。

【方法2】
こちらのやり方は、少し無謀です。止まるまで換水方式、毎日2/3以上&KHマイナスを入れての換水攻撃により、このトニナの病気を撃沈させる方法です。慣れないと、もっと増えてしまうんではないかと不安になり、なかなか踏み切れません。だからみなさん向きにはあまりオススメではありません。腹を据えて、あきらめ半分処置するのであれば、こんな方法でも止めてしまうことができます。メインのさかなが入っていないので、過酷な換水も思い切って行ってしまいます。あくまで立ち上げは「トニナ視点」&「トニナ主導」で行います。立ち上がりの期間は、「ひと月間はまったく全然立ち上がらないのでどうせ良いのよ!」とした腹づもりでいることがポイントといえばポイントとなります。気がついたら落ち着いてきている、と、この数週間後の状況を目指します。


このKHマイナスを入れての換水処置で、なんとかなりますので必ずいけます、だいじょうぶですよ!!
テトラpH/KHマイナスは、いつでも音羽に在庫あり。お持ちでない方は必須アイテムですのでお求めください。スポンジフィルターでのアピストしいくではトラブルの元になりますので、出来る限り使わないで維持するように心がけましょう。水草水槽での必須アイテムですので、どうぞご承知おきください。

立ち上げ初期は、日々の観察がモノを言います。自らが植え込んだ水槽内のすべてのトニナの調子を見手ゆきます。日々の観察ですね。そして、見出したら「KHマイナス換水攻撃」で撃退です。ひと月過ぎるころには、この初期の立ち上がりの苦量を忘れさせてくれるような「
トニナ水槽」が無事稼働をはじめ動き始めています。初期は心配の連続ですが、このKHマイナスでの換水テクを身につけられると、アピストよりにも水草水槽よりにも、2ランク一気にアップしますので、がんばってマスターしておいてください。
てのは、次は「
ハイレベルゼミ」にて、更なる
『未知との遭遇』にみなさんをご招待したいからなんですね。



 11/3(祝)

気を抜く間もなく、誠にすみません・・・。さらっと今日は少しのコメント付きの画像だけにします。



※ 今回の黄色テッフェ、チビめ♂。


【 Ap. bitaeniata "Tefe" 】
ペア ¥12,000-
※ ほえてます。日本到着・翌日の様子。






【 Ap. agassizii "Tefe/Yellow Cheek" 】
SOLD OUT!!
※ イエローチーク個体、さっそく本領発揮です。翌日でこれですから、さらにまた楽しみが増えました。




※ 赤の「Sクラス」、展示販売水槽に移しました。確かに目の毒ですが、あえてさらします。


※ AとSの差は、♀にもあります。Sはなお一層しっかりサイズでのご提供に努めます。



※ これもSクラスの♀。♀のくせに赤いです。


※ 鰓蓋の異常な赤さが今回の地域変種、最大なる特徴。今後の行く末さえ危ぶまれる…。


【 Ap. mendezi "SantaIzaber-Red"(S-class)】
ペア ¥29,800-
※ まだだいじょうぶ。本日の営業をかいくぐっております。複数ペア、まだいけます。
「A-class」の在庫もまだまだ余裕がありますので、ご安心ください。(
ペア¥19,800-





 11/2(火)

ドイツ フランクフルトで荷物の積み残し、消えたと思ったブラジル マナウス便、なんとも1日遅れて本日到着!!

・Ap. ビタエニアータ "Tefe"【Brazil Manaus便/WILD】
・Ap. アガシジー "Tefe/Orange"
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・Sクラス相当あり。均一特価にてサービス
・Ap. アガシジー "Tefe/Blue"
【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・これもやばい感じ…。「準S」ぞろい
・Ap. アガシジー "Tefe/Blue"
(S-class)【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・・・・今回1ペアのみ!
・Ap. メンデジー "Santa Izaber-Red"
(A-class)【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・昨年なかった衝撃!!!
・Ap. メンデジー "Santa Izaber-Red"
(S-class)【Brazil Manaus便/WILD】・・・・・・・・・見ない方がよい



現在ブラジルなどからの多くの荷物はヨーロッパ経由で日本に来ています。フランクフルトなどで荷物を積み替えて日本にやってきていますが、時々こうしたことがあります。出荷さえしていないと思ったら、荷物は出ていた、そして積み残しのせいで1日送れて到着した感じです。荷が流れるときは、来ないで終わることも多々ありますが、今回はモノだけはなんとかやってきたというわけです。今回アピストは現地輸出業者の配慮があり、1尾梱包で小さなビニール袋に入ってやって来ていました。到着時のロスも一箱あたり数尾という、遅れたわりには比較的良好な着状況でした。





明日は臨時休業します!、なんて言ったら怒られるんだろうな〜。(笑)

これは悪い冗談ですよ。祝日営業時間で、午後1時開店〜6時閉店、通常営業いたしますのでどうぞご安心ください。

さてさて、本日お持ちいたしましたおさかな画像、さっそくご紹介いたします。





【 Ap. bitaeniata "Tefe" 】
ペア ¥12,000-
※ テッフェ産ビタエニでこれだけ黄色い個体って、実はかなり珍しいんですよ!!
今回は特に「黄色セレクト」に励みました。今ならよりどりでお選びいただけます。







【 Ap. agassizii "Tefe/Blue" 】
ペア ¥9,800-
※ Aクラスですが、かなり変貌しつゆきますので、入手後はしかとお楽しみください。
今回も、数ある中から「青タイプ」の吟味をしてきています。





【 Ap. agassizii "Tefe/Orange" 】
ペア ¥9,800-
※ 「青タイプ」と同一価格にてサービス。画像は偶然目の前を通りかかった個体です。(笑)
このレモンイエローが、飼育時間の経過とともに深みのあるオレンジ色に変わってゆきます。





【 Ap. agassizii "Tefe/Yellow Cheek" 】
SOLD OUT!!
※ ベースは「青タイプ」で、頬だけ黄色い個体です。これらは単なる個体差です。
この印象の良個体が目に付きましたので、今回2ペアほどお持ちしております。







【 Ap. agassizii "Tefe/Blue"(S-class)】
SOLD OUT!!
※ 1ペアのみです。言葉いらず。










【 Ap. mendezi "SantaIzaber-Red"(A-class)】
ペア ¥19,800-
2ペアで ¥36,000-
※ 昨年の頬オレンジメンデジーをはるかにしのぐ「頬朱色!!」。ヒレもこりゃ同色だよ、まずい…。(泪)
9月入荷のサンタイザベル産は「黄色」でした。朱色は当然同じ町の名を冠していても、明確に別産地産。
尾ビレの柄の雰囲気もかなり異なります。どこで採っているんでしょうねこれ。10年通して2度目かな…。





【 Ap. mendezi "SantaIzaber-Red"(S-class)】
ペア ¥29,800-
※ 10ペアは取れない…。本日はあえて暗い画像にしています。今のところまだ腹部はオレンジです。
そこも朱色に変貌してしまうのでしょうか…。発色が強い個体からリリースしてゆきたいと思います。



メンデジー「A-class」は、店頭の展示販売スペースに落ち着いた個体をすでに収容してございます。「A-class」でも頬の朱色は比較的鮮明ですのでご安心ください。他の産地産との差異を、今回そのパーツの発色だけで十分にご堪能いただけます。到着間近ですのでこれからどこまで変貌するのかは、実に末恐ろしい…。早いうちにご予約いただければ、この「A-class」もかなりご期待いただけます。こちらの個体たちもかなりのオススメぞろいですので、どうぞご安心あれ!!
今回のメンデジー「S-class」は、今日のところはバックヤードストックしています。こちらは数に限りがありますので、店頭でお声がかかったときにお連れいたします。発送をご希望のみなさんへは、ご予約順に上位個体からお届けさせていただく予定です。いずれにしても、おはやめのアクセスをお待ちしております。




 11/1(月)

本日お店はお休み、やっとこゆっくり水槽がいじれて幸せです。(笑)

先日の「
水草ゼミ」ならびに「アピストゼミVol.3」ご参加のみなさま、補講の時間ですよ!!
今日は店頭45cm水槽(450×400×400)にて、
トニナベースの水草水槽を1本立ち上げました。底床の敷き方から、一度おさらいしておきましょう。順を追って、画像にてご紹介してゆきましょうね。



まずはパワーサンド。楽だからパワーサンドです。C02添加する水草水槽にはわたしは必ず使用します。なぜならば、後々の状況が液肥いらずで楽ちんだからです。こんな便利な製品を使わないだなんて、わたしにとってはあり得ないことです。
底は「450×400」、よって60cm水槽と同じ底面積。使用量は1袋の1/3強です。これで十分なんですね。5年も維持するなら別ですが、1袋投入する意味はここではございません。メーカー推奨の量はあくまで「メーカー推奨」であって、自らその特性を知ることで使いこなしてゆくんですね。自分なりの適量を知る。ここはいくつもの水槽立ち上げの経験が生かされるところです。




四方のガラス面から3cm、パワーサンドを内側に寄せます。パワーサンドの肥料分がガラス伝いに水中にしみ出すのを防ぐためでしたね。これはしとうが何度も何度もパワーサンドとアマゾニアを使用してきた結果、あみ出したひと工夫です。みなさんもマネをしてくださいね。パワーサンドの強力な肥料分を最底に封じ込め、余剰な初期のコケをおさえることができます。つまりしっかり封じ込めることができれば、肥料の持ちも当然よくなるということですね。使用量が少なくても十分である理由のひとつがここにあります。
そして、ゼミでもお話しいたしましたが、いざ稼働させたらば最後、この底床部分を掘り返しいじることは不可能です。したがいまして、とても丁寧に時間をかけて大事にやるところです。手抜かりなくこの底床準備をいたしましょう。




底床ネットをかぶせ、水槽のまわりからソイルを投入します。手でネットを押さえ込みながら、その手の甲と指にソイルを上からかけるようにして、順に敷いてゆきます。1周したら上の画像のようになりますね。




そして、「生・土壌バクテリア」。立ち上がりがグンと違います。これもしとう長年のノウハウです。しっかりマネしてくださいよ!。とは言え、これはたいしたことではないんです。土壌バクテリアが大事であることが分かっていれば、そう、少し考えれば経験者なら誰でも気がつくことなんです。




平らにならしました。ここもしっかり丁寧に行います。重要です。そして、この量が多すぎるとダメなんです。稼働してからの水のにごりがひどくなります。これも内側に封じ込めるのがコツですよ。あくまで元種なんですね。バクター100が不要になります。こちらの方が格段に即効性あり。植え込み後の展開スピードに大きく差が生じます。ただ、元種が準備できない場合には、ここでしっかりバクター100をまいておきます。こうして大事な土台を作ります。




ソイルを敷きました。60cmと同じ底面積なので、アマゾニア9リットル・1袋投じました。レイアウト水槽ではないので、盛り土は無し。多少後方を2cmほど高くする程度。
レイアウト水槽を作製する場合は、1袋の8割の量をまずは敷き、それをキレイに平らにならします。そこで流木等の素材を投入し形を作ります。残りの2割のソイルを使い、必要なところに盛り土をして完成です。実際に水槽の中で流木や石を組んで仕上げるのではなくて、水槽の前で同じ底面積の段ボールなどを準備し、そこでしっかりシミュレーションします。水槽外の場所で、しっかり形を決められたら、そっとそのまま水槽に素材を入れて短時間に組んでしまいます。時間をかけて良いのは水槽の外の紙の上。ソイルの上でいじくり回すと、ソイルもいじりすぎてしまってグズグズになる。スタート時の無駄なにごりを軽減するために、ここでもそっと気遣いをします。




さてさて、水を張りましょう。An aquarium.では水道の蛇口から直接ホースをつないで投入しています。はじめはチョロチョロと、底床全体をしめらせながら行います。時には霧吹きでぬらしながら行いますが、今回はこのようにホースの先にエーハイムのスポンジをつけて直接チョロチョロゆきました。




少し水を張ったところで、水道の投入量を徐々に増やし、ホースをもう1本、排水ホースをさっそく準備します。そう、水を入れながら水を抜くんですね。水面が少し見えていますね。この時に水を入れながらこうした汚れを同時に吸い出してゆきます。イメージは「川」です。どんどん新水を入れながら排出してゆきます。半強制的に水をここでも100%換水しているわけなんです。ここで適当にコントラも入れていますよ。
アマゾニアも今年の冬から「NEWアマゾニア」になり、初期ロットは優秀でした。ただ「マルチ」という粒がパウダーとノーマルの中間サイズが出たころと同時期のロットは多量のワラは浮くしにごりというかアクがひどい時もありました。秋以降の最近のロットは初期ロットのようにうまく行きますので安心です。
何で判断できるかというと、「粒子の形状」を見れば分かります。少し角張っているのがダメロット。丸い粒であれば「優良ロット」と判断できます。です。もちろんAn aquarium.の現在販売している「NEWアマゾニア」は秋以降のロットですので、翌日にはすっきりキレイに立ち上げることができますのでご安心ください。




エーハイムの内部フィルターのみのろ過です。本体は新品ですがスポンジは中古です。ろ過の内部にも少し気配り。ただし最下段のスペースのみ中古スポンジ。今回上部はサブストプロの新品が入っています。これから換水ベースの立ち上げを行いますので、底床内部に中古ソイル、ろ過のスポンジも中古と、これだけ準備しておけば十分すぎます。ひと月の間は「どうせ立ち上がらない!」と思いながら、立ち上がり状況に一喜一憂せずしてこの水槽と向き合ってゆきます。
流木を2本入れトニナの植え込みも完了しております。これで約50本です。これからしばらくは「pH/KHマイナス」を投入しながらの換水です。当日二日目三日目と、スタートダッシュは3日間連続換水で決めます。その量は2/3以上です。そう、イメージは「川」なんですね。換水で追い出し洗い流すようにします。最底部に仕込んだパワーサンドの肥料分が、初期は日々しみ出してきています。それを洗い流す行為としてこういう処置をします。この行為によりスムーズな立ち上がりをしっかり約束します。




透明な水になりました。このトニナ水槽にはゆくゆくアピストを収容します。実ははじめからさかなも投入します。今日はアピストはやめておきましたが、水面の油膜採り用にと今回プチバルーンブラックモーリーを3尾、念のため貝発生予防にトーマシーを2尾収容しました。トニナ水槽では貝の発生は致命的です。生じてから処置するのではなく、事前に予防しておくことがスムーズな立ち上がりを助長します。貝が発生してKHが上がる、それに対して処置するよりも、事前に出ないようにしておくというのが有効な手段なんですね。



経験は先回りして処置することを可能にします。すべては水草やおさかなや、そうしていつも気にしている水槽コンディションの変化が教えてくれるものです。web検索での情報収集に疲れたら、An aquarium.にお越しください。秘やかに最先端の技術とあなたに合わせた適切なアドバイスと出会うことができます。
いつでもお越しください。ここはわたしだけしかいないお店です。つまりしとうが直接みなさんにこうしたノウハウをお伝えさせていただいております。いきなりいっぱしの水槽を作製することを目標にしていますので、熱意だけご持参いただければそれで十分です。今月はおさかなも一段落しましたので、なんだかんだとゆっくりご説明ができると思いますので、お時間見つけてどうぞお気軽に!!







さてさて、これまでの新入荷の情報を見て、つらい思いをすることが多々あったかと思います。
その多くはさかなのリリース価格的な問題よりも、むしろ、

収容できるスペースが今ないぞ!

ってことかもしれません。そしてさらには、いざ購入を決め、そのおさかなの導入に際し、

この水槽で受け入れても大丈夫かな、水槽の立ち上がりにも少し不安が…。

とした思いがアタマの中をグルグル駆けめぐる。

でも急がなきゃ!、いいのがなくなってゆくよ。
(泪)

特に先月は、そんなお声が実に多数こちらの元にも寄せられました。


なんだかんだと1年中なにかしらのアピストたちがweb上をにぎわす。確かにwebチェックさえしなければ、欲しくもならないはず。この時期はすでにネグロのシーズンに突入し、その他ブラジル全土から久々ネタや新規ネタが到来する。『
またあの悔しい思いをするのか…。』いや『ここはもうそんな思いは懲り懲りだ!』そうだ『今のうちになんとかしておこう!!』、と、こうして新規水槽の準備を始めることを決意する。
どうせやるのなら、ある程度見栄えと長く使えるものが欲しい。ここで何度も経験した痛い思いが形を換え、事前の準備に取りかかる。そう、入れるところがなきゃ何もはじまらないのだ。

そんな流れを事前に想定し、しとうのアタマの中の使い勝手を「
APAP水槽台」という形にして、昨年末はじめて世に送り出しました。温めていた時間は実にギンマツ時代から。凝縮された機能性と、製品の暖かみを同時に実現してみたつもりです。ただ安かろう悪かろうは、近年のアジア製品の普及によりすでに我々も身にしみている。国産が欲しい。この時代、価格的な折り合いも盛り込みたい!それらを音羽でひとつの形にしてみました。





「お店みたいだ!」

そう、音羽のお店においてございます(笑)

このたび新規に導入いたしました『
APAP水槽台三段仕様』。順調に稼働をはじめております。

二段の標準タイプといっしょに店頭で使用しすでに稼働している様子がこちらです。
↓↓↓


【APAP水槽台 二段仕様】
¥48,000-

【APAP水槽台 三段仕様】
¥78,000-


三段仕様
」も、こちらの利幅もしっかり削減ながら製造元にもご協力いただき、折り合う価格でのリリースをこのたび現実化いたしました。そして新たにAn aquarium.の新規ラインナップに!!
最上段の水槽の高さは立ったままでの目線にしております。つまり標準仕様で160cmの身長の方でちょうど目線になるように配慮しております。このたび店頭でご準備いたしました「
三段仕様
」は、お店での仕様を考慮しあえて10cmかさ上げしてございますので、お店の展示サンプルを元にぜひご参考にしてみてください。

すでに「
二段仕様」はかなりの人気のアイテム、下段の水槽の目線を床に座った状態でちょうど良くなるように配慮してございます。こちらはアピスト好きのみなさま方にご好評を得まして、間もなく20台を超える受注をお受けいたしております。遠方のお客さまでは、まだ「箱根の山」を超えておりません。北の方面では「利根川」をまだ渡っておりません。事実上まだまだ「関東限定商品」です。APAP水槽台の全国進出、あなたがその地でのAPAPオーナー第一号になるチャンスです。(笑)

既製の水槽台をベースに、若干の割り増しで、地色や扉のカラーリングの変更・サイズのオーダーもお好みで可能です。お気軽にご用命ください。

器なくしては新規の導入も困難です。お部屋のスペースを空けて、この際ぜひ「
APAP水槽台
」の導入をお急ぎください。納品後もしとう自らのサポートをしっかり行っております。サービス体制も常に万全ですので、スムーズな立ち上がりを同時にお約束いたします。

「あんたんとこの台、使っとるんだからな。これからも頼むで!」

「まかしときなはれ!」

という関係が、同時にスタートするわけです。





 

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